稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館剣道定例稽古(2020年9月30日)

2020年10月01日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
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涼しくなったが湿気はある。
準備運動と素振りで汗ばむ程度。
参加者は井上館長、あと大人5名+中学生のTちゃんで、計7名。



稽古前にTちゃんと「木刀による剣道基本技稽古法」の稽古。



基本稽古のあとは地稽古。最初はF六段。
面の速いF六段に相面で勝った。なぜ打てたのか不思議だったので動画で確認した。
速めに落ちて来たF六段の竹刀が私の鍔に当たり、それで軌道がズレて私が打ち勝ってしまったというわけだ。
な~んだ。

若干姿勢を前傾にして打ち込んでくる面は速い。私のは逆に直立し過ぎている。


(返し胴・後ろから撮影)


(返し胴・同じ瞬間を横から撮影)

最後は返し胴を決めたが、動作が大き過ぎる。
右手の位置をもう少し下げて受けるようにしたい。



Tちゃんとは3級審査の内容だけ。
切り返しを交代で、面打ち2本を交代で、小手面2本を交代で。



K芦五段は11月14日の姫路の六段審査に向けて、短い稽古を2回。
2回とも、初太刀の面は私がいただいて、あとは良い機会を与えて打たせるようにした。
小手面ばかり多発するのは自信の無さからくるのだと思う。
構えていて「これは面に来るかも・・」と思えないからだ。
残念だが威圧感無し。



井上館長とF六段との稽古。
93才で、自分で防具を着け、蹲踞してふつうに稽古をするのは驚愕ものである。



H尾三段。最後は安易過ぎる小手を打っていって抜き面を打たれた。(写真はその場面)
彼の動きはすばやい。高校生か大学生のような剣道をする。
スピードと試合的な動きに付いていけないことも多いが勉強になる。



K部五段。稽古熱心な方で、どこか知らないが週に数回は稽古されているそうな。
なぜかK部五段と稽古すると、私の足は歩み足となり叩き潰す剣術的な剣風に切替わってしまう。



井上館長とK芦五段。
K芦五段の構えが昔に戻ってしまっている。



右手が横から握りになって竹刀を抱え込むような姿になっている。
昔からの悪いクセが顕著に出てしまったのだ。
K芦五段は井上館長に懸かるとレベルが数段落ちてしまうクセがある。


【感想・反省点】

いつでも打てる気勢と体勢を意識していたが、
相手の微妙な動きに“たたらを踏む”かのように前に出てしまうことがある。
「いつでも打てる」が「打とう打とう」と焦る気持ちになっているのだ。
もちろん「打たれたくない」という気持ちを強い。
「打てるが打たない」が一番理想なのだが、なかなかそうは出来そうもない。
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