MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.062 「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」(2012年 83分 シネスコ)

2012-09-18 21:22:17 | 2012年劇場鑑賞
監督 ラリー・チャールズ
出演 サシャ・バロン・コーエン
   アンナ・ファリス
   ベン・キングズレー



予告の時からなんか変な映画やな~と思ってた作品 中東でハリウッドの映画でなんか事件が起こったとかどうとか聞いたがてっきりこの映画か?と思ってしまった(笑)
こう言うコメディ映画は日本ではビデオスル―だったりする訳ですが、特にこの映画は主役のサシャ・バロン・コーエンが日本では馴染みのない役者だけに、よく劇場公開されたもんだな~と感じています

(あらすじ)

アラジーン将軍(サシャ・バロン・コーエン)は、幼いころから北アフリカにあるワディヤ共和国の独裁者として君臨していた。彼は気に入らない相手を即刻処刑したり、核ミサイルの開発に手を出したりとやりたい放題だったが、ある日、核ミサイルの件で国連から釈明を求められてしまう。
そこで将軍は意気揚々とニューヨークに旅立つが、陰謀により捕らえられ、立派な口ひげをそられてしまい……



冒頭からして「キムジョンイルび捧げる」というスーパーが登場すように実にブラックなネタで笑わしてくれるが、そのお下劣度は相当キツイ・・・
よってオープニングからドン引きしてしまう人も居るでしょうね~
正直、この調子で最後まで行かれたら・・・と私も早々にお下劣ギャグの食傷気味でした



しかし筋の無いおバカパロディオンリーの作品かと思ってると、アメリカ映画らしいラブコメ的な要素が途中から入ってきた辺りから面白く見れた
終わって見れば王道的なハリウッドコメディ映画のような作品でした
しかしこの作品での数々のお下劣ネタはブラックを通り越して下品そのもので、ダメな人は眉をしかめるのは必至です
楽しめる人と楽しめない人が確実に別れる作品・・・でもそう言う所にどこか爽快感を感じてしまう



★★★ 2012.9.13(木) TOHOシネマズなんば 本館 プレミアスクリーン 19:50 B-8