私は、地域の人に頼まれて、我が町「吉備津」の歴史に付いて少々お話をしました。その下調べをしておりましたので、つい、このブログをお休みしていましたが、それも済みましたので、再び、古事記を紐解いてみました。
これまでの話ですが、アマテアスの高天原にスサノウがやってきます。何か良からぬ企みでもするのかと心配されたアマテラスに対して、「そんなことはしませんよ」と誓いをします。その証拠にと、姉と弟は二人で
“宇気比＜ウケヒ＞”
をします。その結果、姉は弟の十拳剱＜＜トツカツルギ＞から、スサノウハアマテラスの八尺勾璁＜ヤサカノマガタマ＞から、それぞれお子様を生みます。そこで、アマテラスは云います。
“私の八尺勾玉璁から生まれた神は私の子です。あなたの十拳剱から生まれた神はあなたの子ですよね”
と。