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久々の映画ネタ。
実のところ年末以降HDDレコーダにたまった録画の消化(視聴&DVD-R移動)が進んでない。
12月までにDVD-Rへ移動できたのは"戦場に架ける橋"
この映画3時間近くあるのでなかなか機会が無くて録画してから10年以上放置していたのをやっと観ました。

あまりにも有名なテーマ音楽で知られるこの映画。英軍捕虜が日本軍のため橋を架ける工事をやらされる話なので画面的には工事現場と収容所のシーンが多い。けっして"戦場"とは言えない場所なので邦題はちょっと盛りすぎ。
捕虜たちのリーダー ニコルソン大佐役はアレックギネス。彼は兵士としての規律や士気を維持するため工事に協力する(捕虜としてはあり得ないのだが)。工期の遅れを気にしている収容所長の斎藤大佐(早川雪舟)を説得して工事の主導権を得る。おかげで工事ははかどり捕虜たちの規律も維持され待遇もちょっと良くなった。一方、収容所を脱走した米軍兵シアーズは救出されたものの件の橋を爆破するための英軍の突撃隊に無理やり編入されてしまう。嫌がるシアーズを参加させる英軍の手口がなかなかエグイ。
ラスト近く、橋が完成し捕虜たちは例のマーチで堂々と行進していく。めでたしめでたし... とはいかない。

ニコルソン大佐が工事に協力した本当の理由らしきものが斎藤大佐との会話で何となくわかる(気がする)。長年軍隊勤めで祖国にはほとんど居なかったがそんな生活が気に入ってるとは言うもののなんか物足りなさを感じてたのか? 橋を完成させることで自分自身も達成感みたいなものを得られると考えたのか?
まあ、深読みは苦手なので薄い考察といわれそうだ(^ ^)

斎藤大佐や一部の将校役以外の日本兵がなんか日本人っぽくないのは昔の映画だからしょうがないかな?
"橋"は撮影のため実際にどこかに作ったんだろう。映画の中で少しづつ出来上がっていくので撮影と並行して作っていったんだと思う。映画のセットというよりは実際に列車が走れそうな本格的のものに見える。今ならCGでできちゃうかもしれないけど本物の迫力というか説得力には敵わないだろう。

正味2時間40分ちょっとの映画だったけど時間の長さは苦にならなかったので(自分的には)いい映画。


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