稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

呉と広島(2020年11月22日)

2020年11月23日 | つれづれ
朝風呂に行って朝食すませてゆるゆると出発。
11時5分松山観光港からフェリーで出港、13時呉到着。
一番目的の海上自衛隊呉史料館「鉄のくじら館」に行ったが長い行列で見学を断念。
道向かいの大和ミュージアムに入った。

実は大和は好きでは無い。

太和や武蔵を作らずに、空母や航空機、護衛艦などを作っていれば、もう少しマシな戦い方が出来たはず。
大和も武蔵もその他多くの戦艦も、その大鑑巨砲を生かすことは出来なかった。
真珠湾の奇襲攻撃を想定した時から総力をあげて航空主体に持っていくべきだったのだ。
それを思うとつくづく残念でならない。
数戦間際にわが父は、鈍足の練習機に爆弾をぶら下げて敵艦に体当たりしようとしていたのだ。
もう少し戦争が長引いていれば私は生まれて来なかった。

見学は早々と切りあげて「この世界の片隅に」の「すずさん」の嫁ぎ先の想定地を走ってみた。
有料道路を使って早めに広島に入って給油して、チェックインして大浴場で汗を流してから広島の牡蠣を食べにいく。
生ガキは無かったが焼き牡蠣を堪能した。カキフライも美味かった。


松山観光港のフェリー乗り場で。愛車の骨とう品、デリカスターワゴン。


フェリーは予想外でガラガラだった。


船は前方より後方が絵になるものだ。


わずかな揺れと振動が心地よくて寝てしまったらしい。


呉港。もうすぐ到着。


鉄のくじら館前。ゆうしお型潜水艦の「あきしお」 (SS-579) の現物が大迫力だ。


10分の1大和の前で。


62型零式戦闘機の展示。
ちなみに零式は「れいしき」と読むのが正しい。
つまりゼロ戦では無く「レイ戦」なのだ。


大和中央部の高角砲と25mm機銃群。(艦橋左右の中央には13mm機銃がある)


大和の正面。


大和ミュージアムの岸壁側の広場。


戦艦大和の時鍾(じしょう)。


乗ってきたフェリーが往復して戻って来ていた。


夜は、かき小屋「豊丸水産」で焼き牡蠣を堪能。


牡蠣を焼くのはコツがいる。


軍手はお店で用意してくれている。


焼き牡蠣とか、ホタテとか、つぶ貝とか・・・。


広島の商店街は、夜でも案外と人が多かった。

明日は近場の平和公園でも観てから高速で帰るつもり。
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