有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

久し振りにセッカ

2023年08月21日 | 
撮れる花が無いので鳥探しに行くと、久し振りにセッカ(雪加)が出てくれました。
 

以前撮った場所で暫く出てくれず空振りが続いてました。 

ほぼ同じ個体ばかりなので百態としましたが、百態も載せるのは大変、当然見る方も飽きます。(^^;) 

セッカは口の中が魚のノドグロと同じく真っ黒なのですね、この画像で気付きました。

雌雄は不明です。 

おっとカメラ目線。 

花も他の鳥も撮れないので撮りまくり。(^^ゞ 


やはりノドグロ真っ黒け、ノドグロと言うよりお歯黒、って鳥に歯は有りましたっけ。(;^ω^)

口を開けてる画像が多いですが鳴いてないと思います、多分体温調整かと。

飛び出しを狙ってみますが・・・。 

全く撮れません。(>_<) 

飛ぶか!?と思っても飛ばず、飛ばないと思えば飛ぶ、しかも速い。 

こちらは別の場所の別の個体。 

撮ったぁっ!と思いましたがブレブレでした。(T_T) 

それにしても暑い、鳥撮りは待ち時間が長いので熱くて堪りません。
日陰に居ても暑くて堪りません、日陰でも汗が流れるのに日向では噴き出ます。
手の汗でカメラが濡れる程、早く涼しくなって欲しいです。
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暑いので近場でちょっと

2023年08月20日 | 生き物
台風7号の影響で撮影に出掛けられずネタ切れに。(^^;)
昨日近所にちょっと撮りに行って来ましたが、暑くて堪りませんでした。
アレチハナガサ(荒地花笠)にイチモンジセセリ(一文字挵)。
アレチハナガサはクマツヅラ科クマツヅラ属の帰化種で、今や何処ででも見られます。
イチモンジセセリは前翅長17~22mmで北海道~南西諸島に分布。

ツバメが飛び交ってました、でもなんだか尾が長いような?
撮ってみたらコシアカツバメ(腰赤燕)でした、近所で見られるとは知りませんでした。

何時も10km程の所で撮ってたのですが、昨日は4.2kmの場所でした。 
こんなに近くで見られたんだ。

その近くの休耕田に咲いてたオモダカでしょうか?独特の矢尻型の葉が全く有りません。
もしかしたら別種かも?もう一度確認しに行かなければ。

鳥が良く出る神社の森へ行くも全く出てくれず。
珍しくウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)が木の葉にとまってたのでカシャッと。

飛んでばかりいて、とまってるのは珍しいです。 

薄暗い所に居たムラサキツバメ(紫燕)、久し振りに見ました、残念ながら翅は開いてくれず。
前翅長19~23mm、以前は近畿以西だったらしいですが、今は関東以西となってるようです。
4~11月頃に見られ成虫で越冬しますが、集団で越冬するようです。

こちらは尾状突起の無いムラサキシジミ(紫小灰蝶)、↑の直ぐ近くに居ました。
前翅長14~22mm、本州~沖縄に分布、成虫で越冬。

カマキリ(蟷螂)の幼虫、お尻を高く上げてるのは攻撃態勢?

干上がった菖蒲池に居たハクセキレイ(白鶺鴒)の幼鳥?
背景に埋もれて少し分かり難いです。(^^;)

羽繕いする首の後ろの毛が・・・幼鳥は皆こんな感じなのかな? 

再びムラサキツバメ、葉陰で暗かったのでフラッシュ撮影です。 

少し立ち位置を変えると尾状突起が見えました、前出のとは別の個体。 

直ぐ傍の更に暗い所に居たコジャノメ(小蛇の目)、前翅長20~30mmで本州~九州に分布。 

↑の直ぐ傍にもう一頭、暗かったので↑も↓もフラッシュ撮影です。 

相変わらず花の少ない時期が続いてます、そして暑くて堪らない。
花と涼しくなるのはまだ先ですね。(-_-;)
そう言えば関東で水瓶の貯水量が減って来てるとか、他では貯水率0%と言う所が何ヶ所も。
梅雨時(7月)に殆ど雨が降らず、強烈な暑さでしたからね。
こちらは台風のお陰で昨日時点で28%から45%まで復活、でも増加量が既に頭打ち。
予報では来週小さな傘マークが並んでますけど、ダムの水が増える程は期待できなさそう。
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森のメジロと田圃のツバメ

2023年08月17日 | 
今日も台風前の13日に撮った鳥を。
最近お世話になってる神社の森で数羽のメジロ(目白)が出てくれました。

行く時間が悪いのか、猛暑のせいなのか最近姿を見せてくれませんでした。 

数羽居たので撮れる所に居るのを探すのに目移りして狙いが定まらず。(^^;)
こんな時はどうすれば良いのでしょう?

このような撮り易い所に居てくれると有難いです。 

と言っても同じ所に居るのは僅かな時間。 

直ぐに他のメジロを探して・・・も狙いが定まらずとピントが合わず。(T_T) 

数羽の群れはあっと言う間に飛び去ってしまいました。 

場所を移して何か居ないかと田園地帯へ行くも、ツバメが田圃の上を飛ぶのみ。 

撮ってみたらコシアカツバメ (腰赤燕)でした。 

電線にとまるコシアカツバメ。 

幼鳥なのか成鳥なのか?

こちらは普通のツバメ、幼鳥ではないかと。
逆光のせいか腹が黄色くなってしまいました。(本当に黄色なのかも?)

農道にツバメの群れ、これは全て幼鳥のようです。
この時期になるとこのような幼鳥の群れをあちこちで見ます、旅の準備をしているようで。

群れの近くの田圃では盛んに餌を捕ってたので狙ってみました。 

トンボより大きいので撮り易いような気がしますが、気がするだけで撮れませんね。(^^ゞ 

当然飛ぶ速度が速いし、あの速さで急旋回するので捉えられず。
更に正面から向かって来るのはAFが追い付かず、置きピンで撮ってます。

↓のように空中で静止する瞬間を狙います、でも殆ど間に合いません。 

2羽が交差するのを狙ってみますが難しいです、ゴミが富士山より高く積もりました。(>_<) 


一番狙い易いのはツバメが反転する時です、ほぼ同じ所で反転するのでその辺りを置きピンで。 

とは言ってもキッチリ同じ所で反転しないので、これまたゴミの山です。(-_-;) 

ツバメと言えば我が家のベランダのツバメ、夕方になっても巣に戻って来なくなりました。
勿論成鳥も幼鳥もです、多分↑の道路の群れのようにどこかで群れになってるかと。
ただ夜は何処で寝てるのでしょう?特に先日の台風の時などは。
それが定めとは言え過酷ですね自然界は。
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黒い蝶と青い目のトンボ

2023年08月16日 | 生き物
台風の影響がまだなかった13日、気温36℃の日中に山裾へ。
狭い道路の溝から溢れた流れの傍に黒い蝶が居ました。

最初翅を閉じてたのでクロアゲハ(黒揚羽)かナガサキアゲハ(長崎揚羽)と思ったのですが。
※尾状突起が殆ど無かったので。
少し翅が開いたら青く輝きました、カラスアゲハ(烏揚羽)です。
アゲハチョウ科、前翅長45~80mm、北海道~九州に分布し、4~9月頃まで見られます。

尾状突起がほぼ無くなってました。 

道路を流れる水際で吸水してると思ったのですが、どうやら違ったようです。 

水の近くではなくずっと乾いた所に居ます、どうやら栄養豊富な物が有るようで。(^^;) 

少しだけ飛んでは移動して、執拗に口吻を使ってます。 

飛ぶところを狙ってみるも上手く行きませんねぇ。(^^ゞ 

SS1/500では全然遅いようで、沢山撮ったものの使えたのは僅か。(T_T) 

暫くして道路に落ちてたクサギ(臭木)の花へ。 

落ちた花には蜜が無かったのか、またほんの少し移動。
結局翅を全開してるところは撮れませんでした。

オニヤンマ(鬼蜻蜓)を撮ろうと湧き水が出ている小さな流れへ移動。
ここはオニヤンマが毎年縄張りを主張してる場所、でも真昼間のせいか見当たらず。
仕方なく飛んでたモンシロチョウ(紋白蝶)を。

飛んでるモンシロチョウもなかなか撮れないのに、飛んでるオニヤンマが撮れるのか・・・? 

今日は留守なのか昼寝中なのか?肝心のヤンマが見付かりません。
水が湧き出てる所に行くと居ました、でも高速で飛ぶヤンマを捉えられず。
流れに沿って行ったり来たりしますが、一旦撮り損なうといつ戻って来るのやら。
炎天下で待ち続けるのは大変です。(;´Д`)
置きピンで粘る事約30分、なんとか撮れたのがこちら。

↑の連写画像ですが、置きピンなのでピントピッタリと言う訳には・・・。 

↓は水が湧き出ている辺り、農家の方や水を汲みに来る方が居るので足場が作って有ります。
水が湧いてる所は行き止まりなのでここでヤンマが方向転換します。
方向転換の瞬間とその前後が狙い目、しかし言うは易し行うは難しで。
湧き出し口付近は木が覆い被さって暗く、SSが上ががりません。(レンズの暗いコンデジの泣き所)

粘ってもっと良い写真をとも思いましたが、暑くて熱中症になりそうなので撤収。
台風7号はこちらから遠ざかって行きました。
雨量は24時間で82mm、風はそれ程吹かずで最大瞬間風速は20m/sでした。
期待したダム周辺の雨量は131mm、今日も降る予報なのでもう少し増えそうです。
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近所の鳥や蝶

2023年08月15日 | 生き物
ホントこの時期花が無いのと、異常な暑さで外に出るのは躊躇ってしまいます。
早朝のまだ気温が上がり切らない内にと思うも、そうはいかない事情も有り。
近所の山裾や神社の森でなんか居ないかと探してみました。
葉上のコミスジ(小三筋)。


逆光のコミスジ。 

何故か足元に舞い降りたコミスジ。 

見事にスポットライトの当たる所にとまってました。
コミスジはよくみられますが、相変わらず他のイチモンジチョウは見られません。

メジロが一羽。 

ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)。

コンクリートの上にとまる定番のヤマトシジミ(大和小灰蝶)。 

木の葉の上にも。 

コマツナギ(駒繋ぎ)の花にも。 

飛んでるウスバキトンボを狙ってみましたが・・・。
トンボが通りそうな辺りの適当な物にピントを合わせ、シャッター半押しのまま待機。

トンボが狙ったところを通過すると思ったらシャッターを押し込む「置きピン」と言う手法で。
ただ確率が悪く、更にピントピッタリは奇跡に近いです。(^^;)

コツコツとコゲラ(小啄木鳥)が木を突く音、辺りを見回し見付けるも後ろ姿しか撮れず。 

キマダラヒカゲ(黄斑日陰)も見付けました、相変わらずヤマかサトか区別は付きません。(^^ゞ

ヤマノイモ(山の芋)の花。 

花が沢山咲いてますが根はどれくらいになってるのでしょう? 

見るからに小さなトンボが居ました、逆光で分かり難いですが多分「あれ」でしょう。(^^) 

反対側に回ってみると、やはりヒメアカネ(姫茜)でした。
まだお腹が完全に赤くないので未成熟のようです。

最後はヤマガラ(山雀)。
行けばかなりの確率で見られた場所なのに、最近見られなくなってます。
あまりの暑さに涼しい所に避暑に行ってしまったかも?

こちら台風7号の影響は大した事は有りません。
予報では盛んに大雨と言ってたので、ダムの貯水率が回復するかと期待してたのですけど。
ダム周辺の降り始めから累積雨量は15日8時現在67mm、思ったより少ないです。
14日の貯水率は遂に30%を切りました、前回50mm降った時に一日横ばいになっただけ。
今回まだ降ってますが67mmでは二日横ばいになるだけかも?
災害は困りますが100mmくらい降って欲しいです。
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溜池のカイツブリ

2023年08月14日 | 
一週間前の8月7日、溜池にカイツブリの番が居たので撮ってみました。

水面に突き出た枝に巣を作るのでしょうか? 

木の葉などを枝の周りに集めてます。 

木の枝も咥えて来ました。 

巣作りを中断して羽繕い。 

羽を膨らませました。 

おっとこちらに気付いたのかカメラ目線。 

でもこちらは気にしてないようです。 

ストレッチ? 

雌雄とも同じ姿なのでどちらが♂なのか♀なのか? 

おや!何か咥えました、トンボのように見えます。 

「ねぇ、私に半分頂戴」と言ってるような。 

「やだ、自分で捕りな」とばかりに離れます。 

やはり咥えてるのはトンボでしょうね、色からするとウスバキトンボのような。
しかし飛んでるのを捕らえた形跡は有りません、浮いてるのを拾ったのか?

先程のとは違う所の水面に出た枝で巣作りを始めました、前の場所は諦めたのか? 

何か咥えては突き出た枝に絡ませようとしますが・・・。 

作業は全くはかどらず。(^^;)

画像では分かり難いので動画で、4分16秒撮ってましたが巣は殆ど出来ずでした。
半分ほどの2分35秒に編集して。(それでも長いような(^^ゞ)

この日は池の水位が低かったです、台風7号の雨で増水すれば巣が沈んでしまうかも。
他では既に成長した雛を見てますから、ツバメと同じで年に何度も産卵するようです。

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在庫のハグロトンボ

2023年08月13日 | 生き物
現在花が夏休み中?で殆ど見られず、更に強烈な暑さで探しに行く気にもなれず。(^^;)
仕方ないので8月9日の雨が降った日に撮ったハグロトンボ(羽黒蜻蛉)の在庫を。

この日の最高気温は29.4℃と久し振りに30℃を下回ったものの、湿度が93%で強烈な蒸し暑さ 。

この日降ったのは55mm、小雨が降り続いたのではなく短時間にザッと降りました。 

10分間最大雨量15mm、1時間最大雨量21mmで、集中的に降ったので川が急増水。 

背景は普段水量が僅かしかない、小さな川の堰から流れ落ちる水。

 雨でたださえ暗いのに、上を記が覆っているので更に暗くてフラッシュ撮影です。 

翅を開くところを狙ってズームイン。 

しかし思うように開いてくれないし、開いてから押したのでは間に合いません。 

フラッシュ使用時は連写が出来ないし。(一眼ならできるのかな?)
なので↑と↓は連続ではなく、数回翅を開いた時に撮った開き具合が違う画像です。

足元から飛び立ったキマダラヒカゲ(黄斑日陰)。 

これも足元から飛んだヤガ科シタバガ亜科のオスグロトモエ(雄黒巴)だと思います。
そっくりさんにハグルマトモエ(歯車巴)が居て、素人の私には区別が難しい。
オスグロトモエの名前の由来は、夏型の♂の翅表が黒っぽくなる事から。
春と夏の2回発生し、春型(4~7月)の翅裏は赤く別名アカイロトモエとも呼ばれる。
ハグルマトモエも春と夏に出現し、名の由来は翅表の模様がギザギザで歯車のようだから。

台風7号の進路が少し西に振れ、中心がこちらを通る確率が減りました。
ダムの貯水率が30%台まで減少してるので雨を期待してるのですが、もしかすると雨は期待外れに?
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ベランダのツバメと雨の山裾

2023年08月11日 | 生き物
6月に孵化したベランダのツバメですが、孵化した直後に巣が落下。
しかし落ちた巣に雛は見当たらず、どこに消えたやら?
親は一旦居なくなりましたが、少しして戻り再び巣を作り始めます。
そして3度目の産卵をし、孵化した雛は8月5日にここまで育ちました。

そして7日には巣立ち、現在昼間は飛び回り、夕方になると巣に戻って来てこの状態。
もう巣の中に入り切りません。

ベランダから近所の山裾へ、さてこれは何の実でしょう。
マメ科なのは間違いないです、ネムノキの実はこんなでしたっけ?

コミスジ(小三筋)。 

タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科で前翅長22~30mm、北海道~九州に分布。 

コミスジは良く見ますが、他のイチモンジチョウが殆ど見られないのが残念。 

オニドコロ(鬼野老)。 

ホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉)、こちらの山裾の定番のトンボ。

 以下は8月7日の雨の日の山裾です、分かり難いですが濡れるカマキリ(蟷螂)。 

濡れたコシアキトンボ(腰空蜻蛉)を撮ったつもりが、濡れてるようには見えませんね。(^^;) 

これも同じく見た時は濡れてると思ったのに、雨粒も殆ど写ってないし。(T_T) 

これは葉は濡れてるもトンボが濡れてません、でも雨が降ってるのは分かる?

 シオカラトンボは・・・濡れてませんね。 

別角度からでも濡れてません。(^^ゞ 

アブラゼミ(油蝉)は油分が多い?ので雨を弾いてしまいそう。 

雨なので雫も撮りましょう。 


しかし上手く撮れません。

雨で湿度が高く、気温はそれ程でもないのに蒸し暑くて堪りません。
そんな日はカタツムリ(蝸牛)にとっては。

別の木の別のカタツムリ、カタツムリは調べた事が無いので↑と種類が同じかどうかは? 

台風7号がどうにもこちらを直撃する進路予想になってます。
しかも丁度お盆に合わせたように、観光地等は痛手でしょうね。
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田圃と山裾の狭間で

2023年08月10日 | 山野草
田圃周辺で花撮りです、田圃の直ぐ横は山裾ですけど。
ガンクビソウ(雁首草)。

キク科ガンクビソウ属の多年草で本州~沖縄に分布。
花が煙管(キセル)の雁首に似てる事が名前の由来。

田圃の脇に咲いてたアイナエ(藍苗?)
※漢字は不明だそうで、一部図鑑には藍苗の表記も有りましたが?が付いてました。(^^;)

マチン科アイナエ属の1年草で本州~沖縄に分布。 

青空背景で、花までの高さが10cm程なので苦労しました。(^^) 

田圃横の山裾の笹の中に咲いてたママコナ(飯子菜)。 

ハマウツボ科ママコナ属の半寄生1年草で、北海道~九州に分布。 

下唇の白い二つの班をご飯粒(まま)に見立てた名前。 

ここには沢山咲いてましたが、近年笹に埋もれて減少傾向。 

近い内に埋もれてしまうかも知れません。 

何時見ても横からは何かが吠えてるようにしか見えません。(^^;) 

田圃の電柵にとまったオオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)。
下手に線に触れると関電の可能性が有るので慎重に。(昼間は電気が切って有るかもですが)


電線を跨いで撮ってます。 

疎の電柵の直ぐ横にコケオトギリ(苔弟切)。 


オトギリソウ科オトギリ属(ヒメオトギリ属の表記も)の1年草・多年草・一年草または多年草の表記が有り良く分かりません。
分布域も全国・北海道~沖縄・北海道~九州と微妙に違う表記、これまた良く分かりません。(^^;)

対照君を使っての撮影はちょっとピンボケに。(>_<) 

田圃の横なので水田雑草のミゾカクシ(溝隠)も隣に咲いてました。 

キキョウ科ミゾカクシ属の多年草で全国の田や湿地、溝際などに分布。
溝を隠すほど繁茂する事が名の由来ですが、今や見られる所が限られて来てます。

台風6号が九州付近を通過中、更に7号がこちらに向かってます、盆休みは台風になるかも?
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雨後の低山でびしょ濡れ(2)

2023年08月09日 | 山野草
低山の登山道をびしょ濡れになりながら花撮りの続きです。
この日の目的の花の一つキキョウ(桔梗)、残念な事に僅かしか咲いてませんでした。

キキョウ科キキョウ属の多年草で北海道~九州に分布。
自生のものは環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されてます。

この日の夕方に開花する雨に濡れたユウスゲ(夕菅)。
一日花なので翌日の午前中には萎れてしまいます。

草が雨に濡れてるので雫も撮っておきましょう。(^^;) 

しかし、なかなか良い被写体は見付かりません。 

ヤマムグラ(山葎)の小さな花。
アカネ科ヤエムグラ属の多年草で本州~九州に分布。

対照君を入れて撮るのに失敗しました、花の直径2~3mm。 

一輪だけ咲いてたサワシロギク(沢白菊)。 

ヒカゲチョウ(日陰蝶)が居ました。
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科、前翅長25~34mmで本州~九州に分布。

笹の中に隠れていて上手く撮れなかったシロスジトモエ(白筋巴)。
ヤガ科シタバガ亜科で開張55~63mm、本州~九州に分布。

シマジタムラソウ(島路田村草)だと思います。
シソ科アキギリ属の多年草で東海地方に分布する日本固有種。

アキノタムラソウの雄蕊は先端が曲がりますが、こちらは曲がらずに花冠から突き出ます。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種。

咲き残りのノギラン(芒蘭)。 

キンコウカ科ノギラン属の多年草で北海道~九州に分布。 

花期が6~8月となってますが既に終わってました、やはり暑さのせいでしょうか? 

これもこの日の目的の花ミシマサイコ(三島柴胡)。 

セリ科ミシマサイコ属の多年草で本州~九州に分布。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)、愛知では絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されてます。

花が小さくて上手く撮れません。(T_T) 

花の直径は2~3mm、ここまでの画像はまだ開花前です。
花弁は内側に巻き込まれていてジャンケンのグーのような感じ、開花すると花弁は5個です。

こちらは逆に開花して花弁がすでに落ち、花の下に果実が出来始めています。
Netで開花した花の画像を探すも、ここに載せたのと同じ状態のばかりで殆ど有りませんでした。

花期は8~10月となってるので再訪したいと思います。


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