福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

ダイヤモンド・プリンセス号が横浜を出港 マレーシアへ ‼️ 🛳今 どの辺りでしょうか❓

2020-05-16 20:24:00 | 船のお話も面白い🛳⚓️🚢

横浜港を出港後
今どの辺りかなぁ
⬇️

23日現在

フィリピン沖で彷徨う??マニラへ向かう❓

マニラ湾に フィリピン人乗員を降すのでしょうか?

豪華客船が集結です‼️
ダイヤモンドプリンセスもまだ停泊中
マレーシア行きはどうなるの??

ダイヤモンド・プリンセス号が横浜を出港 マレーシアへ
5/16(土) 18:29配信 朝日新聞デジタル


 新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が
16日午後、停泊していた横浜港を出港したことが分かった。
海上保安庁関係者が明らかにした。

 船舶の位置情報を公開するサイト「マリントラフィック」によると、マレーシアに向かっている。

 同船は2月に横浜港に接岸し、一時的な離岸をしながら約3カ月間、横浜港に停泊していた。
船内では乗員と乗客計723人の感染が確認され、13人が死亡した

5/16 現在の位置は
伊豆半島 下田沖を21.1km/hで航行している
行先は MY PKG
マレーシア クアラルンプール


2020/5/17 am5:44現在  MY PKGへ
18日am7:22 鹿児島沖を南下中




フィリピン近くまで行ってる  5/21 

フィリピンに近づく
フィリピン沿岸
5月23日
フィリピン沖で彷徨う?

マニラ沖で彷徨う?
何処に向かう?


マニラ港に停泊
マレーシア行きは??


目的地 PKG 

行先は PORT KELANG







ダイヤモンドプリンセス号
⬇️


これで日本国内に留まるクルーズ船は
長崎の
コスタアトランチカ 
1隻となっていたが
ヤット 終息し
出港した
既にマニラ港に到着している

当時

当時のニュース

集団感染のクルーズ船 陽性者の検査で63人の陰性を確認
5/16(土) 16:00配信 KTNテレビ長崎

集団感染が確認された、長崎市に停泊中のクルーズ船で、帰国に向けた陽性者の検査が行われ、15日は63人の陰性が確認されました。

三菱重工長崎造船所の香焼工場に停泊中のクルーズ船「コスタ・アトランチカ」では、これまでに149人の集団感染が確認されています。

船会社は5月末までの出港を目指すとしていて、陽性者の検査を進めています。

16日、県は、14日検体を採取した83人のうち63人の陰性を発表しました。

このうち11人が17日、帰国予定です。

これで陽性だった149人のうち13人が船を離れることになります。

県内の感染症指定医療機関に入院しているのはクルーズ船の陽性者5人のみで、県内の感染者はすでに退院しています。

(16日午後5時現在)






Vol.6 初夏にピッタリの美味しさ!奄美が誇る「黒糖焼酎」の魅力🥃

2020-05-16 19:21:00 |  お酒をめぐるイイ話
愛飲は芋焼酎だけど
黒糖焼酎を
一度飲んでみようかなぁ
今日 ドクターへ結果を聞きに
尿酸値が6・0と改善😁
日本酒に色気が出るけど✖️


黒糖焼酎には糖分は一切含まれない❗️ 
外飲みを自粛しなければならない時期が続いておるんじゃが、
奄美で造られる黒糖焼酎を家で飲みながら、せめてもの南国気分を味わってみてはいかがかの? 
そして、コロナ禍が終息したら、
奄美に赴き、コーラルブルーの海を眺めながら、是非本場の「黒糖焼酎」を味わってくだされ。

黒糖焼酎は「糖分が多いから…」と敬遠する人がおるようじゃが、
蒸留して出来上がった焼酎に糖分は一切含まれないので、安心して飲まれるとよかろう。


奄美黒糖焼酎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

奄美黒糖焼酎(あまみこくとうしょうちゅう)は、鹿児島県の奄美群島のみで造られている米麹とサトウキビの絞り汁から作った純黒砂糖を原料に醸造し、単式蒸留した本格焼酎。奄美大島酒造協同組合の地域団体商標である。一般名詞は黒糖焼酎(こくとうしょうちゅう、こくとうじょうちゅう)である。
奄美黒糖焼酎は、サトウキビ栽培が盛んな奄美群島に20世紀から伝わるもろみ取り焼酎で、酒税法第3条の用語では「単式蒸留しようちゆう」(旧「しようちゆう乙類」)に属し、一般には焼酎乙類と表記されている。水色は明澄(透明)で、多くは無色であるが、オーク(コナラ属)の木樽熟成により淡い琥珀色を呈し、洋酒のような樽香を持つものもある。2016年時点、奄美群島内の5つの島にある23場の蔵元が16社の納税企業名(共同瓶詰め専門の2社を含む)で製造、出荷を行っている。この他に、鹿児島県鹿屋市、京都府京都市、などの酒販業者や宮内庁からの委託で奄美群島内で作られ、独自銘柄で販売されている黒糖焼酎がある。
サトウキビの絞り汁から作る純黒砂糖と米麹が主原料であり、1回だけ行われる蒸留の際に黒砂糖と米由来の芳醇な風味は加わるが、糖分は加えないので、糖分ゼロの辛口焼酎である。糖分以外の他の微量成分による甘味が感じられる銘柄もある。黒砂糖は奄美群島の奄美大島、徳之島、加計呂麻島、喜界島産の他、沖縄県産のものが使われる場合が多い。沖縄県産の方が「離島振興法」に基づく産業振興補助金や格差補給金があり、価格が安いためであるが、風土や製法の違いで風味に違いがある。
酒税法に関連した国税庁の通達によって、含糖物質(砂糖、蜂蜜、メープルシロップなど)を使って「焼酎」が作れるのは熊本国税局大島税務署が所管する奄美群島に限られる。愛知県に米麹と黒砂糖を使って蒸留酒を製造していた例やタイに米麹と黒糖で作る蒸留酒の例もあるが、酒税法上はいずれもスピリッツと扱われ、アルコール度数37度未満では、酒税が割高となる。
奄美群島内での消費の他、日本全国に流通している。平成25醸造年度(2013年7月から1年間)の鹿児島県外への出荷比率は約6割に達しているが、黒糖焼酎の知名度はまだ芋焼酎、麦焼酎、米焼酎や泡盛よりも低く、全国で消費される焼酎の中に占める割合は2%程度にとどまっており、県外の飲食店では提供している例が少数派であるのが実情である。県外の地域別では、以前は奄美出身者が多い大阪府や兵庫県などの近畿地方への出荷が最も多かったが、1990年代以降は東京都などの関東地方向けが最も多くなった。ただし関東、関西のスーパーマーケットなどで買える銘柄は大手数社のものに限られており、それ以外は専門の酒販店に行くか通信販売の利用でないと希望の銘柄が買えない場合が多い。百貨店の鹿児島物産展などの催事で売られる場合がある。

類似の酒との違い

泡盛との違い
沖縄泡盛作りの技術が基礎となっているなど、地域的、歴史的に泡盛とは密接な関連があったが、現在作られている一般的な泡盛と奄美黒糖焼酎には、原料、製造工程に大きな違いがある。
泡盛のアルコール発酵のための原料が米のみであるのに対し、奄美黒糖焼酎は固形の黒砂糖と米である
泡盛が蒸した米に麹を混ぜて発酵させてもろみとするのに対し、奄美黒糖焼酎は米に麹を混ぜて発酵させる一次仕込みの後、黒砂糖を溶かした糖液と混ぜて二次仕込みで発酵させ、もろみとする。(できたもろみを1回だけ蒸留する点は同じ)
米麹には、泡盛では黒麹が使われるのに対して、現在の奄美黒糖焼酎は白麹が主流であるが、黒麹、黄麹を使うものもある。
なお、アメリカ統治時代に奄美群島や宮古、八重山などで「泡盛」と称して売られていたものは、実際は米麹に黒糖を加えた黒糖焼酎であった場合もある。米のみのものと区別する意味で純良泡盛と称する例もあった。

糖蜜を使う甲類焼酎との違い

日本の本土や韓国の甲類焼酎(現在の酒税法では「連続式蒸留しようちゆう」と称する)の多くは、現在糖蜜を原料に使用している。原料植物のサトウキビは黒糖焼酎と共通であるが、次のような違いがある。
アルコール発酵の原料は、奄美黒糖焼酎が固形(ブロック)の黒砂糖(含蜜糖)を湯に溶かした糖液と米麹であるのに対して、甲類焼酎は砂糖を作る際に副産する黒い廃糖蜜(モラセス)が主で、場合によっては少し煮詰めたサトウキビ絞り汁も使われる。また、甲類焼酎は糖蜜以外にイモ類、タピオカ、コーングリッドなどサトウキビや米以外の糖化用デンプン原料を組み合わせて使うことも可能である。
蒸留方法は、奄美黒糖焼酎がもろみを一定量ずつに分けて単式蒸留器で一度だけ蒸留する単式蒸留(多くは常圧蒸留)であるのに対して、甲類焼酎は連続式蒸留器(多くは減圧蒸留)で自動の流れ作業的に行われる。このため、甲類焼酎は風味に乏しいが、酎ハイやリキュールなどの原料としては癖のないものとなる。
蒸留した酒は、本格焼酎である奄美黒糖焼酎には度数調整用の水以外のものを加えられないのに対して、甲類焼酎は風味調整用の成分を加えることも可能である。また、風味を加えるために乙類焼酎を混和する場合もある。

ラム酒との違い

ラム酒は原料植物のサトウキビが黒糖焼酎と共通であるが、次のような違いがある。
ラム酒はサトウキビの絞り汁または製糖の際の副産物である廃糖蜜といった液体が原料であるのに対し、奄美黒糖焼酎は固形の黒砂糖と米麹である。また、ラム酒に米が使われることはない。
ラム酒は絞り汁、糖蜜だけでなく、黒砂糖のような含蜜糖で作ることも、上白糖、ざらめの様な分蜜糖で作ることも規定の上では可能であるが、奄美黒糖焼酎は含蜜糖を冷やし固めた固形(ブロック)の黒砂糖しか使えない[14]。
蒸留方法は、奄美黒糖焼酎がもろみを一定量ずつに分けて単式蒸留器で一度だけ蒸留する単式蒸留(多くは常圧蒸留)であるのに対して、ラム酒は連続式蒸留器(多くは減圧蒸留)でも作れるし、単式蒸留器で複数回蒸留することも一般的である。このため、ラム酒の蒸留ではアルコール度数の高いものを効率的に作ることができる。
ラム酒は木樽熟成を行うのが基本であるが、奄美黒糖焼酎は木樽熟成をしないものが多い。ただし、近年は洋酒に近い風味を持たせるために、タンク熟成後に木樽熟成を行うものも増えている。
ラム酒はスパイスド・ラム、または、フレーバード・ラムと称して、バニラなどの香辛料で香り付けをすることも可能であるが、本格焼酎として販売される奄美黒糖焼酎には水以外のものを加えることが許されていない[15]。
製品のアルコール度数は単式蒸留焼酎の一種である奄美黒糖焼酎が日本の酒税法で45度以下と規定されているのに対して、ラム酒はこの規定が適用されない。日本での販売に関してはスピリッツの95度以下が適用される。なお、現在の酒税は37度未満の場合、ラム酒を含むスピリッツは固定のため、単式蒸留焼酎よりも高い酒税が課せられる。37度-45度では酒税は同額である。



ライバルに勝つため胴体を伸ばしたら「世界最長」に エアバス「A340-600」の顛末‼️

2020-05-16 00:10:00 | 飛行機の話題(乗り物ニュース)

ライバルに勝つため胴体を伸ばしたら「世界最長」に エアバス「A340-600」の顛末

旅客機は同じシリーズで胴体を伸ばし増席を図ったモデルを出すことが多く、
そのようなモデルのなかで、エアバスが唯一、胴体最長記録を作ったのがA340-600型機です。
その異形ともいえる長い胴体は、どのように作られたのでしょうか❓

そこまで「長い」わけではなかったA340の初期型
旅客機は、同じシリーズのなかでいくつかのモデルを出すことが一般的で、
後発モデルには、胴体を伸ばし、席数の増加を図ったモデルが見られるというのも、
ひとつのお約束のようなものです。

2020年4月現在、航空会社に導入されている世界最長の旅客機は、
ボーイング747-8型機の76.25mですが、
その前に記録をもっていたのがエアバスのA340-600型機です。
同社の飛行機のなかでは、唯一の「胴体最長記録」保持機でもあります。
ルフトハンザ航空のエアバスA340-600型機

A340シリーズは、エアバスにとって初となる4発エンジン機です。
このシリーズは、1987(昭和62)年ごろから同社の双発機A330シリーズと並行して開発が始まり、
胴体は同じものを使い、コックピットも高い共通性があります。
これはエンジンの数で航続距離の使い分けを目指したもので、
A340シリーズはエンジン数を増やすことで長距離の飛行に適したモデルとされました。

このシリーズの初期モデルは、標準型で全長59.40mのA340-200型機、
長胴型で全長63.69mのA340-300型機という2モデルで、
-300型機の方が先に1991(平成3)年、初飛行をし、
そののち、1993(平成5)年に航空会社での運航がスタートしています。
この初期モデルは、まだ他社とくらべて圧倒的な長さを持つものではありませんでした。

このころライバルであるボーイングは、
長距離路線の市場で「ハイテクジャンボ」こと747-400型機が好調な売れ行きを見せていたほか、
1990(平成2)年ごろから、400席超クラスの次世代双発機、いわゆる「777」の開発に着手しています。
初期型は777-200型機で、こちらは1994(平成6)年に初飛行を迎えていますが、
その前から、ボーイングでは777の長胴型を作る計画が進んでいました。

ライバル ボーイングに勝つため開発された新モデル 顛末は

そして1995(平成7)年、ボーイングは777シリーズの長胴型、777-300型機の製造を決定します。
その全長は当時、最長の旅客機であった「ジャンボ」こと747型機の70.6mを上回る、73.9mです。
座席数は双発機ながら747型機に匹敵する500席超を設置可能で、
航続距離も1万km以上と、多くの人を遠くまで一度に運ぶことができます。

このように長距離大量輸送の市場では、いってしまえばボーイングの独壇場となっていたなか、
エアバスはA340シリーズの航続距離延長型と、長胴型での新モデルの開発を計画します。
1997(平成9)年、前者はA340-500、そして後者はA340-600として開発が始まりました。

JALのボーイング777-300型機

 新モデルの長胴型であるA340-600型機は、初期モデルの-300型機の胴体を約9m延長したもので、
座席数はクラス編成次第で450席超を搭載でき、航続距離も-300型機を上回る1万5000kmに迫ります。
そしてその全長は75.36mになり、ボーイング777-300型機の記録を更新しました。
A340-600型機は2001(平成13)年に初飛行、その翌年に航空会社での就航が始まります。

新モデルの長胴型であるA340-600型機は、初期モデルの-300型機の胴体を約9m延長したもので、
座席数はクラス編成次第で450席超を搭載でき、航続距離も-300型機を上回る1万5000kmに迫ります。
そしてその全長は75.36mになり、ボーイング777-300型機の記録を更新しました。
A340-600型機は2001(平成13)年に初飛行、その翌年に航空会社での就航が始まります。

ただ、このころの航空業界では、長距離の路線でも双発機を投入することが多くなっていました。
ボーイングは777-200型、-300型の航続距離延長モデルを相次いでリリースし、
一部はA340-600型機がデビューしたころから、航空会社で実際に投入されています。

そうなるとエンジンが多いぶん、
それらに比べてコストパフォーマンスの点で不利なA340-600型機の売れ行きは順調とはいえず、
最終的に100機にも満たない製造機数で生産終了となりました。

ちなみに、その後ボーイング747-8型機が塗り替えた最長記録は、
2020年に初飛行したボーイング777シリーズの最新モデル、
777-9型機が航空会社に納入されれば更新される見込みで、その全長は76.73mに上ります。

*******************

A330とは対照的な運命のA340

A340ファミリーの生産台数
A340各タイプの側面図。上からA340-200、A340-300、A340-500、A340-600。

エアバス社はA330と同じ機体とエンジンを4発としてA340を開発し、
A340を長距離用ととして売り分けていた。
しかし、経済的な双発機でも長距離路線を飛ばせるエンジンの進化・開発・規制緩和が進み
A340への発注は激減して、2011年に生産終了に追い込めれた
しかし、A330がそれを十分に補う大ヒットとなった

【了】

関空へ飛来したA340シリーズ
出会えたのは
340-200・240-300 のみだった

340-200 は

エジプト政府 Airbus A340-200 (SU-GGG)
関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]撮影日:2019/06/29
G20にて来日

カタールアミリフライト Airbus A340-200 (A7-HHK)
関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]撮影日:2019/04/13

アルファ・スター Airbus A340-200 (HZ-SKY1)
関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]撮影日:2016/06/03

エア・レジャー Airbus A340-200 (SU-GBN)
関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]撮影日:2016/05/07


340-300

ドイツ空軍 Airbus A340-300 (16-02)
関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]撮影日:2019/06/29
G20 来日


フィリピン航空 Airbus A340-300 (RP-C3435)
関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]撮影日:2018/07/02


フィンエアー Airbus A340-300 (OH-LQD)
関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]撮影日:2015/12/08




フィンエアー Airbus A340-300 (OH-LQE) 
関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]撮影日:2015/11/15




ルフトハンザドイツ航空 Airbus A340-300 (D-AIFE)
関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]撮影日:2015/01/25

キャセイパシフィック航空 Airbus A340-300 (B-HXC)
関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]撮影日:2014/10/08



ルフトハンザドイツ航空 Airbus A340-300 (D-AIGM)
関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]撮影日:2014/11/13


チャイナエアライン Airbus A340-300 (B-18801)
関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]撮影日:2014/12/24



エア・タヒチ・ヌイ Airbus A340-300 (F-OJTN)
関西国際空港 - Kansai International Airport [KIX/RJBB]撮影日:2014/08/17


A340
用途:旅客機
分類:ワイドボディ機
製造者:エアバス
初飛行:1991年10月25日
生産数:377機
運用開始:1993年3月15日
運用状況:運用中

エアバスA340 (Airbus A340) は、ヨーロッパの企業連合であるエアバス・インダストリー社(後のエアバス社)が開発・製造した、長距離路線向けのワイドボディ4発ジェット旅客機である。
A340は、エアバスA300由来の胴体を延長したワイドボディ機で、低翼に配置された主翼下に4発のターボファンエンジンを装備する。尾翼は低翼配置、降着装置は前輪配置で主翼間に中央脚を持つ仕様もある。A340シリーズには4つのモデルA340-200、A340-300、A340-500、A340-600が存在する。機体寸法や性能は各形式によるが、巡航速度はマッハ0.82から0.83で、全長は59.40から75.36メートル、全幅は60.30から63.45メートル、最大離陸重量は253.5から380トン、座席数は240席から440席程度である。A340は双発のエアバスA330と同時に正式開発が決定され、エンジン関係を除いて両機は最大限共通化された。A340はエアバスが開発した最初の4発機となったほか、4発機と双発機の同時並行的な開発は、航空技術史上において希少な取り組みとなった。また、A340ではフライ・バイ・ワイヤシステムやグラスコックピットが導入され、操縦系統が共通化されたエアバス機との間で相互乗員資格が認められている。
A340シリーズの中で、A340-200/-300は最初に開発されたA340の第1世代である。A340-200は航続力を優先した短胴型、A340-300は収容力を優先した長胴型で、それぞれルフトハンザドイツ航空とエールフランスによって1993年に初就航した。その後、長距離路線に進出しつつあった双発機に対抗するため、A340の第2世代としてA340-500/-600が開発された。収容力増強型のA340-600は登場時点で世界最大の全長を持つ旅客機となり、2002年にヴァージン・アトランティック航空によって初就航した。航続力増強型のA340-500は登場時において世界最長の航続距離性能を持つ航空機となり、エミレーツ航空によって2003年に初就航した。2004年にはシンガポール航空がA340-500を用いてシンガポール - ニューヨーク直行便を開設し、民間航空路線として世界最長距離を記録した。その後、エアバスは新しい長距離機としてA350XWBを開発し、2011年にA340の生産終了を発表した。A340シリーズ全体での生産数は377機であった。A340は欧州やアジア・中東地域の航空会社を中心に運航され、ボーイング747ほどの収容力を必要としない長距離路線を中心に就航している。2014年10月現在までに、A340に関して5件の機体損失事故が発生しているが、死亡事故は起きていない。