有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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7月下旬の湿原内の花

2020年08月01日 | 山野草
湿原周辺の散策を終え、湿原内の花の様子を見てみましょう。
ミカヅキグサ(三日月草)が沢山咲いていました。
カヤツリグサ科ミカヅキグサ属の多年草で、北海道~九州の湿った場所に分布。
咲いてるとは言え、あまり花と言う感じはしませんけど。(^^;)

ミミカキグサも咲いていました。
右の黄色がミミカキグサ(耳掻草)、左はムラサキミミカキグサ(紫耳掻草)。

どちらもタヌキモ科タヌキモ属の多年草で、北海道~沖縄の湿地に分布。
※ムラサキミミカキグサは屋久島まで。
ミミカキグサの花は3~5mm、ムラサキミミカキグサの花は約3mm。
ムラサキミミカキグサは環境省の準絶滅危惧指定種。

ミズギク(水菊)が咲き出しています、↓はミズギクの蕾。

キク科オグルマ属の多年草で、東海~近畿、宮崎県の湿地等に分布する日本固有種。
※分布域は図鑑に依り様々でした。

愛知では準絶滅危惧に指定されています。
この湿原でも僅かしか見られません。

花の直径は3~4cm。

サギソウ(鷺草)も咲いていました。
ラン科サギソウ属の多年草で、本州~九州の陽当たりの良い湿地に分布。

環境省の準絶滅危惧指定、愛知では絶滅危惧Ⅱ類指定種。

真上から撮ってみました、真っ白なサギのような花は白飛びして撮り難いです。
花の直径は約3cm。

ほぼ終わりのノカンゾウ(野萱草)。

一日花なので、前日か前々日に咲いた花の残骸が写ってます。

8月になりました、梅雨が長かったので本格的暑さが短くなる・・・と良いのですが。
エアコンの無い職場は暑くて堪りません。(>_<)
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