稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長井長正範士の遺文について

2017年12月01日 | 長井長正範士の遺文
【長井範士の略歴】大正4年8月11日~平成2年10月12日、72歳没。
奈良県北葛城郡広陵町で生まれる。奈良県立畝傍中学1年から剣道を始め、陸軍戸山学校出身の塩出宇助先生の薫陶を受けて昭和8年国士館専門学校に入学し専門家の道を志す。国士館では斎村五郎先生をはじめ、大島、岡野、小野、小川、堀口の各先生、大沢、馬田先輩などの指導を受ける。昭和12年国士館卒業とともに岸和田市の南海商業学校、兵役をはさんで奈良県立磯城農学校に奉職。戦後は大阪で種苗園芸店を開業。昭和27年南大阪剣道同好会結成。同年吉田誠宏先生の門人となり昭和54年に亡くなられるまで教えを受ける。昭和45年長正館創立と同時に小野十生先生から小野派一刀流組太刀を3年間にわたって指導を受ける。昭和46年、宗家笹森順造先生、同48年小川忠太郎先生より一刀流の指導を受ける。昭和48年笹森順造先生より長正館が一刀流道場として認可される。昭和51年大阪府剣道道場連盟を結成し理事長に就任。現在大阪府剣道連盟審議員・師範・常任理事、大阪府剣道道場連盟副会長、大阪税関師範、修道館師範、長正館館長。昭和45年剣道八段、同52年剣道範士。

長正館が閉館になって、11月19日に井上館長と最終的な確認をしに行った。
長井長正先生の書かれたものは、館員がそれぞれもらったのだが、
まだかなりの印刷物がダンボールの中に入ってそのままだった。

捨てるに忍びないのでダンボールごと持ち帰った次第。

残念ながら長井範士にはお会いしたことは無いが、
長正館の剣道と一刀流にはその精神が受け継がれていると信じる。

遺文は山ほどあって、全部とは行かないだろうが、
何かしらそのエッセンスをこのブログ上で公開して行きたいと考えている次第。

一部、内容に重複しているものもある。
時期を変えてお話された内容である。ご了承あれ。

コメント
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