監督 アンドリュー・スタントン
出演 ベン・バート
エリサ・ナイト
ジェフ・ガーリン
早くも今年度の1本目です。
2009年もたくさんの映画を見たいと思いますが、まずは昨年見れなった正月映画。
正月も3日目とあって繁華街は結構賑わってますが、このアポロシネマ8はレイトショーって事もあるかも知れないけど、お客さんがまばらです。
その作品がピクサーアニメの「ウォーリー」です。
今回は日本語版での鑑賞です。
(あらすじ)
西暦2700年の地球。宇宙に逃れた人間が残したゴミを、700年もの間片付け続ける“地球型ゴミ処理型ロボット”WALL・E(ウォーリー)。
ある日、地球にイヴという名のピカピカのロボットが現れた。
ずっと孤独だったウォーリーはイヴに恋をするが、イヴが宇宙船にさらわれてしまい……
新年最初から見た映画がアニメ映画なんですが、評判通りのなかなか良い映画でしたね。
この映画はロボットであるウォーリーとイブのラブストーリーですね~
それも純なウォーリーの恋物語・・・ウォーリーとイブはロボットなんですが、ロボットと感じさせない感情表現が画面から伝わってきます。
ほとんどセリフも無いのに、ロボットながら喜怒哀楽が感じられる表情がまたいいし、人間が演じる以上に2人(2体?)の純な心象が感じ取られます。
特に手を握りあう事に互いに(特にウォーリーは)執着する姿は金属のロボットなのに実に人間的な感情にも感じられ、特に手を重ね合う場面に温もりのようなものさえ感じます。
また荒れ果てた無人の地球と、生き残った人類が暮らす宇宙船での生活の対比が皮肉めいてますね。
コンピューターにある意味管理された不自由の無い快適な生活を送る人類は、歩くこともなく座ってるだけで何でも出来てしまう・・・その為に皆、メタボになってブクブク太り、歩くことすら忘れてしまっていると言うのが、実際に今の現代人のなれの果て見たいに感じます。
地球に帰還する決心をしたメタボな船長が自分の足で立ち、歩こうとするシーンに流れるのが「2001年宇宙の旅」の曲ってのがまた上手く出来てます。
「2001年宇宙の旅」では猿が人間へと進化するシーンに使われるこの曲がこのシーンで使われるのは、やはり一度地球を捨てた人類がもう一度ゼロから再生しようとする姿と、猿から人間へと進化し地球を支配していく姿とかぶって見てしまいますね。
ウォーリーとイブの純愛物語の奥に、現在の地球に置ける様々な問題をテーマに取り入れた作品だが、決して教訓めいた難しいことは無く、ファンタジックにそして笑いありスリルありのエンターティメントな作品になってるのは、さすがピクサーアニメの真骨頂ですね。
★★★★ 2009.1.3(土) アポロシネマ8 スクリーン4 21:00 E-11
出演 ベン・バート
エリサ・ナイト
ジェフ・ガーリン
早くも今年度の1本目です。
2009年もたくさんの映画を見たいと思いますが、まずは昨年見れなった正月映画。
正月も3日目とあって繁華街は結構賑わってますが、このアポロシネマ8はレイトショーって事もあるかも知れないけど、お客さんがまばらです。
その作品がピクサーアニメの「ウォーリー」です。
今回は日本語版での鑑賞です。
(あらすじ)
西暦2700年の地球。宇宙に逃れた人間が残したゴミを、700年もの間片付け続ける“地球型ゴミ処理型ロボット”WALL・E(ウォーリー)。
ある日、地球にイヴという名のピカピカのロボットが現れた。
ずっと孤独だったウォーリーはイヴに恋をするが、イヴが宇宙船にさらわれてしまい……
新年最初から見た映画がアニメ映画なんですが、評判通りのなかなか良い映画でしたね。
この映画はロボットであるウォーリーとイブのラブストーリーですね~
それも純なウォーリーの恋物語・・・ウォーリーとイブはロボットなんですが、ロボットと感じさせない感情表現が画面から伝わってきます。
ほとんどセリフも無いのに、ロボットながら喜怒哀楽が感じられる表情がまたいいし、人間が演じる以上に2人(2体?)の純な心象が感じ取られます。
特に手を握りあう事に互いに(特にウォーリーは)執着する姿は金属のロボットなのに実に人間的な感情にも感じられ、特に手を重ね合う場面に温もりのようなものさえ感じます。
また荒れ果てた無人の地球と、生き残った人類が暮らす宇宙船での生活の対比が皮肉めいてますね。
コンピューターにある意味管理された不自由の無い快適な生活を送る人類は、歩くこともなく座ってるだけで何でも出来てしまう・・・その為に皆、メタボになってブクブク太り、歩くことすら忘れてしまっていると言うのが、実際に今の現代人のなれの果て見たいに感じます。
地球に帰還する決心をしたメタボな船長が自分の足で立ち、歩こうとするシーンに流れるのが「2001年宇宙の旅」の曲ってのがまた上手く出来てます。
「2001年宇宙の旅」では猿が人間へと進化するシーンに使われるこの曲がこのシーンで使われるのは、やはり一度地球を捨てた人類がもう一度ゼロから再生しようとする姿と、猿から人間へと進化し地球を支配していく姿とかぶって見てしまいますね。
ウォーリーとイブの純愛物語の奥に、現在の地球に置ける様々な問題をテーマに取り入れた作品だが、決して教訓めいた難しいことは無く、ファンタジックにそして笑いありスリルありのエンターティメントな作品になってるのは、さすがピクサーアニメの真骨頂ですね。
★★★★ 2009.1.3(土) アポロシネマ8 スクリーン4 21:00 E-11