有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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花の少ない梅雨時の低山

2021年06月16日 | 山野草
梅雨時は花が少ないです、この時期の花を知らないだけですけど。(^^;)
何か咲いてるだろうと低山をウロついてみました。
薄暗い山の入り口でサンコウチョウ(三光鳥)の声が、見回すと直ぐ傍の枝に。
慌ててカメラの電源を入れ撮るも、SSが1/800のままで真っ黒に。
一応ソフトで明るくしてみましたが、ピントも合ってませんでした。(>_<)
直ぐに飛んで行ってしまい、撮れたのはこの一枚だけ。(T_T)

ホタルガ(蛍蛾)が見られる時期になりましたね。 

おや、こんな所にオオバノトンボソウ(大葉蜻蛉草)の蕾が。(別名ノヤマトンボ)
後どれくらいで開花するのでしょう?

コナスビ(小茄子)は今頃が最盛期かな。 

普通に見られるようなので、この花を撮る方は少ないようです。 

コクラン(黒蘭)の蕾、これもまだ早いか。(◞‸◟)
例年もっと暑くなってから撮ってるからなぁ・・・。

ラン科クモキリソウ属の多年草で、茨城以南~九州の林下の薄暗い所に分布。 

クサナギオゴケ(草薙尾苔)がまだ咲いてました。
花の色は淡黄緑色ですが、シロバナクサナギオゴケと呼ばれます。

環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)、愛知では準絶滅危惧指定種。(日本固有種) 

あらま!またオオバノトンボソウの蕾が。 

林道に出るとトウネズミモチ(唐鼠黐)が咲いてました。
モクセイ科イボタノキ属の常緑小高木で、中国原産の帰化種。

林道なので植えたのでしょうか、それとも逸出?
雄蕊が花冠から長く突き出るのが特徴です。

同じリンドウに咲いていた在来のネズミモチ(鼠黐)。
モクセイ科イボタノキ属の常緑小高木で、関東~沖縄に分布。
こちらも雄蕊が花冠から突き出ますが、トウネズミモチほどでは有りません。

トウネズミモチは反曲した花冠と花の筒部がほぼ同じ長さ。
対してネズミモチは反曲した花冠よりも筒部が少し長いです。
他にも葉の形や厚みが少し違いますが、今回葉が殆ど写ってません。
何れにしても微妙な違いで分かり難いです、偉そうに書いてますが間違ってるかも。(^^;)

所々にシモツケ(下野)が咲いてました。 

バラ科シモツケ属の落葉低木で、本州~九州に分布。 

花の色は淡紅色~濃紅色、稀に白色も有り変化が多いようです。
今回載せたのは色が薄い方です。

次回は予想外に沢山咲いてた花を。

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