有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

湿原で20年振りに咲いた花

2020年08月11日 | 山野草
何時もの湿原で「コオニユリが咲いた」との情報で見に行ってみます。
湿原に向かう途中、樹上で鳥の声がして珍しく姿が見えました。
撮ってみると・・・カワラヒワ(河原鶸)でした。

ナミアゲハ(並揚羽)がヒラヒラと。
北海道~沖縄に分布し、開帳65~90mm、前翅長50~60mm。

ナミアゲハとキアゲハの模様は良く似てます。
見分け方は、ナミアゲハは↓の画像の赤い部分が線状。
キアゲハは黒く塗りつぶされています。

小楢の木に居た甲虫。
名前が分からなかったので調べると、ゴミムシダマシの仲間のキマワリ(木廻)でした。

北海道~九州に分布し、体長17~25mm。
今までにも見た事は有るでしょうが、名前の事は全く考えた事は有りませんでした。

湿原の入り口に咲いていたコバノカモメヅル(小葉鴎蔓)。

キョウチクトウ科カモメヅル属の蔓性多年草で、関東~近畿の太平洋岸に分布。

花の直径は7~15mm、花弁が捩じれるのが特徴。

7月中旬頃に咲いてたらしいですが、一旦花は終わってしまってました。
ところが最近また咲き始めたのだとか。

2度咲きする事が有るのですね。

本命のコオニユリです。

ユリ科ユリ属の多年草で、北海道~九州の湿地、海岸、草地に分布。

オニユリより小型で、葉脇にムカゴを付けません。

ここでコオニユリが見られるのは20年振りだそうです。
ボランティアが、2013年から植生回復作業をした結果のようです。
一株しかなかったので、色々な角度から撮ってみました。(^^;)

次回は湿原の蝶を。
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