私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

「なんかしらんけえど・・・」

2016-01-29 10:24:39 | 日記

 また、彼氏から、昨日ご批評を頂きました。彼氏曰く;

 「なんかしらんけえど おめえも わかっとるとおもうんじゃが そげえな 理屈っぺえこたあ どうでもえんじゃ、”此恨”というのはな、人が 生まれてから死ぬるまでのええだに ぎょうさん あれもこれもと 胸の奥で おもよおる ことがあるのに、ひとっつも 思い通りに いかんことをいうんじゃ。せえで えんじゃ」

 と。

 特に、楊貴妃にはあれほど堅い約束事を玄宗と誓い合ったのですが、それが、今、反故同然のものになって消えてしまいそうになっておることへの恨みなのです。悔やんでも悔やみきれない人の存在の薄さに対する悩みだと。だからこそ、“天長地久有時尽”でも、“此恨綿々無絶期”なのだと、ご丁寧に説明しおられました。
 
   これこそ「どうでもえんじゃ」で いいことだとは思うのですが。おっと、これは失言です。

 まあ、兎に角も、 “漢皇重色思傾国”から始まって“此恨綿々無絶期”までの本当に長い恨みの歌『長恨歌』でした。
 白居易は、この玄宗皇帝と楊貴妃の愛の物語を 七言の120句で、字数は、なんと、840字で綴っております。なお、この詩が出来た時のは西暦805年です。

 最後に、是も言い尽くされてはいることで、「どうでもえんじゃ」が」ちょっと云い忘れていることがありました。それは・・・・・


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