MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.094 「ハッピーフライト」(2008年 日本 103分 ビスタ)

2008-12-01 00:16:35 | 2008年劇場鑑賞
監督 矢口史靖
出演 綾瀬はるか
    田辺誠一
    時任三郎



綾瀬はるか映画祭になった今宵 本日二本目の作品は「ハッピーフライト」!
先程の「ICHI」とはガラリと雰囲気がかわりお気楽なコメディー映画です
今回綾瀬はるかクンが演じるのは新人スッチー・・・でなく今はキャビンアテンダント=CAて言うんでしたね~
スタイリッシュな居合抜きの達人からちょっとしたおバカキャラのCA役です。

(あらすじ)

副操縦士の鈴木(田辺誠一)は、機長昇格の最終訓練である乗客を乗せて飛ぶ実地試験でホノルルに向けて飛び立つことになる。
彼は試験教官として同乗する威圧感たっぷりの機長の原田(時任三郎)を前に緊張感を募らせていた。
そんな中、キャビンアテンダントの斎藤(綾瀬はるか)は夢にまで見た国際線フライトに臨み、緊張感がピークに達していた



連続で見ただけにそのギャップがおかしいですな。
この映画の監督である矢口史靖の作品は「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」と見たけど今回もなかなか飛行場と言う場所を舞台に一機の旅客機が飛び立つまでの様々な出来事をコメディータッチに時にはサスペンスを交えて描いて楽しませてくれます。

旅客機が飛び立ち、途中でアクシデントが発生し羽田空港へ引き返すと言うユルめのパニック映画もどきのストーリーを中心に空港に携わる様々な人たちのそれぞれの出来事が描かれると言うちょっとしたグランドホテル式の群像劇になってます。
三谷幸喜あたりが作りそうな映画で矢口史靖監督にしては珍しいかも?



綾瀬はるかクン主演と言うより主要キャストはそこそこ均等に出番あるので綾瀬はるか版スチュワーデス物語と思ってみると期待ハズレに終わるかもね。
前半の細かい伏線が後半のパニック映画テイストな展開に活きてきたして、なかなかよく出来た映画で、特に地上のコンピューターが止まるとどうにも役に立たないのはちょっと怖いね。
そんな時に昔堅気のアナログ人間の出番なんだが、この岸部一徳扮するベテランが長年の経験と勘を頼りにまさにジョージ・ケネディばりに活躍するのは見てて爽快!やはりコンピューターが発達しててもいざと言う時はこう言う人たちが頼りになるんですな。

「グランドコントロール タービュランス2」見たいに管制塔の中が目まぐるしく展開され 刻一刻と変化する気象状況に右往左往する様子は自然の前には発達したテクノロジーも無力になると言う感じにも見れる・・・と言ってもそこまでシリアスに見る映画でもないんですがね・・・



2008.11.27(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ5 20:00 F-12