セルモーターが回らなくなったという話は以前に書いた。
毎回、金づちで叩いたり押しがけするのは嫌なので部品を頼んだ。
セルモーター内のブラシと、ついでにオイルフィルター。
左右のクランクケースを開けるのでオイルパッキンも注文。
さかのぼって最初、
ブラシを交換するだけなのでセルモーターを外すだけかと思った。
外さなくてもセルモーターが分解できれば良いのだが、
セルモーターの組み立てネジ2本はセルモーターを外さないと回せない。
(これは設計上の欠陥と思う)
で、左のクランクケースを外し、セルモーターを外し(抜い)た。
するとモーターの先のギアがエンジンの中に落ちてしまった。
あらら。右のクランクケースも外すのか!!
エンジンオイルを抜いて、クランクケースのボルトを外す。
すると2本のビスの頭をなめてしまった。
何とかバイスグリップで外す。
すかさずバイク屋にビスを注文しておく。
セルモーターを分解して、掃除して、ブラシを交換。
そんなに難しくは無いが、本体が3つに分かれるのだが、
印が無いので、どこで合わせて組み立てたら良いのか迷ってしまった。
あとは組み立てるだけ。
オイルを入れて完成。
セルモーターも問題なく始動して調子が良い。
家の周りをぐるぐる回っていたら、突然、ローに入ったまま固まってしまった。
何とかニュートラルにはなるが、ロー以外は入らない。
ローに入ったらニュートラルになかなか戻らない。
困った。クラッチ系、ギア系の修理は面倒なのだ。
ふたたびオイルを抜いて、エンジンをバラスのかと思っただけで気が遠くなる。
それに1980年製のバイクだと部品が手に入るのかどうかもわからない。
廃車するしか無いかなあ・・・と今思ってる次第。
(SR250のセルモーター、最初はこれだけ抜いて整備しようと考えたのだ)
(左のクランクケースを外してセルモーターがあらわになったところ)
(セルモーターの反対側、この小さなギアがすっぽ抜けたのだ)
(右のクランクケースを開けたところ)
(ついでにオイルフィルターも交換した)