有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

公園でトンボ撮り

2021年06月15日 | 生き物
市内の公園では山野草は望めませんが、何か撮れないかと行ってみました。
ネジバナ(捩花)が咲き始めていました。

ラン科ネジバナ属の多年草で、全国の陽当たりの良い所に分布。 

捻じれる方向は右や左が有り、中には途中で反転するのも有るようです。 
そんなのは見た事が有りませんけど。(^^;)

白花をシロバナモジズリ(白花文字摺)と呼ぶようです。
例年一株だけ見られる所が有りますが、今年はどうかな?まだ行ってません。

吸蜜に来ているのは蜜蜂でしょうか? 

園内の池にアサザ(浅沙)が咲いていました。 

ミツガシワ属アサザ属の多年草浮葉植物、北海道~九州の湖沼や溜池等に分布。

環境省の準絶滅危惧(NT)、愛知では絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定。
そんなのが簡単に見られる訳ないですね、公園内なので当然植栽物です。

アサザの葉の上にはクロイトトンボ(黒糸蜻蛉)、体色から♂ですね。 

本州~九州に分布し、体長27~35mm。 

もう産卵をしていました。 

アメンボ(飴坊)、カメムシ目アメンボ科で北海道~沖縄に分布し、体長約15mm。
名前の由来はご存じの通り、飴のような甘い匂いがする事から。

最近あまり見なくなりました。
池などでは普通に見られるものの、昔は水溜りにも居たものです。

全身真っ赤なショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)が居ました。 

トンボ科アカトンボ亜科で北海道~九州に分布し、体長44~55mm。 

シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)は普通に居ますね。 

こちらも恋の季節です。 

ウチワヤンマ(団扇蜻蜓)が何匹も縄張り争いをしてました。
正面から。

サナエトンボ科ウチワヤンマ科で本州~九州に分布し、体長75~84mm。
左横。

割と大きめの池で見られ、水中から出た突起物にとまり縄張りを主張してます。
温暖化でタイワンウチワヤンマが北上し、神奈川でも見られるようになってるようです。
真横から。

見た事のないトンボが居ました、ヤンマなのかサナエなのか?
帰ってから調べると、どうやらトラフトンボ(虎斑蜻蛉)のようです。
エゾトンボ科トラフトンボ属で、本州~九州に分布、体長32~36mm。
環境省は指定外ですが、25都府県で準~Ⅰ類に指定され、絶滅が1都2県。
愛知では準絶滅危惧(NT)に指定されています、勿論初見初撮りでした。
腹の横の模様が見た事が無いような気がしたので、トラフではないかと思いましたが。
ご指摘が有り再度調べると、シオカラトンボの♀でした、訂正しておきます。(^^;)

チョウトンボを見に行ったのですが、残念ながらまだ羽化してないようでした。
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