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相変わらず忙しくて、休日もぐったり。
模型作りはもちろん、ブログやWebサイトの更新もままならない状況。

そんな中で唯一の楽しみは通勤読書。

今は、"マッカンドルー航宙記"/チャールズ・シェフィールド の2巡目。
シェフィールドなのでもちろんハードSF。
本作でも、マイクロブラックホールの動力源とか、100Gで加速できる有人宇宙船とかシビレるアイテムが登場します。
しかも100G加速の有人宇宙船の理屈は高校生の物理で理解できるのだ!
(実現するのは無理だけど...)
とりあえず巻末に作者自身の科学解説がついているので、作中の理論についていけなくても大丈夫。

その前に読んだのは、"零戦撃墜王"/岩本徹三。
岩本氏の空戦記では、格闘戦よりも一撃離脱で戦果を挙げてる記述が多い印象。
零戦でもそういう戦い方があったというのはちょっと意外。

そのまた前は、"ローマ人の物語"/塩野七生 (文庫版 1 ~ 5)。
ローマ建国から第3次ポエニ戦争終結まで。
ローマ人ってすごいですね。共和制ローマの政治システムの見事さには感嘆するばかり。
そして、強敵ハンニバルとの戦い。最終的にハンニバルを破ったのはスキピオだが、
それまでも多くの武将が立ち向かっている、そのあたりはあまり知られていないところなので興味深く読みました。
その中でも感心したのはローマの人材の豊かさですね、第2次ポエニ戦争ではカルタゴ側はほぼハンニバル1人で戦ってますが、ローマ側は次々と武将を操出してます。中にはローマに征服されて数十年しかたってない部族の出身者もいるわけで、ローマの懐の深さが伺えます。

さらにその前は、"海底の戦場"/スコット・カーペンター。
米ソ冷戦時代を舞台に、海底での極秘作戦を描いてます。
冒険小説として、特段素晴らしい出来とは思わないけど、作者がすごい。
名前を見れば気づくかもしれないが、作者は元宇宙飛行士、あのライトスタッフの一人なのだ。
宇宙飛行士引退後は一転して海底研究に携わったらしい。さらに冒険小説まで書くんだから、男子の夢すべて実現したようなもの。

もうひとつ前は、"双生の荒鷲"/ジャック・ヒギンズ。
ヒギンズのW.W.2物。雨の降る墓地から話が始まるわけではないが、おなじみの面々が登場します。
英独に分かれて戦う双子の天才的パイロットのお話。最後の1行がなぜかぐっときます。

そのまた前は、... どれだっけ??

さて、"マッカンドルー~"もそろそろ読み終るし、新しい本を仕入れるか、昔読んだものを読み返すか、どうしたものか。





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