
ありゃ、写真が横向きになってしまいました。
子供が食べた後一本だけ残してくれたものです。
昨日、次男は釣りにいきました。
海に糸をたらして、眺めていると松山に行きたくなったそうです。
広島の呉周辺からは四国が良く見えます。特に冬はくっきりと近くに感じます。
坊ちゃん団子は、つい最近食べました。それが、なんと普通のスーパーに
あったのです。いつもは置いていないのですが最後のひとつをゲット。
そして、本も読みました。「坊ちゃん」
こうして、松山、松山、ぼっちゃん、団子、団子、温泉・・・
松山行きた~い という状態の我が家です。
夏目漱石の坊ちゃん。実は、今頃になってですが、はじめて読みました。
坊ちゃんという主人公が新任教師として松山に赴任した時の話です。
これが明治の話か?と思うほど現代的です。とにかつ面白いです。
ドラマでやっても今の時代に見てみたい感じです。
特に昭和30年代生まれの人にはかなりうけるんじゃないでしょうか。
なんというか、正義感ですね。坊ちゃんの。
時代的に封建的な社会は変えようがないままなのですが
赤シャツと野だをぼっちゃんと山嵐がやっつけるわけです。
それも、玉子をぶつけるなどという子供っぽい方法なのです。
あと、ちょっとだけぽかぽかとやるのですが、
警察でも何でも呼べといって居場所を伝えたのに警察はきませんでした。
そして、辞表を出して松山を去っていくのは坊ちゃんと山嵐なのです。
赤シャツと野だは、何もなかったように暮らしたと思われます。
それでもやっつけた感じがある、この爽快感はなんなのでしょうか。
それともうひとつ、この小説の面白いところは
出てくる人がやけに個性的だということ。
あるある探検隊のような、「坊ちゃん」はいるいる探検隊か
今の時代にも、こういう人いるいる、という人がいっぱい出てきます。
明治はとても人間味あふれる時代なのですね。
譲れない自分が好きという感じでしょうか。
正月休みに是非、おすすめの一冊です。
明治の女がでてきますよ。清といいます。
この小説には欠かせない人です。