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前回記事で制作していたC.714は先週末の日曜日の午前中には終了していたので、午後からは次回作を開始。
いつもなら次はどれにしようかといろいろ悩む(楽しむ)ところだけど、今回はC.714終了前から決めていた。
これです。↓

先日Hobby Offで見つけたAIRFIXの新版グラディエーター(かな漢変換面倒なので以下"Gladiator"と表記)と数年前に買った旧版。
旧版(写真上)はかなり大昔のキットの再販だったけど安かった(500円くらい)ので購入した。新旧キットでどれくらい違うかというとこんな感じ。↓

当然だけど新版の方がディテールが細かいし、パーツも細分化されている。というか旧版が大雑把すぎ。コクピットは開口されてなくて胴体ごと分割されたパイロットの首がモールドされてる(いわゆるさらし首状態)。

大昔はこんなキットがよくあったらしい。アウトラインはさすがに新旧でそれほど大差はない。旧版にはMk.IIやSea Gladiatorで使用された3枚ブレードのプロペラが付いてて、マーキングもMk.Iで1種、Sea Gladiatorで3種選べる。
新版の方はMk.I一択で英空軍とアイルランド空軍仕様の2択。ウィンドシールドの形状が違う2種類のキャノピーでそれぞれ開状態と閉状態を選択できる。タイヤも飛行状態(変形してない)と自重で変形した状態の2種が入っているなど凝った構成。

デカールはこう。↓

上が旧版キットについてたやつ。なんと共用デカールなしで4機分セットされてる。つまりこのシート1枚で4機丸ごとマーキングできる贅沢仕様。ある意味新版よりいいものが入っていた。下はその新版のデカール。英空軍仕様のマーキングどっかで見たような気がしたと思ったらMATCHBOXのキットと同じじゃん!↓

(昔々にハーフサイズフィルムで撮ったので若干画質悪)
しかもシリアルNo.が前後賞!これならそのまま作ってもダブりにはならない、やるなAIRFIX!

余談ながらこうやってマッチのキットを引っ張り出してみると、実はすごくいいキットだったのを改めて認識。確かにモールドはちょっと甘いけどポイントはしっかり押さえていて好印象。作った時もあまり苦労した覚えはない。

で、今回はせっかくデカールがあるので旧版はSea Gladiatorとして作るつもり。アレスティングフックの工作が関門だけど、もともと細かいモールドがあるわけではないので多少切り刻んでも問題なし。新版はもちろん英軍仕様だが、マッチのと同じ中隊にするのもつまらんので旧版のデカールを使う予定。

まずは旧版キットのパーツを整形するところから開始。バリ取りなどの基本から、下翼に銃身ごとモールドされた機銃ポッドの切除、コクピットの開口、プロペラブレードを薄く削るなどなど...することはいっぱいある。新版のパーツと同等とまではいかなくても、あんまり見劣りがしないようにはするつもり。


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