稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

2004-10-26 伝票処理

2004年10月26日 | つれづれ
毎日の仕事で腹立たしいことがある。コンピュータの使い方である。営業の担当者がコンピュータに入力するための伝票を電卓で手計算し手書きしているのだ。それをオペレーターが手入力する。人間のすることだから計算の間違いだってたまにある。するとコンピューターは計算ミスを発見し報告する。また振り出しに戻り膨大な作業が繰り返される。

コンピュータは計算するための機械である。大きな記憶装置では無いし人の計算間違いを発見するための機械でもない。人間の代わりに、人間が間違いやすい計算を代わりに行い、たくさんのデータを照合しながら入力されたデータの整合性を追求し、出てきた数値は、人間が新たな仮説を打ち立てるのに役立つためにある。人間の思考の補助をすべき機械のはずだ。機械のために膨大な事務作業が生まれている我社のコンピュータの使い方は大きな無駄であると言えるだろう。きょうは我が部門の棚卸しで朝から伝票書きに追われている。毎回、勝ち誇ったようなエラー発見のアウトプット資料が出るがつまらない話である。何とかならないものかと毎回思う。思うが虚しい。
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