監督 スティーヴン・ソダーバーグ
出演 ベニチオ・デル・トロ
デミアン・ビチル
サンティアゴ・カブレラ
僅か5分の移動で次見る映画「チェ 28歳の革命」の上映している布施ラインシネマ10の北館のスクリーンへ移動。
「K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝」を上映していた南館を出て商店街を早歩きで通り抜けて駅前の北館に着いたのがジャスト5分後でした。
(あらすじ)
1955年、貧しい人々を助けようと志す若き医師のチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は、放浪中のメキシコでフィデル・カストロ(デミアン・ビチル)と運命的な出会いを果たす。
キューバの革命を画策するカストロに共感したチェ・ゲバラは、すぐにゲリラ戦の指揮を執るようになる。
チェゲバラの名前は有名だしTシャツのプリントなんかでもお馴染みですが、私はくわしくはよく知らないので今作でどんな人間なのか触れる事になります。
スティーヴン・ソダーバーグ監督によるとこの作品で描かれる全てのエピソードが実際にあったことらしいけど、その分派手な展開などはあまりなく全体的に淡々とした展開で、それが帰ってリアリティを感じます。
戦闘シーンもパンパンと渇いたような銃声がまたリアルだし、バズーカ砲から発射された砲弾が戦車に着弾したときのカーン!と言う金属音もよくある戦闘シーンの派手な破裂音よりも地味だけどリアリティがありましたね。
ジャングルの中での白兵戦ではそこに観客も居るような臨場感があり、ハリウッド映画にありそうな派手さはないけど違った迫力がありました。
スティーヴン・ソダーバーグ監督らしいタッチの映像といえばそうなんだが少し疲れるかも?でもチェゲバラを演じるの芝居を見てるとまさにゲバラが乗り移ったかのような風貌についつい画面に引き込まれますね。
有名な国連の演説をモノクロで描き、時代が戻ってカラーでゲバラが革命を成功させていく場面が描かれていく。
最前線で戦うゲバラをカメラは淡々と追いかけていき、彼がいかにカリスマとまで呼ばれるようになっていくのかを我々に見せてくれます
第2部ではもっと人間味あふれるゲバラが描かれそうですね
この作品は二部作として公開されてるけどカンヌ映画祭では20分の休憩を挟んで連続上映されたようですね。
総上映時間は4時間半!でも続けた見た方が切れることなくゲバラの人生をスクリーンを通して垣間見ること出来たでしょうね (でも4時間半はやはりキツイや)
本編上映前に「レッドクリフ」見たいにチェ・ゲバラに付いての日本語の解説がありました。
★★★★ 2009.1.15(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ7 19:00 F-14