有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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カイツブリの卵のその後

2020年08月28日 | 山野草
以前載せたカイツブリ(鳰)の卵、その後どうなったかと見に行きました。
8月に入ってから全く雨が降らず池の水位が低下、巣が宙に浮いてました。
背景の水面が風で波立ち、ちょっと分かり難いですけど。
これでは卵は駄目になったかも・・・。

と思っていたら遠くに小さく鳥の姿が。
もしかしてと撮ってみるとカイツブリの親子でした、しかも幼鳥が2羽。
前回巣を見た時に卵は1個だったはず、何時の間に?

遠くて奇麗に撮れないので、何とか近寄ろうとしますが・・・。
親から一羽の幼鳥が離れたところを、ですがやはり遠くて。

池の周りを近寄れる所がないかと探します。
しかし子連れは用心深いですね、こちらを見付けて直ぐに離れて行きます。
仕方ないので画質が荒れる事を覚悟でデジタル域で撮ってみました。

分かっていましたが、画像が荒れてしまいました。(T_T)
やはりもう少し高倍率のカメラが欲しいです。

池の畔に咲いていたハッカ(薄荷)。 

シソ科ハッカ属の多年草で、北海道~九州の草地や湿った場所に分布。 

そっくりさんにヨウシュハッカ(洋種薄荷)が有り、見分けが付きません。
名前の通り帰化種で中間的なものも多く、図鑑にも「見分けは難しい」と。

違いは葉の形と葉柄の長さ、萼歯の形なのですが・・・。
葉は披針形と卵型、葉柄の長さの違い、萼歯が尖るか正三角形か。
な事言われてもねぇ。(^^;)

ハッカにイチモンジセセリ(一文字挵)が沢山訪花してました。 

本州~沖縄に分布し、前翅長15~21mm。 

後翅に白い斑点が一列に並んでいるのが名前の由来。
この画像にハッカの萼歯が写っていましたが、見ても解りませんでした。

葉も写っていますけど、披針形か卵形かどちらなのでしょう?
ただ、在来のハッカは雄蕊が花冠から長く突き出るようです。
全ての画像の花に雄蕊は見えないので、ヨウシュハッカではないかと。

こちらはアカバナ(赤花)らしき花。
アカバナ科アカバナ属の多年草で、北海道~九州の湿った場所に分布。
そっくりさんにイワアカバナ(岩赤花)が有り、区別は柱頭の形。
アカバナは棍棒状、イワアカバナは球形だそうです。
しかし肝心の柱頭が白飛びして見えません、さてどちらなのやら?

次回も池周辺に咲いてた花を。 
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