キューピーヘアーのたらたら日記

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『雪国』 川端康成

2021-02-22 12:56:34 | 
親の財産で遊んで暮らしている妻子持ちの

高等遊民:島村と

島村を一途に愛する芸者:駒子との恋物語。


僕は、初めから終わりまで、

川端康成のある種俳句のような、

何を言ってるのかよくわからない文体に戸惑いながら

この小説を読んだ。

でも、文意がよくつかめないのだけれど、

状況描写と心理描写の絶妙なハーモニーが

僕の心を刺してくる。

すごいと思った。

さすが、ノーベル文学賞。







僕は、痛いくらいに恋を味わいながら読んだのだ。



(QPだって、恋ぐらいしているのよ。)





そして、突然のエンディング。

葉子は死んだのか、怪我をしただけなのか、

何も語られていない。

物語の最初から二人を見守っていた葉子。

葉子の身に何かあったとき、

恋は強制終了する。

葉子が島村と駒子の恋の守り神だったのだから。



恋には、いつもこーゆー存在があるよね。


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