現在「妖怪大戦争 ガーディアンズ」が公開中、平成にも「妖怪大戦争」のタイトルの作品が作られました
いずれも未見です
それらの原点がこの1968年の大映作品です
西洋の吸血妖怪ダイモンが江戸時代の日本にやってきて殿様の姿を借りて悪の限りを尽くそうとする、そこで立ち上がるかっぱ、油すまし、ろくろ首、二面女、から傘小僧、ぬらりひょんなどの日本代表の妖怪アベンジャーズ!
妖怪バトルが展開される
これ子供の頃よくテレビで放送されてましたな
劇場でもおぼろげな記憶ながら見たような…生野パークか生野電気館か…
「妖怪百物語」と「東海道お化け道中」との間に挟まれた妖怪三部作と言われてますが「東海道お化け道中」は未見ですが、「妖怪百物語」より私はこの作品の方が好きです
コメディタッチではあるが、今の時代の子供が見たらちょい怖いかも?
関西弁をしゃべる油すましやチャキチャキ江戸っ子弁のカッパ、土佐弁のろくろ首と妖怪達の中で方言が飛び交うのが面白い
日本全国を代表した妖怪が集まってるかのような設定?が微笑ましい
いかつい顔のダイモンと妖怪達の戦いを見てこれって「アベンジャーズ エンドゲーム」の元ネタはこれ?と思ってしまう(笑)
ちょっと面白くて、でもなんか怖そう…そんな幼少期の鑑賞時を思い起こさせてくれました
ワンシーンだけに登場する若井はんじけんじの息のあったベタな小芝居が笑わせてくれます