有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

相性の悪い花

2021年06月04日 | 山野草
例年咲いてる頃だと思い見に行くも、何時も花が咲いてない花。(T_T)
それはイナモリソウ(稲森草)、辛うじて一株だけ花が残ってました。
ご覧のように既に終盤で見る影も有りません。



アカネ科イナモリソウ属の多年草で、関東~九州の林縁に分布する日本固有種。
一番傷んでない花を撮ってみたものの、花の中が上手く撮れてませんでした。

毎年見に行ってるのに、まともに咲いてるのを見た事が有りません。
花の時期と見に行く時が合わないようで、どうも花に嫌われてるような。(>_<)

タツナミソウ(立浪草)も何時の間にか終盤です。

葉の鋸歯が多いのと、花の下唇の耳に班紋が無いのでタツナミで間違いないかと。 

ではこちらはどうでしょう、葉の鋸歯が少ないです。 

でも下唇の耳には班紋が有りません、これもタツナミ?それともコバノタツナミ? 

↑の花の手前の草の葉に、今にも落ちそうな雫が。 

コナスビ(小茄子)がチラホラと。

サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、全国の道端や林縁に分布と図鑑には。
でもその辺の道端でこの花を見た事は有りません。
更にオカトラノオ属って、オカトラノオには全く似てませんよね。

ここで毎度お馴染みの昼食です。
今回は「カルボナ~ラ~」と言いながらザックから取り出してみました。(^O^)

温めるだけなので、終わりそうなガスボンベを使い切るのに最適。
上に乗ってる黒い点は黒胡椒です。

昼食後はシソバタツナミ(紫蘇葉立浪)を、ここに沢山咲いていました。

タツナミソウより小型で背も低く、鋸歯も少なくてコバノタツナミのようです。 

タツナミソウより花数も少ないです。 

この花も終盤で、花が落ちて残った萼片が目立ちます。 

こちらは色の薄いシソバタツナミ。 

次回は林道沿いに咲いてた花を。
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