稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

2004-10-25 同僚の死

2004年10月25日 | つれづれ
会社の同僚が亡くなった。同い年の働き盛りだ。彼はつい先日まで元気だった。この数日顔を見せないでいたのできっと出張にでも出かけているのかと思っていた。数日前に足の痺れとムクミが原因で入院し心臓発作であっけなく亡くなってしまった。残された奥さんや2人の娘さんの悲しみは大変なものだと思う。部門も違うしそれほど親しくしていたわけではないが同い年ということもあり何だか身につまされる。

おそらく彼も自分が死ぬなんてこれっぽっちも考えていなかったろうと思う。足の痺れやムクミなんて誰しもよくある話だしそんなことが死に至るなんて思いもよらないことだ。今回の長野の地震でも、まさか地震が来るなんて思わなかったろうし、死なれた方もまさか自分が死ぬなんて思いもよらなかったろう。人間誰しもいつしか必ず死ぬものだが、それぞれ死ぬ覚悟が出来ていないにしろ、ある程度の年齢になれば死への覚悟というものは自然に出来てくるものだと思う。しかし今回の彼の例や地震で亡くなった方々は覚悟など思う間もなく亡くなってしまった。死者の魂よ安らかに眠れ。自分自身のことにも思いを重ね、残された家族の幸せを祈らずにはいられない。
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