稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

自分とそっくりな母の手

2017年09月03日 | つれづれ
昨夜は連絡があり、お袋がいよいよ駄目だとのこと。
色々急ぎの用事を片付け実家に向かう。



何もしてあげられないので手を握ってた。
握ってて気がついた。お袋の手と私の手はそっくりだ。
大きさや色は違うけれど、雰囲気はよく似ている。

お袋の指紋が自分とそっくりだった事も思い出した。
薬指の指紋だけが丸くて他は全部外へ流れる指紋なのだ。
瓜二つというほど似ていた。



手を握って昔のことを思い出したら涙が出てくる。
出来が悪かったので、ずいぶん心配をかけたと思う。
2年近く前、入院していた頃、もうお袋がボケる寸前まで、
毎晩仕事帰りに病院に寄ってお袋とたくさん話せたことが慰めだ。

本日は、さっさと仕事を片付けて実家に向かうことにする。
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