ブランコ

　21mm F3.5というスペックでは、通常に写せばどうしてもパンフォーカスとなり、ボケ味を生かした撮影はちょっと不向きだ。まあそれがスナップには有利になる可能性も大なのだが。
　逆にかなり近い位置に合焦ポイントを置くことで、アウトフォーカス調な画面にすることもできる。

　OLYMPUS E-330 + ZUIKO AUTO-W 21mm F3.5

夕闇へ・・・

　最近多忙だからだろうか、どうも撮影そのものに割く時間があまりない。ゆえにどうしても移動の途中など、なにかの「ついで」の撮影が多くなっている。
　実際の撮影に便利なのは、Nikkor 18-135mm + D40など、標準よりもちょっと高倍率気味で、軽い機材がよいのだが、今回入手したZUIKOの21mmのように、今ではあり得ないような小型レンズも、非常にちょうどライカにズミクロン35mmなど、レンジファインダー的な面持ちであり、移動撮影には都合がよい。
　もちろん画角的制約が多く、画質的にもデジタルとの相性を論じられるほどまだ、使い込んではいないのだが、夕暮れの遠景も柔らかく描写してくれるようだ。

　OLYMPUS E-330 + ZUIKO AUTO-W 21mm F3.5