最近VHSやHDDからDVD-Rに移した映画あれこれ。
1) Modern Times
誰でも知ってるチャップリンの名作。社会の近代化に対する風刺として語られることが多い映画だけど、単純に喜劇として楽しむのが正しいと思う。チャップリンの芸人としての凄さが堪能出来ます。デパートでの目隠しローラースケートのシーンは多分命がけだったんじゃないかな? 映画ラストでキャバレー(?)で踊るシーンでは唯一彼の歌声が聞ける。歌が上手いかどうかは分からないが踊りは上手い。なんかムーンウォークっぽいことしてる。ヒロイン役のポーレット ゴダードが良い。後半での小奇麗になった姿より登場時の貧乏臭い姿の方がインパクトがあるというか魅力的。
2) Brazil (未来世紀ブラジル)
これも(多分)有名な映画。テリー ギリアム監督作品。すんません! ダビング中にちゃんとモニタしてなかったし前回観たのは大昔なんで内容ほとんど覚えてません。ていうか話がややこしくて頭に入らなかった。覚えてるのは小道具のことばっかり(フレネルレンズ付きモニタ、修理屋が使う異常に長いスクリュードライバ、メッサーシュミットKR200... などなど)。← KR200だと思って念のため調べたらKR175だった。
以上はVHSテープからHDD経由でDVD-Rに移したもの。30年くらい前の録画だけどどうにか見れた。
3) The Aviator
レオナルド デュカプリオ主演、マーティン スコセッシ監督の大作。なんせ3時間近くあるので録画してから長らく見る機会が無かった。(アナログ放送の頃の録画!寝かせすぎ) 大富豪にして潔癖症の変人、ヒコーキ狂のハワード ヒューズをディカプリオが熱演。大富豪の生きざまを描くだけあってこの映画自体にもかなり金がかかってそう。ヒューズが映画撮影のために集めた数十機のヒコーキを再現(飛行シーンは多分模型かCG)。速度記録機ヒューズH-1は多分レプリカを作っちゃったんだと思う。さすがに巨大なH-4(ハーキュリーズ = スプルースグース)はCGだと思うが実物大のセットは作ったようだ。それだけのことはあって飛行シーンはなかなかリアルで迫力ある。でも個人的に一番の見どころは最後の公聴会のシーン。ヒューズと上院議員との駆け引きが面白い。しかしハワード ヒューズってすごくヤバいやつですね。
このほかに最近見た映画で"コードネーム U.N.C.L.E."ていうのがあるんだけど、これすごく面白い。昔のTVシリーズ"ナポレオン ソロ"の映画版(これ知ってる人は結構お年寄り)。といっても割と最近の作品なんでキャストは一新されてるし、設定もTVシリーズの前日譚的なものなので予備知識は不要。設定に合わせてファッションや車はもちろん音楽も60年代風でいい感じ。
HDDに録画したんだけどCMカットとか編集しているうちにHDDがエラー起こしたようで一部再生できない部分が出来てしまった。止む無くDVD-Rへの移動は断念しました。
この映画結構人気あるのか今まであちこちのTV局で合わせて3回くらい放映されてるのでまたチャンスはあるかもしれない。
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