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VHSテープデジタル化の作業で2つの"メトロポリス"を見ました。
1つはフリッツ・ラングの1926年のサイレント映画にジョルジオ・モロダーが音楽をつけたもの(以下"METROPOLIS")、もう1つは手塚治虫のマンガを原案にしたアニメ映画("メトロポリス")。

"METROPOLIS"のオリジナル版はSF映画の古典的名作。
それにモロダーが80年代ポップス調のBGMをつけた物で、サイレント映画独特のアクションと音楽が妙にマッチしていていい感じになってます。
エンドロールを見ると有名アーティスト多数参加しています。
フレディ・マーキュリーの名前もありますが、"RADIO GA GA"は映画の挿入曲ではありません。
マリアの初登場シーンとエンドロールで流れる曲がお気に入り(^^)

"メトロポリス"の方は手塚治虫のマンガを読んだことがないので何とも言えませんが"METROPOLIS"影響は確実にあるはずです。
CGの入ったアニメにジャズ風(?)のBGMなのですが、イマイチ違和感。
特にクライマックスでのBGMにアレはなんだかなぁ(曲は名曲なんだけど画面に合わない気がする)。
でも映像はきれいなので○。

2本まとめてDVD-Rに焼きました。




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アーサー・C・クラークの"2010年宇宙の旅"(2010:Odyssey Two)は木曜日に読み終わりました。

映画版"2001年宇宙の旅"の続編として、いろいろな謎に一応の答えが出ます。
最後は如何にもクラークらしいエンディングとなっているのが嬉しいです。

映画の"2010年"も見ていますが、("2001年~"の場合とは違って)小説版をかなり忠実に映画化していることがわかりました。

ハル("HAL"ではなく"ハル"と表記されてる)とチャンドラ博士の最後の対話もほぼ小説通り。
(エンジン噴射のカウントダウンをしながら、噴射の中止を提案するという完璧な並列処理をやってくれます。)
ハルの復活シーンはちょっと違ってますが、個人的には映画版のほうが好きですね。

小説には映画では省かれた部分もあるので、順番としては先に映画を見てから小説を読むのが正解と思います。(この作品に限った話ではありませんが...)

というわけで、映画"2001年~"、"2010年"を見たらこの小説も読むべし。

ところで、この小説の舞台は2010年、つまり来年です。
SF作家の予想よりも早く月面着陸が行なわれたというのに、2001年になってもドーナツ型の宇宙ステーションは完成していないし木星有人探査も行なわれていません!
ようやくISSが形になってきたところです。
どこで道草食ってたのかな?



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