MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.063 「トイ・ストーリー3 3D版 日本語吹き替え版)」 (2010年 103分 ビスタ)

2010-07-26 22:14:11 | 2010年劇場鑑賞
監督 リー・アンクリッチ
出演 トム・ハンクス
   ティム・アレン
   ジョーン・キューザック



この日続いて見た作品もまたまた3Dの作品で評判の「トイストーリー3」
見る劇場が先程のなんばパークスシネマからなんばTOHOシネマズに場所が変わります しかし3Dの料金なんだが場所によって値段設定違うのは何とかならんかい?
なんばパークスシネマは前売り料金+500円だが、なんばTOHOシネマズは+300円・・・これだけ3D版が増えてきたんだからそろそろ特別扱いからハズして見てはいかがかな・・・?

(あらすじ)

アンディがおもちゃで遊んでいたのも今は昔。
アンディは大学に入学する年齢になり、カウボーイ人形のウッディたちおもちゃは託児施設に寄付されることになった。
しかし、そこに待っていたのは乱暴な子どもたち。
ウッディは脱出に成功するものの、アンディの元へ行くか、仲間たちを助けに戻るかの究極の選択を迫られる。



先ほどの何ちゃって3Dだった「エアーベンダー」と違い、見事なまでの3D効果の中描かれるおもちゃの世界。
設定が実によく出来ていて、おもちゃの持ち主が成長して玩具から卒業する年齢になった時に遊び相手だったおもちゃはお払い箱か?
なるほど、たしかに成長した子供はおもちゃで遊ばなくなる・・・そんなシチュエーションをおもちゃ側から描く発想に感心しました。
それと同時にウッディ、バスらのおもちゃと言う切ない宿命がグッときます

またその彼らおもちゃの第2の人生?が保育園ってのがまた面白い!
年少児が相手だけに舐められ、蹴られ放り投げられたりと実際ありうるから、尚更おもちゃ側から描く分面白いですね。

そしてそのおもちゃの世界の中で友情あり、対立ありとここらは過去2作同様ハリウッド映画らしいアドベンチャーな見せ場の連続で見せてくれます。
しかしこの映画は後半は実に涙腺を刺激する展開で、単なるCGアニメ映画でない深みのある展開を見せてくれます。



大好きなアンディとの別れや、自らのおもちゃとしての本分をしっかりと見つめた彼らの選択と、そして長年アンディのおもちゃとして過ごしてきた者同士の堅い絆・・・後味の爽やかなラストは昔、確実に子供だった大人たちこそ必見です。

また興味深いのはおもちゃの悪役の設定や、その中の赤ちゃんの人形の不気味なモンスター的な扱いなどはホラーキャラ的扱いがまるで、どっかに出てきそうなホラー映画のキャラのパロディ見たいで個人的にツボでした。



★★★★★ 2010.7.21(水) なんばTOHOシネマズ スクリーン5 19:30 B-13