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ペーパークラフトに浮気してしまったので若干進捗が遅いけど、やっとコクピットの制作に入った。

コクピットフロアと計器盤はこんな感じ。シートはちょっと大きかったので一回り小さく削った。計器盤はプラ板に輪切りにしたプラ棒や伸ばしランナを張り付けて、ヤスリで高さが揃うように削って作成。参考にした写真はC.710のコクピットで照準器は反射式のが付いてるけどC.714はリング式なのでここは省く。


コクピット側面も資料を基にそれらしくでっち上げ。写真で見ると計器や装置類がなんとなく繊細というか華奢な感じがする。英独機とはかなり違った雰囲気(コードロンの機体だけの特徴なのかは不明)。コクピット内部の色もかなり明るい。ちなみにHELLERキットの指定ではコクピット内はハンブロールの90番ベージュグリーン(スカイ?)になっている。REFLEXキットの説明書はポーランド語(多分)なので全く分からない。


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連休に入ったのでペーパークラフトの方を優先的に作業して完成を目指した。
胴体と主翼はほぼ出来上がったので、小物パーツを組み立て。

↑車輪、主脚、プロペラ、機首パーツの面々。車輪は紙3枚の積層のため接地面が紙の断面になって白く見えてしまうので黒く塗装(側面の色と会わなかったのでこの後タイヤブラックで塗り直した)。主脚の車輪スパッツが結構複雑な形状なんだけど意外にうまく組みあがる。ただしはみ出した接着剤でちょっと汚い。機首パーツにはプラ棒でプロペラ軸を組み込んだ。スピナパーツにもプレートを仕込んでプロペラ軸穴を空けた。これでプロペラは回転するはず。
主脚はこんな感じに出来た。↓

強度を出すため脚柱にプラ棒を仕込んでおいた。車輪とスパッツの間にはちょっと隙間が欲しかったので紙1枚挟んである。アップで見ると汚れがひどいな...

胴体と主翼の接合は主翼に追加したスパーにもタブを付けて接着面積を稼いだ。尾翼の接合も同様にタブを付けて接着強度を増してある。あとは小物パーツを付けて完成。

プロペラは軸に差し込んであるだけなので息を吹きかければクルクル回る。キャノピー(ウィンドシールド)のフレームがなんか目玉みたいに見える("プレーンズ"?)。

機首の排気管はちゃんとパーツ化されている。ただし筒状に丸めるには紙が厚すぎたので層をはがして薄くしてから作成。排気管が3本しかないが(エンジンは空冷直6)これで正しい。
紙の断面が白く見えてしまうところは適当な色のラッカーを塗って目立たないようにした。

久しぶりにペーパークラフトやってみたけど、これはこれで面白い。
実は何年も前にフリーデータをDLして印刷までして作ってないペーパークラフトがいくつかあるので(DLだけしたものはもっとある)、ついでに作ってみようかな。


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久しぶりのペーパークラフトが楽しくてしょうがない!
制作中のコードロンC.690Mは胴体パーツの組み立てまで進んだ。

輪切りになってる各胴体パーツに隔壁パーツを取り付けて断面形状が決まったところ。何を間違えたか分からないが、隔壁パーツが胴体パーツに対して若干緩い。前後接続用に付けたタブの厚みでかろうじて収まってる感じ。まあ、キツイよりはマシ。主翼が付く胴体中央部は主翼取り付け部の直後にも隔壁を自作して強度を確保。
接着剤が固まったらさっさと胴体を組み立てる。

合い具合の確認を兼ねて主翼パーツも差し込んでみた(まだ接着はしていない)。胴体の各パーツは意外にスムースにつながったが、1か所だけコクピット部分の接合で前後パーツの胴体幅が合わなくて無理やり接着した。追加した隔壁パーツの形状がまずかったみたいだが修正はできないのでこのまま。
機首先端部はプロペラをどうしようか未定なのでまだ取り付けてない。できれば回るようにしたい。
胴体と主翼の接合方法ももっと強度が出る方法がないかも少し考えてみる。

しかし小さい機体だ。C.714もかなり小さいけど、C.690は1/72スケールで翼幅10cmちょっとしかない。高等練習機ということになってるけど、他の用途にはとても使えそうにない。


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並行してペーパークラフトを始めてしまったので(前の記事見てね)、連休だけどあまり進まなかったC.714。
機首の排気管周りの修正はここで打ち止め。

排気管の形状を整えようとすると必要以上に大きくなってしまうので適当なところで諦める。排気管上部のバルジは実機写真ではもっと大きいのでプラ材とパテで大型化。また、排気管後方に斜めに切り欠かれた部分があるのでそれらしく再現。たぶん機首から入れた冷却用空気の出口だと思う。ところで、(倒立)V12気筒の空冷って後ろの方のシリンダちゃんと冷えるのかな?
貴重なアフターパーツであるクリアバックスのキャノピーは悩んだ末REFLEXキットに使うことにした。HELLERキットのキャノピーそんなに悪くないし、クリアバックス使うには胴体の一部を切除しなければならないので切除部分にモールドが入っていないREFLEXの方が楽かと思って。

シートから切り出したクリアバックスのキャノピー(上)とHELLERのキャノピー。HELLERのパーツは後述するコクピットの工作で邪魔になる部分を切除したけど、もともと横からスライドさせて胴体にはめ込む仕様なのでこれでもまだうまくセットできないかもしれない。そうなると一旦後部を切断しなきゃならないのだけど、それはやりたくない。
そのコクピットの工作状況はこんな感じ。↓

"Heller"のロゴはわざと残してるんだよ。
パイロットシート(のヘッドレスト)の後ろは後方視界確保のため胴体側面が抉られている。そのあたりの構造はどっちのキットもあっさり省いているので、プラ板で再現する。もちろん各部の寸法は"テキトー"だ。コクピット内部もネットでC.710の写真を見つけたのでこれを参考にするつもり。C.710を引き込み脚にしたのがC.714なのでたぶん大した違いはないだろう。
何せ資料が少ないのでわからないところはどんどんすっ飛ばせばすぐに出来上がる予感。


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前回記事でちょっと触れたコードロンC.690のペーパークラフトを作ってみようとプリントアウト。

↑”C.690M”との表記があるが別に海軍型(Rafale M ?)というわけではなく空軍向けに改修したやつをそう呼んだとのこと。(Wikipediaに書いてあった。)
一応1/72スケールでファイルはPDFなのでそのままプリントすればOKのはずだけど念のため普通紙にテストプリントして寸法をチェック。やけに小さい主翼なので本当に1/72なのか心配だったのだけど、大丈夫だった。本当に小さい機体なんだ。印刷した用紙が昔買ったやつなのでちょっと黄ばんできているが気にしないことにする。
ちなみにDL元のサイトがまだあるか(ファイルのタイムスタンプ見たら19年前だった!)タイトルの"der kampfflieger"で検索してみた。サイトはまだあるようだけどフリーデータのDLにもメルアドの登録が必要みたいで中まで確認できなかった。昔はこんなことなかったんだけどなぁ。

さっそく切り出した主要パーツ。

所謂”のりしろ"(外国ではタブというようだ)は無い。パーツと面一のタブだと段差ができてしまう場合があるのであえてタブを設けてない型紙もある。胴体パーツには断面形状を決めるための隔壁パーツがあって良心的。ただしそのままでは薄っぺらで強度が無いので紙を2枚重ねにして対応。
まずは胴体パーツを仮組み(?)。胴体断面形状に沿うように慎重にパーツを曲げていく。決して折り曲げたりしないように。

大まかな曲げ加工をした後、接着用のタブをつけてみた状態。↑
塗装とマーキングはすでに終わっているので(ペーパークラフトのいい所)、こうやってパーツを並べただけで雰囲気が出る。翼幅の割に胴体が長い。こんなところもレーサーの血統なのかな? たった220馬力なのに370km/hでたらしい。
一方、主翼の方は完全にモナカの皮状態なので補強のためスパーを仕込んだ。

スパーの高さはもちろん胴体側にプリントされた主翼取り付け位置に合わせてある。ただ、胴体と主翼の接合が2枚の小さいタブのみというのがちょっと不安。も少し強度が出る方法を考えなければ。

C.714の作業の合間にとか思いつつこの連休はこっちがメインになってしまった。そのC.714の進捗は次の記事で。


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