有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

水田地帯と林下の薄暗い所で

2020年07月11日 | 山野草
田圃脇の水路に居たコシアキトンボ(腰空蜻蛉)。

水辺にはアメンボ(飴坊、水黽、水馬)。
カメムシ目アメンボ科で、飴のような匂いがする事が名前の由来、体長約15mm。
昔は水溜りにも居ましたが、最近あまり見ないような。

水田にサギが居ましたが、もしかしてアマサギ?

大、中、小サギの幼鳥かも知れません、なにしろアマサギを見た事が無いので。

こちらは成鳥のダイサギですね、これの幼鳥でしょうか。
ダイサギの幼鳥は、首や頭がオレンジ色になるのかな?

アマサギは繁殖期に頭、胸、背中が薄いオレンジ色になるようです。
でも↓のボサボサ頭を見ると、幼鳥のような気もします。

アマサギなのか、他のサギの幼鳥なのか・・・、アマサギだとしたら初見初撮りになります。

暫く撮っていたら突然飛び立ちました。
辛うじて捉えましたが、ピントは合ってません。(^^;)
田園地帯でサギを撮り、目指すは薄暗い林下に咲く花。

目的地到着、しかし目当ての花を探すも見付かりません。
例年ここに沢山咲くはずなのですが・・・。
周辺を探し、なんとか二株見付けました、それはタシロラン(田代蘭)です。

ラン科トラキチラン属の多年草で、葉緑素の無い腐生植物、関東以西~沖縄に分布。
花が下を向き、あまり開かないので花の中が撮れません。

環境省の準絶滅危惧指定種、愛知県でも準絶滅危惧指定。

名前の由来は、発見者の田代善太郎の名前からだそうです。
2株しかなかったので、あちこちから撮り方を変えて撮ってます。(^^;)

一応目的の花が撮れました、帰りがけにアゲハチョウでもと思うも居ませんね。
どうにか見付けたのは、お馴染みのツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)のみ。

この蝶は割りにとまってくれるので助かります。

翅の縁が黒いので♀です。

とかくする内に7月も中旬に入りましたが、まだ暫く梅雨は明けそうもないですね。
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林道から山道、そして麓へ

2020年07月10日 | 山野草
林道から再び山道へと入ると、アキノタムラソウ(秋の田村草)が咲いていました。

シソ科アキギリ属の多年草で、本州~沖縄に分布。

名前に「秋」が付いてますが、まだ梅雨も明けてませんよね。(^^;)


笹薮の中にユウスゲ(夕菅)の咲き始めの花が、いや咲き終わりかも。
一日花なのと、撮ったのが13時で曇りだったのでどちらなのか分かりません。

おやおや、まだ生きのいい笹百合が一株、蕾も有りますよ。

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)の先端です。

↑が成長してこうなるようです。

ヤマモモの実が黒く熟していました、一つ採って食べてみましょう。
かなり甘くなっていましたが、子供の頃の記憶ではもっと美味しかった気がします。

麓に降りるとツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)が待っていてくれました。

翅の先端が黒い(褄黒)なので♀ですね。

自然界は凡そ♂の方が派手なのですが、この蝶は♀の方が奇麗です。

田圃の脇の資材置き場にヒメエグリバ(姫抉翅蛾)の幼虫。


同じ所に居たニホンアマガエル(日本雨蛙)。


害獣除け電柵の支柱にショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)。

全身が赤くなるのは、他にこちらでは見られないベニトンボだけのようです。

同じく電柵の支柱にコオニヤンマ(小鬼蜻蜓)。

後ろ脚が不釣り合いに長いのが特徴。
オニヤンマの名が付いてますが、ヤンマ科ではなくサナエトンボ科です。


長雨と大雨が続いています、振り始めからの雨量が150mmを越えました。
山間部は280mmも降り、上流部から下流部までかなり増水しています。
まだ氾濫警戒水位までには余裕が有りますが、山間部への電車は運休しています。
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梅雨時の登山道と林道

2020年07月09日 | 山野草
梅雨のこの時期、あちこちで茸が見られます。
派手な茸が生えていたので撮ってみました。

如何にも毒々しい色ですね、とても採る気にはなりません。

茸はさっぱり分からないので調べてみました。
どうやらサルノコシカケ科のヒイロタケ(緋色茸)のようで、食用には適さないと。

小さな虫を見付けましたが、調べても名前が分かりませんでした。
大きさは1cm未満とかなり小さいです。

登山道から林道に出て下ると、道の脇にカキラン(柿蘭)が咲いていました。

この林道は時々歩いてますが、ここに有るのは知りませんでした。

北海道~九州の湿地等に分布しています。

また一つカキランのの場所を覚えました。

道脇にオカトラノオ(丘虎の尾)が咲いていて、ヒメヒカゲ(姫日陰)が訪花していました。
後翅の四つの蛇の目の前に白い筋が有るので♀ですね。
♂は白い筋と前翔の蛇の目模様が有りません。

ここで昼食にしましょう、今回は焼きそばでカルボナーラでした。
以前も作りましたが2食分だったので、その残りで。

パスタ?だけでは足りないので、豚肉を追加しました。
今回は、地元の製麺所の6食入り278円(消費税込み)の焼きそばです。

林道にはテリハノイバラ(照り葉野茨)があちこちに咲いています。

葉に光沢が有るのが名前の由来で、宮城以西~沖縄に分布。

更に下って行くと水が染み出てる所が有り、アサヒナカワトンボ(朝比奈河蜻蛉)が居ました。

僅かですがモウセンゴケ(毛氈苔)の花が咲いていました。

そしてここにもカキランが、でもここに有る事は知っていました。(^^;)

今回2ヵ所、前回の一ヵ所で合計3ヶ所に咲いてた事になります。

ここは林道脇と、少し山側に入った所にも咲いていました。

次回に続きます。
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梅雨時の山中の色々

2020年07月08日 | 山野草
足元が見えないくらい伸びた雑草や笹の細い道をガサゴソと。
オオチャバネセセリ(大茶羽挵)が道案内してくれます。

湿った所にギボウシ(擬宝珠)が咲いていました。

オオバ(大葉)ギボウシにしては花数が少ない、コバ(小葉)ギボウシにしては花の色が薄い。
さてどちらなのか?


↓は別の場所に咲いていたギボウシ、これもどちらなのか?

コバもオオバもキジカクシ科ギボウシ属の多年草で、北海道~九州(大葉は本州)に分布。
どちらも日本固有種だそうなので、どっちでも良いか。(^₀^)

葉の上に小さなバッタ発見、大きさは2㎝ほど。

何バッタの幼虫でしょうね。

一つだけオケラ(朮)の蕾を見付けました。
例年花期は9月のはずなのですが、これは7月中に咲いてしまいそうです。

マメコガネ(豆黄金)の合コン?(^^;)

これにはあまり近寄らない方がの、ホシハラビロフチカメムシ(星腹広縁亀虫)。
背中に小さな点(星)の有る、縁が広い亀虫と言う名前。

あれ!こんな所にカキラン(柿蘭)が。

ここには何度も来てますが、カキランが有るとは知りませんでした。

今まで花の時期に来てなくて気付かなかったのかも?

おや、またオオチャバネセセリが道案内してくれてます。

おっと!直ぐ横に蛍のような小さな虫発見、なんでしょう?

帰ってから調べると、オバホタル(姥蛍)と判明。
ホタル科マドボタル亜科の甲虫で、北海道~九州に分布し、体長7~12mm。
名前はホタルですが、夜行性ではなく昼行性で発光しません。
生息域も水辺ではなく陸生のホタルで、扁平な触角が特徴。

更にその傍で何かの抜け殻を見付けました、何の抜け殻でしょう?

かなり小さく、対象物に人差し指を入れて。

オオチャバネセセリは道案内ではなく、蛍と抜け殻を教えてくれたようです。(^^♪
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山麓から中腹の花と生き物

2020年07月07日 | 山野草
山麓から中腹で見付けた花と生き物です。
麓にも咲いてましたが、山中にもアザミが咲いていました。
アザミは種類が多いので、同じ種類なのかどうかは?

多分同じでしょうけどね。(^^ゞ

ヒメドコロ(姫野老)の花が咲いてます。
ヤマノイモ科ヤマノイモ属の蔓性多年草で、関東以西~沖縄に分布。

雌雄異株で↑と↓は雌花、花の直径は3~4mmしか有りません。

別の場所で撮った雄株の雄花、花の大きさは雌花と同じで3~4mm。

ヤマノイモ科なので根は食べられるようですが、掘った事は有りません。
雄花の拡大です。

オカトラノオ(丘虎の尾)が咲き出していました、これがこの日の目的の花。

サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、北海道~九州に分布。

虎の尻尾に見立てた名前ですが、そうは見えませんね縞模様もないし。(^^;)

オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)、最近あちこちで目に付きます。

これを撮った付近に水辺は無いのですけど。

ウツボグサ(靫草)も咲き始めていました。

シソ科ウツボグサ属の多年草で、北海道~九州に分布。

↑に小さなバッタが写っていたので、接近して拡大してみました。
こう言うのを撮る時に、モニターが固定式だと苦労します。

別の場所のウツボグサにはセセリチョウ。

オオチャバネセセリ(大茶羽挵)のようです。

登山道脇にまたトンボソウを見付けます。
昨日と同じノヤマトンボ(野山蜻蛉)、別名オオバノトンボソウ(大葉蜻蛉草)。

ラン科トンボソウ属の多年草で、北海道~九州に分布。
かなりの数の花を咲かせていました。

今日は七夕です、織姫(琴座のベガ)と彦星(鷲座のアルタイル)が見えると良いのですが。
天気が悪そうなので見えそうも有りません、天気が良くても見えないかも。(;^ω^)
地球から織姫迄の距離は約25光年、大きさは太陽の2.5倍ほど。
織姫と彦星との距離は約14.5光年、これは近いのかそれとも遠距離恋愛なのか?(^^;)
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近隣で見付けたのは

2020年07月06日 | 山野草
空き地にツバメが舞い降りていました、多分幼鳥でしょう。

コロナの影響が鳥の世界にまで広がってるのでしょうか、咳エチケットをしてました。(^^ゞ

電線の上では、「いやはや困ったもんだ」と頭を掻く燕。(^^)

空き地の横のヒメジョオンにはベニシジミ、何時も見る景色ですね。


山裾ではシモツケ(下野)が花盛り。

一つの木でも花の色は淡紅色~紅色、中には白花が混じったりする事も。
花の直径は3~6mm。

こちらは花の中心部が濃く、花弁は白に近い株。


その隣にはこんなに濃い色の株が。

笹薮の中にトンボソウを見付けました、ノヤマトンボ(野山蜻蛉)と言う種類です。
別名オオバノトンボソウ(大葉蜻蛉草)。

ラン科トンボソウ属の多年草で、北海道~九州の湿った場所に分布。


トンボソウよりも大きく、草丈は60cm程にもなります。

イチモンジセセリ(一文字挵)。
オオチャバネセセリ(大一文字挵)。

セセリチョウ科の蝶で、開張37~40mm、前翅長18~21mm。


アザミにイチモンジセセリオオチャバネセセリ。

アザミが好きなのですかね、2頭同時に。

雌雄の見分けは付きません、メスの方が胴が少しずんぐりしてるとか。

本州~沖縄九州まで分布しています。

花が少ないので、他の物に目が行ってしまいます。
次回は山麓から中腹で見付けたものを。
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標高500mの小さな湿地で

2020年07月05日 | 山野草
折角山奥まで来たので、標高500mの小さな湿地に寄ってみました。この時期殆ど花が見られないのを覚悟して。
湿地を見渡してもやはり花らしいものは見当たりません。
最初に見付けたのはトンボ、シオヤトンボでしょうか、それともオオシオカラ?
オオシオカラのようですが自信が有りません。(^^;)

ヒメヒカゲ(姫日陰)が居ましたが草被り。

タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科で、本州中部~中国地方に局地的に分布。
前翅長15~23mm、開帳やく35mm。

環境省のRDBでは本州中部亜種と、本州西部亜種に分けられています。
中部亜種は絶滅危惧ⅠA類、西部亜種は絶滅危惧ⅠB類。(愛知ではどちらも未指定)
どちらでもないヒメヒカゲは環境省には指定されていませんが、県のRDBでⅠA類に指定されています。

おや!僅かですがカキラン(柿蘭)が咲いていました。

ここにも有ったのですね。

ノカンゾウ(野萱草)が咲いてました、平地ではまだ咲いてません。

ツルボラン科ワスレグサ属の多年草で、本州~沖縄の湿った所に分布。
直径約7㎝、花被片の長さ5~11㎝。

トキソウ(朱鷺草)がまだ咲いてました、平地ではとっくに終わってます。

少し標高が上がっただけで随分花期が違います。

思わぬ花が見られた湿地でしたが、この他には何も咲いてませんでした。
帰り掛けの道端に咲いていたササユリの残り花。

残り花だけかと思ったら、別の場所にはまだ新鮮なササユリも。

花の中に何か居ます、この画像からでは種類が特定できませんでした。
翅が見えないので幼虫のようですし。

これも道端に咲いていた、葉に光沢の有るノイバラ。
テリハノイバラ(照葉野茨)かと思いましたが、良く似た葉に光沢の有るノイバラが数種。
交雑し易く、同定は難しいようなので止めておきます。(^^;)

派手な花が咲いていました、ジギタリス(実芰多里斯)、和名「狐の手袋」です。
「実芰多里斯」は当て字でしょうね。

オオバコ科ジギタリス属の1又は2年草で、ヨーロッパ原産の帰化種。
観賞用に栽培されてますが、全草が猛毒の植物。

次回は近隣の低山の花等を。
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ちょっと山奥に咲いてた花は

2020年07月04日 | 山野草
ちょっと山奥の、小さな流れの脇に咲いていたミゾホオズキ(溝酸漿)。

ハエドクソウ科ミゾホオズキ属の多年草で、北海道~九州に分布。
山間の湿地や小さな流れの脇で見られます。

花の直径は約1.5cm、実がホオズキに似てるのが名前の由来。

そしてこれが同じ流れの脇に咲いてた、この日の本命のツチアケビ(土木通)。
昨年8月終わりに実を見付け、花の時期に来てみようと思ってたのでした。

ラン科ツチアケビ属の腐生植物で、北海道~沖縄に分布。
果実がアケビに似ている事が名前の由来、↓はツチアケビの蕾。

開き掛けの花。

そして完全開花したツチアケビの花、ラン科らしい花で、側花弁の長さは15~20mm。
花期がはっきりせず心配しながら来ましたが、これで凡その花期が分かりました。

同じ流れに居たトンボ。

アサヒナカワトンボ(朝比奈河蜻蛉)だと思います、自信は有りませんけど。(^^ゞ

本州~九州に分布し、体長42~57mm。

♂と♀、未成熟とトンボの同定は難しいです。

流れの傍の薄暗い所にはこんなのも居ました、ミカドガガンボ(帝大蚊)。
日本最大のガガンボで、体長30~38mmですが開帳は8cmも有ります。
何も危害を加えませんが、こんなのが急に飛んで来ると「ドキッ」とします。(^^;)

川沿いの道路脇にテイカカズラ(定家蔓)が咲いてました。
花の後ろから撮ったのは、背景に川を入れる為だけでは有りません。

実はこのテイカカズラこんな事になってたのでした。
一本の杉の木に上から下まで絡み付き、大量の花を咲かせていたのです。
 ※画像では分かり難いのが残念。

同じく道路脇の湿った所に咲いていたユキノシタ(雪の下)、近隣ではとっくに終わってます。

近似種のハルユキノシタは赤い斑紋が有りません。

これも道路脇に咲いていたマタタビ(木天蓼)の花。
マタタビ科マタタビ属の蔓性落葉木で、全国に分布。
既に殆ど実になっていて、葉の隙間に辛うじて残っていた花しか撮れませんでした。

こちらがマタタビの実ですが、食べてみた事は有りません。(^^ゞ

次回は標高500mの小さな湿地の色々を。
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山奥に花を見に

2020年07月03日 | 山野草
近隣の花が少ないので、ちょっと山奥の方へ行ってみました。
山奥と言っても家から25kmくらいで、例年晩夏と晩秋にしか行かない場所です。
もしかしたら咲いてるかも?の花を見に行くためでした。
道路脇に咲いていたホタルブクロ(蛍袋)。

近隣では既に終わってますが、ここではまだ咲いてました。
と言っても、標高は300mしかないのですけど。

そしてホタルブクロに居たのは、蛍ではなくツチイナゴ(土稲子)。(^^;)

目的地にはキク科の花が沢山咲いていました。

この花が良く分かりません、シロヨメナ(白嫁菜)なのか、ミヤマヨメナ(深山嫁菜)なのか。
それともノコンギク(野根菊)の仲間、はたまた全く違う花なのか???

一応ミヤマヨメナとしておきますが、自信が有りません。
キク科シオン属の多年草で、本州~沖縄に分布する日本固有種。

同じ所に咲いてましたが、↑ とは微妙に違う気が・・・。

ヨメナやシロヨメナは花期が秋で、ミヤマヨメナは春から初夏。
時期的にミヤマヨメナではないかと。

他に似た花でアキハギク(秋葉菊)が有るものの、花期はやはり秋。

キク科の花は難しいです。(>_<)

川沿いに咲いてるので、流れを入れて撮ってみました。

蒸し暑いこの時期なので、少し涼し気な画像でもと。(^^♪

少しは涼しそうに見えますかね?

さて、山を少し削った所に咲いてたこれは何でしょう?

調べたらタイワンルリソウ(台湾瑠璃草)らしいのですが・・・。
鹿児島・宮崎~沖縄にしか自生してなく、更にRDBでは絶滅危惧Ⅰ類に指定されていました。
植栽だとしても南国の花、ここに根付くとは思えないような。
そんな花を、誰が何故こんな所に植えたのでしょうね。
タイワンルリソウではなく、在来種のオオルリソウ(大瑠璃草)でした。
ムラサキ科オオルリソウ属の越年草で、関東以西~沖縄に分布、花の直径約5mm。

次回もちょっと山奥の花を。
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神社の森で

2020年07月02日 | 生き物
近くの大きな神社の鎮守の森に行ってみました、山野草や鳥も居るかも知れないと。駐車場の隅に咲いていたヒメジョオン(姫女苑)に蜜蜂が。

ちょっと黒っぽいのでニホンミツバチ(日本蜜蜂)でしょうか。
セイヨウミツバチ(西洋蜜蜂)との区別は難しいようです。

体に大量の花粉を着けてました。

同じくヒメジョオンに居たのはツマグロキンバエ(褄黒金蠅)。
名前の通りハエの仲間で、北海道~沖縄に分布に分布、体長5~7mm。
目の縞模様が特徴です。

アザミの花にアゲハチョウが舞い降りました、クロアゲハ(黒揚羽)ですね。

本州~沖縄に分布し、前翅長45~70mm、開帳80~120mm。

それにしても翅が傷んでますね。

花にとまらず、次から次へと移動するのを追掛けて。
瞬間的には翅を開いてるはずですが、タイミングが合わず閉じた時ばかりが撮れました。

森の縁に散策路が有り、歩いていたら鳥の群れが居ました。
しかしこの時期です、葉隠れ枝隠れでなかなか全体を見せてくれません。
一瞬全体が見えたをの慌てて撮ったので手ブレ、これでは種類が・・・。
ヒガラ(日雀)かコガラ(小雀)でしょうか?

森の中に何か咲いてないかと探します。
少し湿った所に咲いてたのはシロバナママコノシリヌグイ(白花継子の尻拭)。

蔓性のアオツヅラフジ(青葛籠藤)の雄花。

日陰を好むハエドクソウ(蠅毒草)、長い花茎の先に多数の花を付けます。

ハエドクソウ科ハエドクソウ属の多年草で、北海道~九州に分布。
唇形の花冠の長さは7~9mm、幅約6mm。

名前は毒草ですが毒は有りません、全草を煮詰めてハエ取り紙を作った事が名前の由来。

鎮守の森は杉の木が多いので、日陰を好む花くらいしか無いようです。
他に撮れたのはネムノキ(合歓木)の花くらいでした。

この時期は花を探すのに苦労します、何処か新天地を見付けなければ。(^^;)
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