さくら日記でございます。

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★れいわ新鮮組山本太郎さんからもメッセージありました 「種苗法の改正」あなたはどう考えますか?

2020-05-16 06:03:07 | 「その他」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は先日の動画にも書かせていただきました
この話題「種苗法の改正」です。


トップニュースとしては
まだまだとりあげられていなようですが
私たちが生きていく上での最重要項目
「食」に関するテーマです。

ひとりでも多くの方が
この問題に気づいてくれれば・・・
と思い、またまたこのテーマについて
書いてみたいと思います。

というのも、この動画をみつけたからです
マスコミの話題から漏れ出た話も
しっかり取り上げ、わかりやすく解説してくれる
れいわ新鮮組の山本太郎さんの動画です。

この問題について
山本太郎氏の見解はどんな感じでしょうか?

【火事場ドロボー 農業を売り渡す?の巻 ロングバージョン】れいわ新選組 代表 山本太郎 #種苗法

動画ご覧になられたでしょうか?
かなり内容が濃かったです。

私的な印象を一言であらわすと
今回の「種苗法の改正」は
「種苗を扱う企業の利益のためのもの」
そこにたどり着きました。
そこへ行くまでについて
整理してみるとこんな感じです。

◆「種苗法の改正」の内容

種苗法の一部を改正する法律案
は農林水産省のホームページにあり
その概要はこんな感じです。
https://www.maff.go.jp/j/law/bill/201/attach/pdf/index-38.pdf

内容を一部抜粋してみると
--------------------------------------------
(2)自家増殖の見直し
育成者権の効力が及ぶ範囲の例外規定である、
農業者が登録品種の収穫物の一部を
次期収穫物の生産のために
当該登録品種の種苗として用いる自家増殖は
育成 者権者の許諾に基づき行う
こととする

--------------------------------------------

農家が種取りや株分けをすることを
勝手にできない
ということでしょうか?

改正目的は
「育成者の正当な利益を確保すること」
「品種の保護を強化すること」

といってますが
この法律で、この問題が解決されるのか
素人の私でも、えっ本当に?
と思ってしまう内容です。

◆これって誰のため

ここで引っかかるの今までの流れです。
種子法廃止法案 平成29年4月14日(本会議)
米や麦などの優良品種の作出を都道府県に義務付け
主要農作物種子法は一昨年、
「民間の開発意欲を阻害する」という理由で廃止。

農業競争力強化法 平成29年5月12日(本会議)
国や都道府県の試験研究機関が
保有する種苗に関する知見を、
海外企業も含む民間企業へ提供する
よう求めている。


国の補助金を投入して国・都道府県の責任で
主要農作物の種を守ってた「種子法が廃止」され

続いて、「農業競争力強化法」
そこで蓄えたノウハウを民間に
提供する
ことを推奨する

さらに、今回、種の生産者の著作権を保護する
「種苗法の改正」
登録品種のの自家採種を禁止しています。

登録品種だけね
と思いきや、その登録数は年々増加
2016年は82種
2017年に289種
2018年には356種
2019年の3月は387種

どんどん増えています。
これからも、もっと増えると予想されます。

今までの「種苗法」では
開発者は育成者権で開発した種の権利は
まもられ
てました。
一方、生産者(農家)は
開発者から購入した種を転売したりしては
いけませんが
農家が育てた作物から取れた種を
使って翌年作物を育てても問題ありません
でした。
ということでバランスが取れていたのですが

改正によって、
その再利用(自家採種)が禁止となるのです。

ということは
毎年、種は購入しなければならい
または、使用許可を得るために
生産者に使用料を支払う
そんな状況になるということです。

種の開発者は当然有利になりますが
生産者(農家)については
これは改悪としか言えない
のでは
ないかと思います。

となると、だれが見ても明らかではないでしょうか?
素人の私でもわかります。

今まで国や都道府県で守り続けてきた
「種」とそれを守るノウハウ全てを
民間に渡し商売に利用してください
そう言っているとしか思えない流れです。

動画の中では
「種子開発をグローバル種子企業に委ねよう
ということ」

まさにそのとおりだと感じます。

そして、それぞれの法案審議でも
様々な質問がされてます。一例を引用すると

農業競争力強化支援法の参考人質疑での回答
--------------------------------------------
参考人:小松泰信(農業学者)
・・・
種苗に関する責任を単純に民間へ
みたいな形で渡すことはいかがなものかというふうに
非常に責任の放棄であるというふうに私は思っております。

--------------------------------------------
--------------------------------------------
参考人:鈴木宣弘
・・・
公共性が高い種子という食料のまさに源
要するに人間の命の根源に関わるコメなどの
主要食料の種子
であるからこそ

これは、国が県が責任をもって開発し
安く普及する
ということをとつてきたわけです。

一連のプログラム、法案に流れている思想というのは

基本的には、何でも民間活力を活用するばうまくいくんだ
という考え方がありますが、

それによって自分たちが利益を得たいという企業も
たくさんおる
わけです。
そういう人たちにとっては
こういうふうな規制緩和というものが非常に役に立つ

わけでございますが

特に米の種子などが、今までの成果がそのまま譲渡
される
ことは、まさに多国籍な遺伝子組み換えの
バイオメジャーにとっては
ぬれ手にアワ
で、こういうものを活用して
少しだけ自分たちで手を加えて、それを特許化して

それで自分たちのものだと
主張して独占し、種をコントロール
する(略)

その非常に大きな問題が、
この種子法の廃止と民間活力の活用、譲渡の問題

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まさにその通りだと思います。

◆他にも想定されるリスクが考えられる

さらに、こんなリスクも指摘されてました。
在来種と登録品種が混ざり合うと
訴訟されるリスク

例)
カナダでモンサント社が自社の
遺伝子組み換え作物を許可なく
栽培しているとしてある農家を訴訟
した

提訴された農家は全く覚えがなく
調べてみると、
モンサントの遺伝子組み換え作物の花粉が
風に乗り、在来種と交雑した。

交雑を物理的に防ぐことは不可能
にも関わるず敗訴

類似の事件で訴訟された例は
世界で500件以上

こんな状況が私たちの日本でも
発生したとすると
とてもじゃないですが
農家は太刀打ちできないのでは
ないでしょうか?

れいわ新鮮組の山本太郎さんの
この動画で指摘されていることは
私的には最もな内容だと思いました。
そして感想は「種苗法の改正」絶対NO!です。
あなたはどのうように考えますか?

ということで
今日は
れいわ新鮮組山本太郎さんからもメッセージありました
「種苗法の改正」あなたはどう考えますか?
でした。

2020/05/22 追記

山田正彦さんのブログからです。


引用すると
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昨日朝日新聞が「種苗法改定 政府意欲」
と書いていましたが、 
森山国対委員長が記者会見。
 
この国会で野党議員の理解を得るには
時間を要するので、
今回は、審議を断念する旨を述べました。...

まずは第1ラウンド、
検察庁法改正案の国会審議断念に
続く市民、民意の勝利です。
 
廃案ではなく秋の国会で再び審議が始まりますが、
少し余裕が出来ましたので、
それまで全力を挙げて闘いましょう。
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とりあえず決まらなくてよかったです。
山田さんが言うとおり
秋の国会まで先延ばしになりました。
私的には、なんとか廃案にと思いますが
みなさまはどのよう考えますか?