MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「WHITESNAKE Japan Tour 2013」

2013-05-10 23:19:46 | ライヴ&イベント



オリックス劇場にホワイトスネイクのライブに先ほど行ってきました
雨の中、会場に着くとさすが大人が多いです
40代~50代くらいの中高年層が中心で会社帰りのスーツ組も目立ちます
前回2年前の尼崎公演は最前列という奇跡のような席だったが、今回も4列目という良席です
今回はトミー・アルドリッヂがドラマーとして復活してのショーです
今回のジャパンツアーはやはりへび年だから・・・て事のツアーのようです
バックドロップのデザインがどことなくラウドネス見たいだった・・・

↑ラウドネステイストなバックドロップ ホワイトスネイクのマークと意外と合うね

オープニングの♪Give Me All Your Loveからテンションアゲアゲのオーディエンス!
デビガバさんがお馴染みのマイクスタンドのパフォーマンスで盛り上げます
スタンドをくるくる回し、股間に当て天高く突き立てしごくパフォーマンスは相変わらず決まってます
ロックなナンバー立て続けに演奏され、いつもよりもライブのテンポが早い印象です
でも中高年の男女で埋まった場内はそのテンポに当然遅れることなくノリノリです

この流れがしばし止まったのが名曲♪Is This Love!
場内に歌わすデビガバさん!オリックス劇場に大合唱が響き渡る
この曲は私も個人的に好きな曲なので、この一体感は感動ものです

♪Gambler、♪Love Will Set You Freeとメドレーで続いた後、ギター対決!
ダグとレブのギターの掛け合いによるパフォーマンスですが、ダグとレブの対決はオリックス劇場の花道にまで及ぶ死闘!?
を繰り広げ場内の喝采を浴びてました・・・定番のパフォーマンスだが少し長いように個人的には思うのだが
さらに♪Steal Your Heart Awayでサビで歌いまくった後はそのままの流れで今度はトミーのドラムソロ!
あの素手ドラミングのパフォーマンスも健在で、見た感じエライ年取ったな~って雰囲気なんだが技は健在でしたね

その後のアコースティックコーナーではデビッドの歌唱力がいかんなく発揮された聴きどころ満載のステージ
♪Ain't No Love in the Heart of the City もなんか物悲しい曲なんだが、それをダイナミックかつ繊細に歌い、♪The Deeper The Loveではステージ下に降りて最前のオーディエンスたちと触れ合いながら歌います
デビッドは女性にキスまでしてたぞ!今夜は大サービスです
多分あの辺の席は2万円のVIP席の人たちなのかな?
新作からの♪Forevermoreはこれもいい曲です
アコーステックな前半から後半はギターにキーボードが加わり、後半は感動的にデビットが歌いあげます

そして♪FoYourol for Loving で再びノリノリの館内!
私も含めたおじさん、おばさんたちはもう最高潮の盛り上がりを見せてます
上手くオーディンスをコントロールし、場内を自分たちのペースに持っていきみんなを楽しませる
いつもながらこのバンドはベテランらしい安定したショーいつも見せてくれます

でもこの後の♪Here I Go Againからアンコールの♪Still of the Night・・・と続く定石パターンはもうそろそろ良いのではないかな・・・?
しかしみんな大好きな曲だからまぁ~いいかな(笑)


WHITESNAKE Japan Tour 2013 大阪公演セットリスト


01.Give Me All Your Love
02.Ready an' Willing
03.Can You Hear the Wind Blow
04.Don't Break My Heart Again
05.Is This Love
06.Gambler
07.Love Will Set You Free
08.Guitar Duel
09.Steal Your Heart Away(incl. Drum solo)
10.Ain't No Love in the Heart of the City (Acoustic)
11.The Deeper The Love (Acoustic)
12.Guilty of Love(Acoustic)
13.Forevermore(Acoustic/Electric)
14.FoYourol for Loving
15.Here I Go Again

Encore:

16.Still of the Night




NEXT SHOW Ozzfest Japan 2013(5.12 千葉 幕張メッセ)




★★★★ 2013.5.10(金) オリックス劇場 19:00 1階 4列33番(イープラス)
 



「特別企画展 南海ホークス―市民の暮らしとスポーツ―」

2013-05-06 00:25:44 | ライヴ&イベント



南海ホークス・・・現ソフトバンクホークス
でも私が物心着いた時は巨人ファンでも無ければ阪神ファンでもない
そう南海ファンだった・・・何故なら私の兄が南海ファンで自然とそうなったんですが、フランチャイズの大阪球場が電車で自宅から1時間もかからず行ける事も大きかった
私が球場に初めて足を運んでた頃はパ・リーグのお荷物と言われた弱少チームだったが野村監督筆頭に数々の選手のプレーに少年心を踊らされたもんでした


↑堺市博物館

堺の博物館でその南海ホークスゆかりの品が展示された企画展がされてると聞き言ってきました
企画展前に展示された過去のレプリカユニフォームの数々・・・
古いのはさすがピンとこないんだが、やはりグリーン軍団と言われたビジター用のグリーンのユニフォームはやはり懐かしさを感じる
中の展示品は撮影禁止と言うことで目に焼き付ける事しか出来ないが・・・



↑入口で歴代ユニフォームがお出迎え・・・この後撮影禁止を知る

何より単にユニフォームやトロフィー、カップなど記録の展示だけでなく、ファン目線の展示が嬉しいですね
サインボールは定番にせよ当時の南海関連のレコードや書籍、そしてグッズ!
扇風機という珍品からファンブック(持ってるのもあった)、メガフォンなど見た事あるのから、こんなんあったんか!?的な目から鱗な品まで網羅されていて見てるだけで楽しいですね
また南海ホークス子供の会、少年ホークスの会の会員証の展示は感涙ものでした
入ってましたよ子供の会!
昔は各球団あったように思いますが、今はどうなんかな?
たしか南海ホークスの会は大阪球場の内野、外野の自由席は無料で、ビジター球場では外野席が無料だったような感じだったかな?
緑に黄色いつばの少年ホークスの会の帽子も展示され、持ってたな~と感慨深い気持ちになりました

また大阪球場に関するコーナー(中もず球場もあり)もあり、創業当時の雑誌の特集や実際に使われたスコアボードの得点板や内野席の椅子、さらに子供の頃は憧れだったボックス席や特別指定席のチケット半券!
更に試合中のスコアボードの写真・・・この写真に載ってるスターティングメンバーの中に王天上の名前が載ってるのが個人的にツボ!
そうそう何が嬉しいかって、黄金期の鶴岡監督時代より私がリアルタイムに見てた70年代から80年代の展示品が多い事でした
だから余計懐かしさを感じてしまう(何故か当時台湾から来た150キロ投げる剛腕投手の高英傑投手のユニフォームが飾ってたり)

GWと言う事もあるだろうが結構お客さんも居て、年配から中高年の層が多い展覧会だが、中には思い出話に花を咲かせてる人たちも居て和やかな天気に相応しい、暫し少年時代に帰ったようなGWに一時でした
5月12日まで開催してるので興味のある方は是非おススメ!(入場料200円)

ちなみにパンフレット展覧会図録は42ページでなんと300円!
でも好評につき完売だって(おえぇ~!)
この展示品が載ってるんだから欲しかったな~

〒590-0802 堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内 072-245-6201 堺市博物館




★★★★★ 2013.5.5(日) 堺市博物館


No.024 「ライジング・ドラゴン」

2013-05-05 01:43:40 | 2013年劇場鑑賞
監督 ジャッキー・チェン
出演 ジャッキー・チェン
   クォン・サンウ
   ジャン・ランシン



2本目の作品はジャッキー・チェンの最新作
ここ最近はアクションオンリーだけでなく「新宿インシデント」「1911」とアクションより芝居重視の作品もあります
そして今回、アクション超大作映画としては最後の作品と言う微妙な言い回し(笑)(最後のアクション映画とは言ってない)
での”超大作”としてのラストファイトを見せてくれます

(あらすじ)

19世紀に起きたイギリスやフランスの侵攻によって、中国から持ち出されてしまった清王朝時代の秘宝。
それは12のパーツから構成されていたが、残る数体の所在が不明となっていた。
世界的アンティークディーラーから幻のパーツの捜索を依頼されたトレジャーハンター「アジアの鷹」ことJC(ジャッキー・チェン)は、チームを編成してパリ、南太平洋、中国などを飛び回る。
しかし、行く手を阻もうとする謎の敵と対峙(たいじ)。
さらに、秘宝とその捜索の裏に巨大な陰謀が隠されていることを知る。



ジャッキーアクションの集大成としてこの作品は見るべき・・・1本の映画として見ると評価がガクッと落ちますので・・・
58歳のジャッキーが早回しやCGを使いながらも自らの身体を駆使してのアクションはホントに頭が下がります
火山の滑降シーンでの斜面転がりや、ジャングルでの大木を使ってのコースター脱出などの大掛かりな仕掛けから、工場での格闘アクション、そしてジャッキーアクションの真骨頂である、コミカルな小道具を使ったアクション
今回はソファから離れず戦い、離れたら負けという中学生のようなレベルでのルールで戦うが、でもこれは彼らしいアクションの真髄!
ローラーブレードシーツを着て坂道を滑降するシーンも一見いい大人が何してんねん!とツッコミたくなけど、年齢に関係なくジャッキーなら許せてしまう
大掛かりなアクションはこれが最後って言うだけに見せ場も多いです



でも映画としては三文コメディというか、アクションシーン以外は昔のコントを見てるような場面の連続でかなりレベル低いと言わざるえない
役者の芝居、特に西洋人の演技の酷さは目も当てられないと思います
監督としてジャッキーは数々の作品を残してるが、今回はアクションに比重を置いたのかな?
とにかくドラマ部分がぐちゃぐちゃでした
文化遺産が歴史をへて他国に渡って元の国に返還すべきかどうか?
最近日本でも話題になってるようなテーマが出てきますけどね~

客席を見るとジャッキー映画にあまり似つかわしくないご婦人方が多く見受けられたが、これは共演のクォン・サンウ
目当てのお客さんですね



★★ 2013.5.2(木) TOHOシネマズなんば 別館シアター11 20:30 D-14

No.023 「藁の楯 」(2013年 125分 シネスコ)

2013-05-03 23:47:11 | 2013年劇場鑑賞
監督 三池崇史
出演 大沢たかお
   松嶋菜々子
   岸谷五朗




GWもまもなく後半!
シネコンも平日ながらロビーは割と賑わっています
話題作が揃ってる今回のGWシネマですが、その中で私が期待してる作品が邦画であるこの作品です
日本映画が一番?苦手とするアクション映画ですが、監督が三池崇史・・・当然期待値があがります

(あらすじ)

少女が惨殺される事件が起き、殺人事件の懲役を終えたばかりの清丸(藤原竜也)が指名手配される。
清丸を殺せば10億円の謝礼を支払うという新聞広告が出され、身の危険を感じた清丸は福岡県警に自ら出頭。
清丸の命が狙われるという状況下、警視庁警備部のSP銘苅(大沢たかお)と白岩(松嶋菜々子)は凶悪犯を移送することになる。



期待通りこの映画は面白かったです
ストーリー展開に役者たちの演技、アクションと三位一体となった娯楽映画としては一級ではないでしょうか
原作があるようなので、原作とどういう違いがあるか分からないけど、懸賞金が掛けられて単に支払らわれるだけでなく、一応は服役しなくてはならないとかのルールなど細かい部分も面白い
取り調べ室では警官が、病院で看護師が、高速道路ではニトロを積んだトラックが逆走して襲いかかる!
あらゆる場所に刺客が居てるこの展開は日本映画の娯楽アクション作としては余りなかったよね~

でも振りかえって見るとアクションシーン自体はそんな特別を目を見張るもんではないけど、殺人犯を警護しながら進んでいくドラマが異様な緊張感と期待感を抱かせるので、まったくダレる事が無い
そう言うテンションを最後まで持続出来る、邦画にしては数少ない作品であると思います

少女を惨殺したサイコ犯を守る価値があるのか?そんないかけが何度が出てくるが、こう言う問答は色々過去の映画にもあった
職務の為に守らなければ行けないSPと刑事たち・・・でも個々の中で10億円と言う大金に一瞬たりとも葛藤が無い訳で得ないのがまた面白いし、この10億円と言うキーが見事に生かされて様々な出来事が次々起こる



この映画は10億円の懸賞金が懸った殺人犯を護送するSPと暗殺者たちの対決を描いた作品だが、でも本当のテーマは1人の男の再生の物語なのかも知れない
痛ましい過去を引きずり、仕事と言う名で自分の理性を支えてきた男が直面するラストは思わず力が入るし、まさにあの「セブン」ブラピのように精神の末端まで追いつめられる大沢たかおの芝居は鬼気迫ります
そしてサイコパスな殺人犯を演じた藤原竜也の演技の凄さ・・・特にイクとこまでイッタ感のクライマックスは見物です

でも松嶋菜々子さんは何か私は違和感を感じました
彼女でなくても良いような・・・?
ま、悪くはないんですがね~なぜ彼女なんだと・・・それだけが気になりました



★★★★★ 2013.5.2(木) なんばパークスシネマ シアター7 18:00 L-29