有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

山裾の少ない花を探して

2020年08月10日 | 山野草
狐の剃刀を撮った後、山裾で花等を探してみました。
道端でキンミズジキ(金水引)を見付けます。

バラ科キンミズヒキ属の多年草で、北海道~九州に分布。

長い花序に直径7~10mmの花を沢山付けます。

ミズヒキも咲き始めていました。

タデ科イヌタデ属の多年草で、全国に分布。

同じミズヒキなのに片やバラ科、片やタデ科です。

落ち葉の上に何か蠢いています、なんだろう?
撮った時は分かりませんでしたが、オオモンクロクモバチ(大紋黒蜘蛛蜂)と言う蜂でした。
蜘蛛を狩って産卵し幼虫の餌にするそうです、体長12~25mm。

葉の上に居たのはラミーカミキリ(ラミー天牛、ラミー髪切り虫)。
名前の通りカミキリムシ科の甲虫で、関東以西~奄美に分布。

ラミー(カラムシ)と言う植物に着いて、幕末から明治初期に中国から来た外来種のようです。
体長8~17mm。

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)、相変わらず凄い名前です。

タデ科イヌタデ属の1年草で全国に分布。
それにしても、この棘で尻を拭われたら・・・。(^^;)


花の後ろにカメムシが潜んでいました。

タケニグサ(竹似草)、ケシ科タケニグサ属の多年草で、本州~九州に分布。
名前の由来は、茎が中空なのが竹に似ているからとか。

麓の田圃にはタカサブロウ(高三郎)が咲いていました。
しかし、これは帰化種のアメリカタカサブロウのようです。

図鑑には在来種との違いが書いて有りますが、さっぱり分かりません。(^^ゞ

ヤマトシジミ(大和小灰蝶)も居ました。

麓なので当然モンシロチョウ(紋白蝶)も居ます。

次回は、お馴染みの何時もの湿原へ。
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