監督 三池崇史
出演 伊藤英明
佐藤浩市
伊勢谷友介
今年の90本目の劇場鑑賞となる作品はかねてから期待していた和製西部劇!
三池崇史という監督さんはホント凄いね・・・色んな映画を撮ってるけどこの作品は彼の作品らしい作品だけど、ある意味異色作かも知れない・・・マカロニウェスタンを日本で再現・・・名付けてスキヤキウェスタン!
マカロニウェスタンの色んな要素を取り入れ、全編英語のセリフという凝りようで、しかも主題歌がマカロニウェスタン映画の泣きの名曲である「続 荒野の用心棒」の主題歌「さすらいのジャンゴ」の日本語カバー!それを歌うのが北島三郎!!!
いろんな意味で下半期最大の期待ですね~
(あらすじ)
とある山奥の寒村、源義経率いる源氏ギャングと平清盛率いる平家ギャングが、村に言い伝えられるお宝をめぐって血なまぐさい抗争を繰り広げていた。
そこへ、心に傷を負った流れ者のスゴ腕ガンマン(伊藤英明)が現れる。
彼がどちらの用心棒につくのかそれぞれの思わくがぶつかり合う中、源平の戦いは、さらに激化してゆく。
冒頭クエンティン・タランティーノが語る源平合戦・・・そして一気に無国籍な荒野へ!
馬に乗った一人のガンマン・・・荒野に似つかわしくない巨大な鳥居、そこにぶら下がる首つり死体・・・この絵だけで雰囲気と掴みは完全にOKですね。
2大勢力が対抗する町に一人の流れ者がやってくる・・・この設定は「用心棒」または「荒野の用心棒」さながらですね。
その基本設定に沿ってストーリーはマカロニテイスト満載の展開になっていくのが嬉しいですね。
個性的な悪役、飲み屋の女、棺桶にガトリング銃、リンチ、復讐、そして悲しい過去を背負う女・・・こう言う映画に不可欠なパターンをキッチリ押さえてるところは監督の映画マニアなこだわりが感じられます。
主要キャストは皆血を流していく・・・血と銃弾に彩られた復讐のドラマってのはマカロニウェスタンの基本形ですね
ただ個人的に英語のセリフがやはり少し違和感を感じてしまったな・・・途中から慣れてきて気にならなくなったけど、前半はなんか昔の「新春スターかくし芸大会」の英語劇を見てるような錯覚に陥ったで・・・
でもアクションシーンは迫力もあり良かったです~主役の伊藤英明のガンマンってのもどうかな~と思ってたけど、ジュリアーノ・ジェンマ風と思って見ると結構ハマってたね。
それと木村佳乃の汚れ具合も良かったし、桃井かおりの存在感はさすがです。
特にガンファイトをあそこまでこなせるとは意外な驚きでしたよ。
悪役2人は佐藤浩市と伊勢谷友介だけど今回はややおバカなキャラな佐藤浩市より白装束の伊勢谷友介の方がニヒルな悪漢って感じでよかったね。
日本刀と拳銃の対決はなかなかの見所で、“トラビス”な離れ業も出てきてビックリ!
そして北島三郎の主題歌がやっぱりインパクト強いですね~
あのマカロニウェスタンの名曲が見事に北島演歌として生まれ変わっていました(さっそく着うたダウンロードしたで・・・)
私は面白く見れたんだけど、ただ作品全体アクが強くて誰が見ても楽しめるかと言うと、これは好き嫌いが別れる映画だとは思いますね。
☆☆☆☆ 2007.9.15(土) MOVIX堺 シアター10 22:45 L-3
出演 伊藤英明
佐藤浩市
伊勢谷友介
今年の90本目の劇場鑑賞となる作品はかねてから期待していた和製西部劇!
三池崇史という監督さんはホント凄いね・・・色んな映画を撮ってるけどこの作品は彼の作品らしい作品だけど、ある意味異色作かも知れない・・・マカロニウェスタンを日本で再現・・・名付けてスキヤキウェスタン!
マカロニウェスタンの色んな要素を取り入れ、全編英語のセリフという凝りようで、しかも主題歌がマカロニウェスタン映画の泣きの名曲である「続 荒野の用心棒」の主題歌「さすらいのジャンゴ」の日本語カバー!それを歌うのが北島三郎!!!
いろんな意味で下半期最大の期待ですね~
(あらすじ)
とある山奥の寒村、源義経率いる源氏ギャングと平清盛率いる平家ギャングが、村に言い伝えられるお宝をめぐって血なまぐさい抗争を繰り広げていた。
そこへ、心に傷を負った流れ者のスゴ腕ガンマン(伊藤英明)が現れる。
彼がどちらの用心棒につくのかそれぞれの思わくがぶつかり合う中、源平の戦いは、さらに激化してゆく。
冒頭クエンティン・タランティーノが語る源平合戦・・・そして一気に無国籍な荒野へ!
馬に乗った一人のガンマン・・・荒野に似つかわしくない巨大な鳥居、そこにぶら下がる首つり死体・・・この絵だけで雰囲気と掴みは完全にOKですね。
2大勢力が対抗する町に一人の流れ者がやってくる・・・この設定は「用心棒」または「荒野の用心棒」さながらですね。
その基本設定に沿ってストーリーはマカロニテイスト満載の展開になっていくのが嬉しいですね。
個性的な悪役、飲み屋の女、棺桶にガトリング銃、リンチ、復讐、そして悲しい過去を背負う女・・・こう言う映画に不可欠なパターンをキッチリ押さえてるところは監督の映画マニアなこだわりが感じられます。
主要キャストは皆血を流していく・・・血と銃弾に彩られた復讐のドラマってのはマカロニウェスタンの基本形ですね
ただ個人的に英語のセリフがやはり少し違和感を感じてしまったな・・・途中から慣れてきて気にならなくなったけど、前半はなんか昔の「新春スターかくし芸大会」の英語劇を見てるような錯覚に陥ったで・・・
でもアクションシーンは迫力もあり良かったです~主役の伊藤英明のガンマンってのもどうかな~と思ってたけど、ジュリアーノ・ジェンマ風と思って見ると結構ハマってたね。
それと木村佳乃の汚れ具合も良かったし、桃井かおりの存在感はさすがです。
特にガンファイトをあそこまでこなせるとは意外な驚きでしたよ。
悪役2人は佐藤浩市と伊勢谷友介だけど今回はややおバカなキャラな佐藤浩市より白装束の伊勢谷友介の方がニヒルな悪漢って感じでよかったね。
日本刀と拳銃の対決はなかなかの見所で、“トラビス”な離れ業も出てきてビックリ!
そして北島三郎の主題歌がやっぱりインパクト強いですね~
あのマカロニウェスタンの名曲が見事に北島演歌として生まれ変わっていました(さっそく着うたダウンロードしたで・・・)
私は面白く見れたんだけど、ただ作品全体アクが強くて誰が見ても楽しめるかと言うと、これは好き嫌いが別れる映画だとは思いますね。
☆☆☆☆ 2007.9.15(土) MOVIX堺 シアター10 22:45 L-3