湿原って釧路や雨竜にしかないと思っていたら、お隣の石狩市にもあるんですね。
行った時期は4月の下旬で、水芭蕉の咲き始めでした。
今年の見ごろは5月7日くらいまでなので、今日あたりはピークを過ぎているかもしれません。
この白い線の木道をてくてく歩いてみましょう。
大人2人が歩けるくらいの幅の木道がずーっと続いています。
水芭蕉を楽しみつつも気になったのがコレ。
つむじ風でもあったのかと思うほど草がくるくるになぎ倒されています。
時折、野鳥の声がするゆっくりのどかな湿原の中を歩きます。
そして突然の終点。
木道という人工物があるとはいえ、けっこう自然の中を歩いてきていきなり
このポールに出会うとのんびり気分が吹き飛びます。
湿原から離れて遊歩道でもブラブラと。
ねこやなぎですね。
ほんのり赤い花穂。これが銀色になるんでしょうか。
それともこのまま赤いまま?
茶色く枯れ気味のふきのとうを見る機会が多いので、ふきのとうってこんなに
きれいな黄緑色なんだとしみじみ。
つくしたくさん!
寄り集まっておしゃべりしているようにも、つくしの音楽隊にも見えます。
水芭蕉開花情報をチェックしてお出かけになってはいかがでしょうか。
安政5年(1858年)に建立された歴史ある神社。
調べてみるとここは元々すぐ近くにある弁天社の跡地で、明治7年(1874年)に
八幡神社が移されて現在に至るとのこと。
なので鳥居は弁天社時代の鳥居で文化10年(1813年)と刻まれています。
なんだかかわいらしい阿形の狛犬。
「あれ、今、何言うんだったか忘れちゃったよ。なんだったけなー」な雰囲気かな。
「また忘れたのかい・・・」な吽形。
記憶違いかもしれませんが、狛犬に小樽の石材店の名前が彫っていたような
気がします。「この石材店、今もあるのかなぁ」なんてぼんやり思いました。
手水舎に水はありせんでしたが、「ぜんまいざむらい」な龍がいました。
蛇口龍?漢字にするとものすごく強そうです。
水が溜まっていなかったのと、氏子さん達がにこやかに境内をお掃除されていたので
手水舎が使えないと勝手に思っていましたが、もしかしてこれって清める分だけ開けて
水を出す方式なのかも。
手水鉢も鳥居と一緒で弁天社時代のものとのことでしたが、新しくなったようですね。
歴史はありますが、重々しい雰囲気ではなくこじんまりとした気持ちの良い神社です。
番屋の湯に行った際にでも立ち寄ってみてはいかがですか。