キューピーヘアーのたらたら日記

ガンバレ日本!!!TB&コメント大歓迎♪

ドンファン (最終話)

2008-06-12 15:57:00 | 私が作者です
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ドンファン (その8)

2008-06-12 15:31:54 | 私が作者です
翌日の職員会議で、良子は自分の心情をみんなの前でぶちまけた。 自分は巻き込まれている。 スーパーヴァイズされる必要がある。 今の自己不一致な自分では、他人の心のケアにあたれない。 プロとして客観的にそう判断したからだ。 一ヶ月前に周君から告白されたこと。 自分の中で周君に対する愛情が芽生えたこと。 周君と優子が付き合い始めたこと。 それに対して心の動揺を抑えることが出来ないこと。 . . . 本文を読む
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ドンファン (その7)

2008-06-12 14:52:13 | 私が作者です
良子と周君の間に何の進展も無いまま、日々が過ぎていった。 良子は周君を充分意識していた。 でも、周君からは何のお誘いも無い。 それもそうだ、良子は自分の携帯の番号もメールアドレスも教えていなかった。 それは、規則なのだ。 職員が当事者のかかえる問題に巻き込まれないための、必要不可欠な規則だ。 それを守らなかったら、職を辞さねばならない。 良子は最近、変わったとよく言われる。 実際 . . . 本文を読む
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ドンファン (その6)

2008-06-12 13:30:42 | 私が作者です
「あ、僕、料理の出来ない女はパスです。」 周君は間発を容れずに答えた。 ええっ?周君はそんなところに女の子を評価する基準を設けていたの? そういえば、こないだの調理実習のとき優子は 「玉ねぎの皮の剥きかたを教えてください。」 と、職員に聞いていた。 はたして周君は本心から言っているのだろうか? 「料理くらい教えてあげればいいじゃない。」 「そんなことより、僕、良子さんのことが好きで . . . 本文を読む
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