本日の整体、紹介者のkさんとあいまして
おいしい蕎麦屋さんでご馳走していただきました。
まろという店です。
入り口に人が写ってしまいましたが、この方はkさんではありません。
本日、いただいたのは下の写真のかき揚げを載せたそばです。
かき揚げはあげたて。その上にツユをかけて食べます。
絶品です。麺の細さといい、固さといいとてもバランスがいいです。
そして、五目御飯。これもイカの香りがして上品な味でした。
食べ終わるとほどよく蕎麦湯が運ばれてきます。
手際の良い店でした。
愛媛の人は機会があれば是非いってみてください。
このあと隣の店でコーヒーをいただき、kさんのご自宅に伺って
整体をしました。イギリスの英語の先生です。
7月には帰られるということで、いっかいきりの整体です。
これで成果を出すためには、気合を入れるではなく、
できる限り、最大限に力をぬきます。
あせることもなく、ゆっくりさせていただきました。
このとき頭をよぎっていたのは、彼の体がよくなって
何かヒントを得られたら、彼はきっと彼のご両親の体を
よくすることができるのではないかということでした。
とても日本語のうまいイギリスの方でした。
「不調になるというのは、最近、人間は立って歩きますからね」
というと、
「ああ、最近ね、去年あたりからねw」と冗談をわかる人です。
整体が終わった頃はどしゃ降りでした。
雲をさがしに~ というたびは雲がありすぎ。
それでも行きます。道後温泉。
なぜか坂本龍馬を思い出しました。日根野道場前の鏡川で塾生が
泳いでいたのですが雨の日に龍馬だけ泳ぎにきていました。
雨なのに来たのかと聞かれ、どうせぬれるのに雨も晴れもないと
言ったとあります。
どうせ温泉入ったらぬれるのに雨でぬれても一緒だ。
寒くないので大丈夫でした。
坊ちゃん、泳ぐべからず
ここでお遍路さんにあいました。
同行二人と書かれた笠をかぶっています。
この同行二人というのは一人ではありません。お大師様がいつも一緒に
ついています。という意味だそうです。
整体の考え方に是非いただきたいことばです。
人は自分と自分の体、二人でひとつです。
整体師があなたの体を良くするのではありません。
体の調整の場にいるのは、あなたとあなたの体と整体師、三人で共同で行います。
整体師は今日、この場限りです。あなたは生涯、あなたの体と
つきあっていきます。
生まれたときに体を預かります。これは預かりものです。
いずれは返していきます。だからそれまで大事に大事に使うのです。
あなたの体が疲れたら、あなた自信がおぶってやればいい。
それぐらい大事に使うのです。
もちろん、これはほどほどに健康な状態の人のことです。
あなたの体をいたわろうとするあなたに出会って
整体師はほんのすこし手をかせるだけです。
手から体へ、穏やかな呼吸が一緒にできるようになるまで
静かな調整をおこないます。
一人旅はなかなかできません。今回、松山を楽しむ機会を
与えていただいて感謝しています。
あと、行きたかった場所は、愚陀佛庵、子規が居候した
という夏目漱石の下宿です。
他には松山東高校。がんばっていきまっしょいの 石碑
これは校内に入れないと無理かもしれません。
子規記念館。野球についてうたった子規の句をもっとみてみたい
と思います。
とても印象深い一日でした。
天空さんからkさんにご紹介いただき、イギリスの先生を
紹介いただいて始めて外国の方の調整。
で、誰が一番癒されたか、道後温泉に入った私ですw
長々と書いた旅行記読んでいただいてありがとうございました。