福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

JALグループLCC「ZIPAIR」 2路線目も異例のスタート 「乗客なし」でソウル線を開設✈️9月12日初就航❗️

2020-09-13 09:30:00 | 飛行機の話題(乗り物ニュース)

ZIPAIR/ジップエア、2020年9月12日より東京/成田~ソウル/仁川線の貨物便の運航を開始

新型コロナの影響で、国際線旅客便の運航が難しい状況下、
今回も「旅客便を使った貨物便」という異例の運航形態です。

12日ソウル初便運航のJA822J


関空習熟飛行機

譲渡前JAL時代


JAL(日本航空)グループの中長距離LCC(格安航空会社)、
ジップエア(ZIPAIR Tokyo)が2020年9月12日(土)、
同社2路線目となる成田~ソウル(仁川)線を「旅客機を用いた貨物専用便」として就航。
成田発の初便が同日朝9時30分ごろ、成田空港を離陸しました。
[運航スケジュール]
ZG41 成田09:15→11:50仁川 火水木土日
ZG42 仁川13:30→15:55成田 火水木土日

今日 成田空港離陸しました




ジップエアは日本初の国際線をメインとするLCCとして発足。
当初の計画では2020年5月に成田~バンコク線、7月に成田~ソウル線で旅客便を開設する予定でした。
ところが新型コロナウイルスの影響で国際線旅客便の運航が難しい状態であることから、計画が変更されています。

2020年6月、ジップエアは成田~バンコク線を、
乗客を乗せず航空貨物のみを胴体下部の貨物スペースに載せて運航するという、
異例の形でスタート。
そして、今回開設された成田~ソウル線も同様の形態がとられました。

当日の成田発の航空貨物は、電子部品など1tを搭載。
折り返しとなるソウル発の便では、電子部品、自動車部品、衣料品など9tが積まれる予定です。
なお、これらの貨物搭載量は今後増える見通しとのことです。

また、今回のフライトでは訓練のため、CA(客室乗務員)の教官と訓練生など計11名が搭乗します。
なお、バンコク線と同様、この貨物便はJALとのコードシェアを実施。
ジップエアは、それぞれの国との物流ルート確保に貢献していきたいとしています。

また、同社は年内にも成田~ホノルル線の開設を目指しており、
将来的には北米方面への路線展開も検討しているとのことです。

各国の長距離国際線を運航するLCCは、
国内線の運航路線も持たないケースが多く、
コロナ禍でも苦戦しているのが目立ちます。
ジップエアは貨物に活路を見出した形となっていますが、
大きな収益源にはならないことから、
いち早い旅客便の就航が待たれます。

もう1機の
JA825J
BKK➡︎NRT飛行中

譲渡前JAL時代









飛行機座席クラス ビジネスは「C」 エコノミーは「Y」… 謎すぎる略称なぜ生まれた?✈️ビジネスクラスのできた経緯とは❓

2020-09-13 00:10:00 | 飛行機の話題(乗り物ニュース)

飛行機座席クラス ビジネスは「C」 エコノミーは「Y」… 謎すぎる略称なぜ生まれた?
2020.09.05 乗りものニュース編集部

飛行機の座席はクラスが設定されていますが、航空券を見ると
「ファーストクラス」は「F」であるものの、
「ビジネスクラス」は「C」
「エコノミークラス」は「Y」
と統一されていません。なぜでしょうか。

ビジネスは「C」、エコノミーは「Y」!?

 飛行機、とりわけ国際線では座席のクラスは数タイプ設けられ、
おおまかに上位から「ファーストクラス」「ビジネスクラス」「エコノミークラス」
に分けられるというのが一般的です。

そして搭乗券には、座席番号や名前とともにクラスが記載されています。
ただその券面を見ると、ファーストクラスは「First」の頭文字「F」ですが、
ビジネスは「C」、エコノミーは「Y」です。
なぜこのような不統一が生じているのでしょうか。

ビジネスクラスの「C」のナゾに関わっているのが、
かつてアメリカ航空業界のトップに君臨したパンアメリカン航空(パンナム)でしょう

戦前、草創期の旅客機は非常にリッチな乗りもので、
いってしまえば「ファーストクラス」のみだったそう。
その後1950年代には、ファーストクラスとエコノミークラスの2クラスを備えるというスタイルも発生します。



ところが1970年代に「ジャンボジェット」ことボーイング747型機がデビューし、
「団体割引運賃」が導入されたことなどで、特にエコノミーの航空券価格が大きく低下。
これにより、エコノミーとファーストの料金差がさらに開いてしまった結果、
ビジネスクラスに相当するものが誕生したとされています。



ビジネス、エコノミーがアルファベットの頭文字ではない理由

 先述の経緯にともなって、かつてのパンナムは「クリッパークラス(Clipper Class)」というものを導入しました。
これが世界中の航空会社に広まったのが、現在のビジネスクラスといわれています。
ビジネスクラスの「C」は、「クリッパー」の頭文字「C」を当てはめるようになったというのが最も有力な説です。
なお、JALやANAなど日本の航空会社でも2020年現在、ビジネスクラスの航空券は「C」で表示されています。



Clipper New Horizons #747
パンナムのボーイング747型機。機首部分には「Clipper Rainbow」の文字が入っている

ちなみにこの「クリッパー」という言葉をパンナムは重用し、
世界的にもそれをパンナムの二つ名としていた傾向があり、
機体の愛称や、同社機のパイロットと管制官のやり取りで用いられるコールサインなどで用いています。

そしてエコノミークラスの「Y」は、「Economy」の語尾をとったものという説が一般的です。
この背景として考え得る有力な説の一つが、アルファベットの順番です。

エコノミーの頭文字をそのまま取って「E」とした場合、
ファーストの「F」よりアルファベット順で先に来てしまいます。
このことから、末尾の「Y」を使うことでファーストクラスの利用者に配慮した、
というのが有力視されているものの一つです。

ビジネスクラスの誕生裏話