さくら日記でございます。

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★キモは「自分の体と会話」トップアスリートに伝授した 怪我をしない体と心の使い方

2020-01-21 05:43:29 | 「本」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は本です。
なるほど!という知恵が満載の本です。
著者は3人で
「小田伸午」さん
「小山田良治」さん
「本屋敷俊介」さん

本のタイトルは
「トップアスリートに伝授した
怪我をしない体と心の使い方」
です。

まずは著者のご紹介です。
「小田伸午」さん
1954年生まれ
東京大学教育学部を卒業されて
同大学院博士課程単位習得して退学
京都大学高等教育研究開発推進センター教授
を経て、現在は関西大学人間健康学部教授
人間。環境学博士。
そして
元日本代表ラグビーチーム・トレーニングコーチ

でもありました。

そして「小山田良治」さん
1965年福岡生まれ
スポーツマッサージ五体治療院代表で
プロ野球選手、Jリーグサッカー選手
競輪選手など、多くのスポーツ選手を
独自のスポーツマッサージ術で
治療する
とともに
この本のタイトルである
「怪我をしない」ための
動作やトレーニングについてアドバイス

行っています。

さらにもう一人「本屋敷俊介」さんは
1975年大阪生まれ
プロ野球のトレーナー
高校卒業後19歳でアメリカに渡り
カリフォルニア州立大学へ6年間にわたり
スポーツ選手のトレーニングや
コンディショニング方法を学んだ後に
シアトル・マリナーズへインターンとして
迎え入れられました。

そして、マリナーズへイチロ選手が入団した
という縁から
オリックスのコンディショニングコーチ
そして2016年からは阪神タイガース
の一軍トレーナー
として活躍されている方です。

豪華メンバー3人がスポーツと体のことについて
語るので、その内容は流石の一言です。
では早速、ということですが、

限界の領域で自分と向き合い戦い続ける
スポーツ選手
どうしても、「怪我」という問題は
外すことができないテーマです。

まずは、その「怪我」について
それを分析していくとひとつのテーマに
たどり着きます。
それは、「主観と客観のずれ」です。

スポーツ選手が実際に体を動かしているときに
感じているイメージ、動いているときに
脳に帰ってくる情報
それは、客観的に外から見た情報ではなく
自分自身の内的な感覚なのです。

そして「怪我とは何か」
「怪我をするのはどういうときか」
「怪我をしない動作はどういう動作か」

を追求していくと
「正しい動作とは何か」
「パフォーマンスを上げる動作とは何か」

というところにつながっていきます。

「怪我」という文字は「怪しい」「我」と書きます。
体の使い方に怪しさがある
だったら、心の使い方にも怪しさがある
そんな、心と体が織り成す身体動作の不思議さを
3人の見地から語った
のが
この本です。

 
すいません。
前置きだけで書きすぎました。
興味がある方は
是非この本で詳細を確認下さい。

というところで
今日はその中から少しだけご紹介です。

「プロ野球チームのコンディショニングコーチに
聞きたい21のこと」

ということで、様々な質問い答えてます。
例えば
------------------------------------
Q.良い選手はどうしてパフォーマンスが
高く怪我もしないのですか?

A.私の経験上、良い選手は地面反力を
上手く使います。

投げる、打つという動作は
地面を蹴ることによって力を生み出します。

軸足で地面を蹴って生み出した力を
踏み込み足で受け止め、
股関節が回旋し、力は肩・肘・手首・指先
の順に伝わります。

良い選手はその力がロスなく伝わるため、
パフォーマンスが高い
のです。

逆に力がどこかでロスすると
そのロスした力が体のどこかに負担をかけ

怪我をします。

つまり、良い選手は力を
上手く発揮できているため
怪我をしにくいと言えます。

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こんな感じです。
沢山の理論の紹介もありますが
こういった具体的質問にも
答えてくれます。

ぜんぶご紹介したいのですが、
とりあえず最後の質問からもう少しだけ。
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Q.ずばり、一流の選手になるには、
どうすれば良いですか?

A.「自分の体と会話できること」
一流の証だと思います。
・・・・
イチロー選手は、一年間にヒットを
200本打つために、
構えかたや打ちかたを毎年変えています。

「去年の自分と今年の自分は違う

ということに気がついているから」
だとお話されてました。

一年単位の変化もあるけど、
一日単位で変化もある、と。

200本打ったあとに、
「次の目標は、次の一本です」

というのはすごい発言です。

トレーニングやコンディショニングというのは

「鍛えること」と考えてしまいがちですが、
「今日の自分に気づくこと」
という意味もあるのではないでしょうか?

そして、自分の体と会話できることが
一流選手の証です。

・・・

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まだまだ、すばらしい言葉が続きます。
私的にはこの
「自分の体と会話できること」
という言葉がポイントではないかと
感じました。

スポーツをされている方は
もちろん、そうでない人も
もし興味があれば一読下さい。

ということで
今日はキモは「自分の体と会話」トップアスリートに伝授した
怪我をしない体と心の使い方
でした。
 
 
 
 


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