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営業日のお知らせ
7月16日(土)は営業です。17日(日)は勉強会のため午後4時からなら可能です。
18日(月・祝)は営業です。
県民の浜に行ってみると、藻塩体験場で何やら準備している様子でした。
この日は、広島から来た学生が藻塩づくりの体験をするようです。
学生さんが集まる前に先にある程度作り始めています。
炭をおこし、その上に土器を置いてホンダワラからとった海水を少しずつ土器に入れて煮ています。
あのー、もしかして整体師さん?と声をかけられました。
黄色いバイクでデジカメ持ってるからそうじゃないかと。。
そんなきっかけでいろいろと話を聞くことができました。
そして一緒に作っているところを見学させてもらいました。
土器の中でぐつぐつ煮たってくると沸騰をおさえるように少し海水をそそぎます。
ここの海岸で、考古学者のお寺の住職さんが土器をたくさん見つけて当時の塩づくりの様子を発見したようです。
学芸員さんが作り方を説明します。
来ていた学校の生徒さんは、耳が聞こえないようです。
先生がとなりで手話で伝えていました。
アルミに包まれているのは、じゃがいもです。
炭で焼き芋にして、作った塩で食べるのです。それはそれはおいしい藻塩ができあがって
じゃがいものおいしさも驚くほどだそうです。
とても単調な作業なのですが、黙々と生徒さんは、沸騰した土器をみつけては
少し海水を足します。
暑いので少し距離をおいて、発見したらすぐに近づいて注ぎます。
海のすぐそばで、そして煮たってくる海藻からとった塩の香り。
これが昔の暮らしだったのですね。
時間とともに土器の中の海水は濃くなってきます。
そして最後は塩の結晶ができあがるのです。
この土器はかなりの塩を吸ってしまうので、これで飲むと塩辛いかもしれません。
土器は作った人たちのお土産になるそうです。
塩は、辛いものと思いがちですが、とてもまろやかな甘みを感じる潮が出来上がるのです。
注文が多く大量生産になった今、この土器で作ったようにはいきませんが、
それでも藻塩は料理店で好まれて使われています。
修学旅行生がここに宿泊して藻塩体験づくりを楽しんでいるのが良くわかりました。