稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

体幹を鍛えること

2017年05月26日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)

(下呂温泉で撮影 本文に直接関係はありませんが、軽い傘でも安定感があります)

昨夜は師匠のところで稽古。

まずは向かい合って、片方が、両手で、相手の頭の高さで竹刀を横にし、
打つ方は足はそのまま、左足加重で踵を浮かしたまま、
竹刀が届いた間合いで振り上げ振り下ろす。

次は、同じ間合いで、右足を出して振り上げ、右足引いて振り下ろす。

その次は、少し離れ、中段の構えから、右足を出して振り上げ、打ち込んで行く。
受けるほうは真っ直ぐ下がってやる。

その次は、中段の構えから、右足を少し出し、
そこから右足を大きく出しながらて打ち込んで行く。

次は足捌き。体育館の端から端まで構えたまま前進。
タイプ1)1で右足出し、2で左足引き付け、3で左足下ろす。
タイプ2)1で右足出し、2で左足引き付け、3で右足出す。

ここまでの稽古でも、自分自身の体幹がブレまくりなのを痛感する。
ブレまくりなので遠くからは打てない。まさに日頃悩んでいるところだ。

そのあとは面を着用しての基本稽古。
ここでの基本稽古はただ面や小手を打つのでは無い。
前半にやった、打ち間まで一歩入り、右足出し、
さらに右足大きく踏み出して打つということが原則である。

師匠は言う。
「何をするにも体幹が基本である」
「警察や国士舘、昔の武専では切り返しと打ち込みで体幹を鍛えた」
「実戦で役立たない基本打ちなど何の意味も無い」
「稽古の中で基本打ちのような技を出すことが大事」

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大いに反省している次第。
最近は「打った打たれた」の稽古に明け暮れ、
師匠の言う「基本打ち」のような技を出す稽古はしていなかった。

師匠の打ちは、本当に安定していて美しい!

このままでは駄目だ!

いったい今まで何をしていたのだろうと悔やまれる。
次の稽古から稽古態度を改めるように誓う。
そして、平行して、体幹を鍛える自主稽古も進めていこうと思う。
一歩ずつ目標を持って。
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