有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

雨の土曜は雫でも

2020年10月19日 | その他
土曜日は朝から雨、シトシトと冷たい雨が降ってました。
花撮りには行けないなぁと、近所の公園に雫を撮りに行く事に。
こちらでもようやく金木犀が匂い始めました。

モクセイ科モクセイ属の常緑小高木で、アジア原産の帰化種で雌雄異株。

江戸時代に雄株だけ渡来し、挿し木で増やされたため国内には雄株しかないようです。

名の由来は、樹皮がサイの足に似る事から中国で「木犀」と名付けられたからだとか。
モクセイ(木犀)って何?名前の由来を調べてみました。
すると、樹皮がサイの足に似る事から中国で「木犀」と名付けられたからだとか。
まさか動物のサイが由来だったとは。(^^;)
更にギンモクセイの白に対し、橙黄色の花を金に見立て「金木犀」となったようです。
↓は↑の画像の主役を、花と雫を入れ替えて撮ったもの。

十月桜が咲いていました。

エドヒガンとマメザクラの自然交配種から作られた園芸品種。

全体の蕾の1/3が10~12月頃に少しずつ咲き、残りの蕾が4月上旬頃に咲くようです。

因みに十月桜が八重咲きなのに対し、四季桜は一重咲き。

もう少し雨に濡れてて欲しかったです。

萩の花に雫を撮ろうとしましたが、大きなのが着いてくれません。

萩の種類は分かりません、公園なので園芸種かも?
しかも終わり掛けだし。(^^ゞ

一応雫だけのも撮りました。


でもなかなか絵になる雫が見付かりません。
良いかも?と思っても撮ってる間に落ちてしまったり。(T_T)

傘が車に乗ってるつもりで出掛け、いざ使おうと思ったら乗ってないし。(>_<)
仕方なく合羽を着ての撮影で、レンズが雨に濡れるしレンズ内が湿気で曇って来たり。
色々撮りましたが、一番良かったのがこれ。(金木犀の枝の雫)

次回は雨の中で撮った鳥を。
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再訪ツルニンジン

2020年10月18日 | 山野草
以前見に行って咲いてなかったツルニンジンを再訪しました。
ところが今回も殆ど咲いてませんでした。
そう殆どと言う事は、一応咲いてはいました。(^^)

キキョウ科ツルニンジン属の蔓性多年草で、北海道~九州に分布。

花の直径は3~4cm。

こちらは別の株、他に花を付けたもう一株と、蕾だけの株も。
ここにはまだ有るはずなのですが、花を見付ける事はできませんでした。

ほんのり赤みの差すシモバシラの花。

こちらでは白が多いのですが、数株だけ赤みの差す株が有ります。

逆光で白飛びしてしまったヤマハッカ(山薄荷)。
シソ科ヤマハッカ属の多年草で、本州~九州の陽当たりの良い草地や道端に分布。

ウラナミシジミ(裏浪小灰蝶)。

北海道~沖縄に分布し、前翅長13~18mm、開帳28~34mm。

近寄ると逃げますが、直ぐに近くにとまります。
翅表が撮れないかと粘るも、なかなか翅を開いてくれません。

逆光でも透けそうで透けない翅。

何故かこちらに尻を向けてばかり。

顔も見せてくれない恥ずかしがり屋さんです。(^^;)

僅かに翅を開いてくれましたが角度が悪い。

粘りに粘ってようやく翅表が撮れました。

電線のモズ(百舌鳥)。

まだ肩が痛いので山中に入るのは控えてます、不意な動きでまた痛めてはいけないので。
この時期あちこちで色々な花が咲いてるはずなのですが、見に行けないもどかしさ。
早く行かないと花が終わってしまいそう。(T_T)
次回は雨の土曜日を。
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楽々花撮り

2020年10月17日 | 山野草
まだ療養中だったので、今回も楽々花撮りを。
道路脇に咲いてたヒキオコシ(引き起こし)。

シソ科ヒキオコシ属の多年草で、北海道西南部~九州の林縁などに分布。 

草丈は80~100cmなのに、花冠の長さは5~7mmと小さいです。 

名の由来は弘法大使伝説で、山道で病で倒れてる行者を引き起こし、この草の汁を飲ませると立ちどころに回復したと言う伝説から。
またの名を「延命草」とも言うようです。

ヒヨドリバナ(鵯花)は道路脇でも普通に見られます。 


ヒヨドリバナにもアサギマダラが来ますが、残念ながら見られませんでした。

ヒメジャノメ(姫蛇の目)。 

↑と同じ個体です、前翔の一部が欠損してました。 

ホタルガ(蛍蛾)も居ました。
見られる時期は6~9月となっています、そのせいか近寄っても動きもしませんでした。

まだ早いかな?と思いながら、アケボノソウ(曙草)を見に行ってみました。
良かった、僅かですが咲いてました。

リンドウ科センブリ属の1~2年草で、北海道~九州の湿った場所に分布。 

花弁の斑点を夜明けの星空に見立てたのが名前の由来。 

草丈は30~140cmほどで、花の直径は約2cm。 

療養中なのにこんな所へ?と思われるかも知れませんね。 

実はここ、林道の終点の車止めから20歩ほどで見られる所。(^^;) 

療養中でも楽々見られるアケボノソウですが、年々少なくなってる感じがしてます。 

次回はツルニンジン再訪と他を。 
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サクラタデの咲く休耕田

2020年10月16日 | 山野草
病院に行った帰りの休耕田巡りです。(^^ゞ
各地でサクラタデ(桜蓼)が咲いてるようなので見に行ってみました。
休耕田の草に鳥が居ます、さて何でしょう?
ノビタキそれともオオヨシキリ、いやいやセッカ、遠くて奇麗に撮れません。
どれも撮った事のない鳥なのでさっぱり分かりませんし。(^^;)

更に先の草に飛びました、畔を歩いて少し近寄り撮りましたが・・・。

あれれ!?最初の鳥とはなんだか違うような。

最近モズ(百舌鳥)が電線に居るのを良く見るようになりました。

さてお目当てのサクラタデ(桜蓼)です。
まだ少し早いのでは?と思ってましたが、やはりまだ蕾が多かったです。

以前ここには大群生が有りました、年々他の草に負けてか少なくなっています。

他の場所も徐々に減ったり、見られなくなった所も。

タデ科イヌタデ属の多年草で、本州~沖縄の水辺や湿地、田の畔等に分布。

タデ科の花は総じて小さいですが、その中でもこの花は特大です。
と言っても直径5~6mmですけど。

雌雄異株で、雄花は雄蕊が雌蕊より長く、雌花は雌蕊が雄蕊より長い。
では↓は雄花か雌花か、どうやら雄花のようです。

気なしに撮ってましたが、この日撮ったのは全て雄花だったようで。
以下は別の場所で撮ったサクラタデ。

ちょっと前ぼかしを入れて。

風が強かったので、SSを落として風に揺れる花に挑戦してみました。
しかし上手く行きませんね、落とし過ぎればなんだか分からなくなってしまいます。
少しSSを上げれば止まってしまいますし。(-_-;)

仕方ないのでハッキリクッキリの青空背景で。(^^)

この日クロヤツシロラン(黒八代蘭)も見に行ってみました。
しかし残念、少し遅く萎れ掛けの花で今期は時期を逃してしまいました。

次回も療養中の楽な所の色々です。
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病院の待ち時間に

2020年10月15日 | 山野草
事故の怪我の治療は、通勤途中の田圃の横に有る病院です。
人気が有るのかお客?が多く、待ち時間の長い事。(>_<)
ただ待つのは退屈なので、カメラを持って隣の田圃へ。
あらま!イボクサ(疣草)が咲いてるじゃ有りませんか。

今年は撮らずに終わるかと思ってたのに、こんな所で撮れるとは。

ツユクサ科イボクサ属の1年草で、本州~沖縄の湿地や水田に分布。
花の直径は10~15mm、一日で萎んでしまう一日花。

名前の由来は、葉の汁を付けると疣が取れるとされた事から。
水田雑草としては、形も色合いもかなり奇麗な花です。
イボクサにヒラタアブ。

タカサブロウ(高三郎)も咲いていましたが・・・。

在来のタカサブロウなのか、それともアメリカタカサブロウなのか?

痩果の形で違いが判るようですが、さてどちらなのでしょう?
自分的にはアメリカではないかと思ってます。

少し青空を入れて。

タカサブロウの花に、見た事が無い虫が居たので撮ってみました。

帰ってから調べると、マルボシヒラタハナバエ(丸星扁花蝿)のようです。
体長5~7mmで全国に分布。

畔に咲いてたヒガンバナ、一輪挿しのようだったので撮ってみました。

畔にはアキノノゲシ(秋の野芥子)が沢山咲いてました。

キク科アキノノゲシ属の1又は2年草で、全国の陽当たりの良い草地や畔等に分布。

名前の由来は、春から咲くノゲシに対し秋に咲く事から。

次回も療養中に撮った花等です。
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突然カラスアゲハ

2020年10月14日 | 生き物
何か被写体はないかと歩いていたら、突然ヒガンバナに黒い蝶が。
クロかモンキ、はたまたナガサキ?と思ったらカラスじゃ有りませんか。(◎o◎)

なかなか見られないので、これは撮らねばと執拗に追掛けてみました。(^^;) 

北海道~九州に分布し浅い山地等で見られ、前翅長45~80mm。 

翅表を撮りたいのですが、勿体ぶってなかなか見せてくれません。(^^;) 

飛んでるところが撮れればですが、難しいです。 


吸蜜中もヒラヒラと翅を動かし、花にとまってゆっくり吸蜜しません。

辛うじて青色に輝く翅表を見せてはくれてます。 

正面からも撮れましたが、この角度からだと翅表は見えませんね。 

敵は彼岸花の咲く10mほどの所を行ったり来たり、私も追掛けて行ったり来たり。
ようやく飛んでるところを上から撮る事が出来ました。

ISO800、SS1/400では遅すぎて翅が奇麗に止まりませんでした。 
突然現れたので花撮りの設定まま、変えるのを忘れて追掛けてました。

休耕田に咲いていた蕎麦の花。 

家から近い所でしたが、蕎麦畑が有るとは知りませんでした。 

休耕田を蕎麦畑にしたものの、その畑も休耕してしまい荒れ放題。
蕎麦の花だけが虚しく咲いてました。

ヤブマメ(藪豆)の花。 

マメ科ヤブマメ属の蔓性1年草で、関東以西~九州の林縁や草地に分布。 

花冠の長さは1.5~2cm。 

次回は病院通いの序に撮った色々です。(^^ゞ
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簡単に撮れる所の花

2020年10月13日 | 山野草
近所や道路から楽に撮れる所の花です。
イヌホオズキ(犬酸漿)、ナス科ナス属の1年草で全国に分布。

メハジキ(目弾き)が咲いてました。 

シソ科メハジキ属の多年草で、本州~沖縄の野原や道端に分布。
花冠は長さ10~13mmの2唇形。

名前の由来は、子供が短く切った茎を上下の瞼に挟んで目を大きく開かせて遊んだ事から。
また挟んだ茎を目を閉じて弾き飛ばした事からとも。

シモバシラ(霜柱)の花、この一株だけが奇麗に咲いていました。 

シソ科シモバシラ属の多年草で、関東以西~九州に分布する日本固有種。 

少し下から狙ってみたら、玉ボケが入りました。
 

花の拡大です。 

モズ(百舌鳥)が見られるようになりましたね。 

曇り空で逆光気味になり、上手く撮れません。 

彼岸花が萎れ始めている中、白花を見付けました。
 

これも萎れ掛けですが、見栄えの良い所だけを撮ってます。 

彼岸花は、室町~安土桃山時代に渡来したと推定されてるようです。 

カタバミ(片喰)の花にヤマトシジミ(大和小灰蝶)。 

この組み合わせは良く見られます。
 

オオアオイトトンボ(大青糸蜻蛉)♂、体長1~51mmで北海道~九州に分布。
アオイトトンボと似てますが、お尻の白い部分が一節だけなのでオオアオイトとしました。
 ※アオイトとコバネアオイトは二節白くなる。

療養中に撮った色々がまだ続きます。(^^ゞ 
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怪我で休養中に

2020年10月12日 | 山野草
怪我で仕事を休んでた時、退屈なので歩かずに済む所で撮ってました。(^^;)
まだ肩が痛みますが、先週の木曜(8日)から仕事に行ってます。
近所の田圃の害獣除けの柵の前にキジの♂が入りたそうに中を窺ってました。
これなら近づけるかも?と接近を試みますが、直ぐに飛ばれてしまいます。
ですよねぇ、考えてみれば鳥に柵は通用しません、って考えるまでも有りませんね。(^^ゞ

ヒカゲチョウ(日陰蝶)だと思います、模様が良く見えないのではっきりしません。 

ツルボ(蔓穂)が沢山咲いていました。 

キジカクシ科ツルボ属で全国に分布しています。 

実際はかなり群生してるのですが、沢山咲いてるのを撮るのは苦手です。 

ツルボにアブ、アブの種類は不明。 

青空背景で。 

真っ黒で毛だらけの虫が居ました、アブだと思いますが名前は不明です。
 

帰ってから調べても解りませんでした。
クロマルハナバチ(黒丸花蜂)と教えて頂きました。

山裾の道路脇に咲くツルニンジン(蔓人参)です。
まだ少し早過ぎて、一輪しか咲いてませんでした。
しかも普通下向きに咲くのに、何故か上を向いてて中が撮れません。
再訪しようと思ってたら、週末が台風の影響で雨で行けず。(T_T)

ツルリンドウ(蔓竜胆)、これも道路脇に咲いてます。 


お馴染みのイチモンジセセリ(一文字挵)。 

良く似たオオチャバネセセリ(大茶羽挵)かと思ったのですけど。 

ホシホウジャク(星峰雀)、スズメガ科の蛾で全国に分布、開帳40~50mm。 

今年は撮れないと諦めてましたが、なんとか撮れました。
ホバリングしながら蜜を吸い、忙しなく移動するので撮り難いです。
連写でゴミの山を築いた中のたった2枚。(>_<)

次回も近所と殆ど歩かずに撮った色々を。
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湿原の生き物達

2020年10月11日 | 生き物
生き物と言っても動物は見られません、昆虫です。
ムカゴニンジンにヒメフンバエ(姫糞蝿)。
花に蝶なら絵になりますがハエではねぇ、と思いながら撮ってしまいました。(^^;)

北海道~九州に分布し体長約10mm、剛毛が生えてます。
それにしてもフンバエとは可哀想な名前ですね、幼虫が獣糞を食べて育つからだとか。
成虫はハエなのに小昆虫を捉えて食べるそうで、でもこれは花に来てますね。

ヒメアカネ(姫茜)・・・かな?

別の個体ですが、これもヒメアカネ・・・かな?


前に回って確認、眉のような紋が無いのでヒメアカネに決定。(^^)

ノダケに蜂、なに蜂か分かりません。

お馴染みツマグロヒョウモン、一昨日よ昨日は♂でしたが今日は♀。

この時期にしては翅が無傷です。

別の個体です。

こちらも無傷のようです。

♂はこの時期翅の傷んだのが多いです、争奪戦が有るからでしょうか?

↑の2枚と↓は同じ個体です、↑の2枚は背景が同じなので見れば解りますよね。(^^ゞ

メスグロヒョウモン(雌黒豹紋)の♂。

北海道~九州に分布し、前翅長30~40mm、開帳65~73mm。
この蝶にツマグロ、ナガサキやジャコウアゲハも♀の方が派手(奇麗)です。
アゲハチョウは♀が奇麗なのが多いようです。

これも3枚同じ個体です、これも見れば解りますね。(^^;)

台風は南に逸れ、風はほぼ無風でした。
累積雨量150mm、短時間の豪雨ではなく木曜から降り続いたからです。
次回から怪我で休んでた時に撮った色々を。(;^ω^)
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湿原と周辺の蝶や昆虫など

2020年10月10日 | 生き物
湿原とその周辺で撮った蝶などです。
ヌマダイコン(沼大根)にヒラタアブ(扁虻)。

虻の体長は約10mm。 

飛んでるところを撮ろうとするも上手く行きません。
でもまぐれで撮れる事も。(^^;)

ナミアゲハ(並揚羽)。
最も普通に見られるアゲハで、北海道~沖縄に分布。
キアゲハとの違いは前翅の付け根の模様が筋状、キアゲハは黒塗り。

真横から翅を開いたところを撮ったのは初めてかも。 

サツマシジミ(薩摩小灰蝶)かと思ったら、ヤマトシジミ(大和小灰蝶)でした。(^^;) 


やはりそう簡単には見付かりません。 

サワシロギク(沢白菊)にイチモンジセセリ(一文字挵)。 

少し立ち位置を変えて。 

アザミ(薊)にイチモンジセセリ。 

アザミは蝶に人気が有るようです。 

蜜が多いのでしょうか? 

それにしてもイチモンジセセリばかり。(-_-;) 

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)♂と一緒に。 

こちらはアザミにオオハナアブ(大花虻)。 

同じくアザミにオオハナアブ、背景の白い玉ボケはシラタマホシクサ。 

ムカゴニンジン(零余子人参)にもオオハナアブ。
目の縞模様を撮りたかったのですが、尻しか見せてくれませんでした。

次回も蝶や虫達を。 
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