「話せばわかる」の日です

　あえて「5・15事件」と題しないで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　「話せばわかる」
という題にしました。今日5月15日は「5・15事件」の起きた記念の日です。まさか「コロナ」にうつつを抜かして日本中が忘れてしまったのではないかと思われるような今日のマスコミです。新聞テレビなどどこを開いても「５・１５」という字すら、まして写真などあるはずもありません。それで果たしていいのでしょうかね。日本の歴史を語る上では、決して、忘れることのできない重大な事件です。言論の自由も何もあったものではありません。日本の民主主義を語る上でも忘れてはならない事件です。それすら忘れさせるコロナでしょうかね？？？？新聞の片隅にでも、この1932年に起こった出来事を一言書いてもいいのではないかとも思うのですが？？？

　まあ、それはともかくとして、この事件の中心人物
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「犬養　毅」
　（いぬかい つよし）の暗殺された記念日です。毎年、木堂の生家（岡山市北区庭瀬）で、盛大な彼の供養が行われますが今年はコロナで中止です。でも、そっと、午後から彼のお墓に詣で、お線香でも手向けようかと思っておりますが・・・・
　なお、我が家では毎年細やかな「私の犬養木堂祭」を開いております。その写真を

　　　　

　　　　

　　　　

　真中の木堂筆の掛け軸は「話せば分かる」という言葉の原点となる老子の言葉から揮毫したものです。「慈悲」は」木堂が孫娘に与えた色紙ですが、そのうちの一枚を私も持っております。祖父が直接木堂から頂いた色紙です