「カホヨキ ヲトメ>と読んでおり、これはここに、またまた、「麗しの美女」が登場することが分かります。やはり古事記が、いくら歴史書だといえ、本質は「物語」だという証拠です。「美女」がいなくては洋の東西を問わず、決して、お話が進展していかないのです。
その例に漏れず、やはりニニギにも一人では新しい国を統治することができなかったのでしょうかね??一人の麗しき美女を登場させております。先に上げたニニギの天降る一行の中にはいなかったのでしょうか、亦、ちょうっとその時の絵を見てください。
どうもそれらしき女人は見当たらないのですが???
だから仕方ありません。物語をより面白く読んでもらうためには、何処からか、身分的にも高貴な、しかも、麗しき女性を持ちださざるを得ません、そこで登場させたのが、
“麗美人”即ち、“神阿多都比売<カムアタツヒメ>”
です。聞いたことのない名前でしょう。この美人<オトメ>とニニギが遇うのです。「遇」ですから、たまたま偶然に逢ったのです。
なお、「麗」は<カホヨキ>と読み、美麗、艶妙、容姿麗美などの意味があり、「美人」は<ヲトメ>で、漢字で書くと嬢子、嬢女、媛女等になるのだそうです。
その例に漏れず、やはりニニギにも一人では新しい国を統治することができなかったのでしょうかね??一人の麗しき美女を登場させております。先に上げたニニギの天降る一行の中にはいなかったのでしょうか、亦、ちょうっとその時の絵を見てください。
どうもそれらしき女人は見当たらないのですが???
だから仕方ありません。物語をより面白く読んでもらうためには、何処からか、身分的にも高貴な、しかも、麗しき女性を持ちださざるを得ません、そこで登場させたのが、
“麗美人”即ち、“神阿多都比売<カムアタツヒメ>”
です。聞いたことのない名前でしょう。この美人<オトメ>とニニギが遇うのです。「遇」ですから、たまたま偶然に逢ったのです。
なお、「麗」は<カホヨキ>と読み、美麗、艶妙、容姿麗美などの意味があり、「美人」は<ヲトメ>で、漢字で書くと嬢子、嬢女、媛女等になるのだそうです。