事代主神の娘の蹈鞴五十鈴媛<タタライスヅヒメ>が、神武天皇の後を引き継いだ二代目の綏靖天皇の母だと
「日本書紀」
にはきしておりますが、古事記をいくら読んでも「タタライスヅヒメ」の名が出て来ません。神武天皇の妃としては
“伊須気余理比売”
と云う名前しか出て来ません。<イスケヨリヒメ>と読みます。この比売の出所は、古事記には、もなかなか複雑な経緯は説召してあり、どうも大物主神と関連があって、「神の子」だと言われております。その神の子である比売を神武天皇の妃になったのです。
なお、この大物主神はオオクニヌシの「御霊」だとありますが、そこら辺の解釈は大変難しく複雑ですので余り深く解釈しないでおきます。
この古事記の説明より、日本書紀の説明の方が随分とすっきりしているので、私のそれに従って書いているのです。
「日本書紀」
にはきしておりますが、古事記をいくら読んでも「タタライスヅヒメ」の名が出て来ません。神武天皇の妃としては
“伊須気余理比売”
と云う名前しか出て来ません。<イスケヨリヒメ>と読みます。この比売の出所は、古事記には、もなかなか複雑な経緯は説召してあり、どうも大物主神と関連があって、「神の子」だと言われております。その神の子である比売を神武天皇の妃になったのです。
なお、この大物主神はオオクニヌシの「御霊」だとありますが、そこら辺の解釈は大変難しく複雑ですので余り深く解釈しないでおきます。
この古事記の説明より、日本書紀の説明の方が随分とすっきりしているので、私のそれに従って書いているのです。