福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

韓国アシアナ航空 売却交渉決裂 コロナで経営環境大きく変化✈️スポンサーが現れるのか❓❓

2020-09-16 00:10:00 | 飛行機の話題(乗り物ニュース)

韓国国土は狭く(日本の約1/4の面積)  人口も5千万人強の環境で
エアラインの路線は
国内路線は限定され、国際路線依存体質である
主要エアライン6社体制に新興LCC3社認可し競争激化危惧の中
新型ウイルスによる国際線旅客便のストップで各社青息吐息
(一部路線の運航は再開している)
財政支援という延命装置で生き延びている
大韓航空・アシアナ航空が貨物便強化で収益確保報道もあるが
一時帰休制度(無給)による人件費負担の軽減でのマジックだろう
韓国の「特別雇用支援金」制度が9月末〜10月迄となる
さて如何なるでしょう?
制度が継続か打ち切りか?正念場を迎える
航空業界も
正常化には3年は要すると・・・の声もある

キャッシュアウトの続く航空会社に
投資する魅力はあるのでしょうか?
国有化の道を進む?業界再編?

アシアナ航空の売却白紙化 
債権団の管理下へ、再売却目指す


アシアナ航空、売却計画の白紙化を発表 HDCと契約解除

韓国の航空大手、アシアナ航空は、グループの資金繰りが悪化し、
去年から不動産大手の企業などと売却に向けた交渉を続けていましたが、
11日、交渉が決裂したことを明らかにしました。
新型コロナウイルスの影響で、経営環境が大きく変わったことが背景にあると指摘されていて、
韓国政府は日本円で2000億円以上の支援を行うことを決めました。

アシアナ航空は、財閥のクムホ(錦湖)アシアナグループの傘下に入っていましたが、
グループの資金繰りが悪化したことから去年4月に売却されることが決まり、
不動産大手、HDCヒョンデ(現代)産業開発などでつくる企業連合との交渉を進めていました。

しかし、アシアナ航空などは11日、この交渉が決裂したことを明らかにしました。

韓国メディアは、双方が去年12月に2兆5000億ウォン、
日本円でおよそ2300億円での売却で基本合意したものの、
新型コロナウイルスの影響で、経営を取り巻く環境が大きく変わる中、
企業連合側が条件の見直しを求め、折り合いがつかなくなったと伝えています。

これを受けて韓国政府はアシアナ航空に対しておよそ2100億円の支援を行うことを決めましたが、
地元のメディアはアシアナ航空が今後、新たな売却先を探すことを余儀なくされると伝えていて、
厳しい状況が続きそうです。
⬇️

保有機材内容は
⬇️

新規導入機はエアバス化の流れです

アシアナ航空 Airbus A380 (HL7625) 

アシアナ航空 Airbus A350-900 (HL8078) 

アシアナ航空 Airbus A330-300 (HL7741) 

アシアナ航空 Airbus A321 (HL8071) 

アシアナ航空 Boeing 747-400 (HL7418) 

アシアナ航空 Boeing 777-200 (HL7596)

アシアナ航空 Boeing 767-300 (HL7248) 

傘下LCC

エアプサン Airbus A321 (HL7730)

エアソウル Airbus A321 (HL7212) 

エアソウルが清州ー済州就航、国内線を拡充
韓国のフルサービスキャリア(FSC)大手アシアナ航空傘下の格安航空会社(LCC)、
エアソウルは11日、10月8日に清州(忠清北道)―済州線を新規就航すると発表した。
同社の国内線は3路線目。新型コロナウイルス感染症の拡大で国際線の運航ができない中、
企業存続のために国内線を拡充していく計画だ。

別のニュースでも


アシアナ航空の債権団は、売却手続きを進めている現代産業開発(HDC)との株式売買契約を
正式に解除することを発表しました。

HDCは、当初予定されていた4月30日の買収手続き完了を延期し、
新型コロナウイルスの影響によりアシアナ航空の資産状況を再調査するよう求めてたことから、
買収を白紙化するとの憶測が広まっていました。
そしてその後の交渉が難航したことから、
アシアナ航空のメインバンクである政府系産業銀行がHDCに対し、
売却価格を最大1兆ウォン値引きする提案をしましたが、
HDC側はこれを拒否し、その後も折り合いがつかず契約解除となりました。



これによりアシアナ航空は産業銀行をはじめとした債権団の管理下置かれることになり、
政府は2兆4千億ウォンを基幹産業安定基金として投入すること決定しています。
なお新型コロナウイルスが終息し、市場が正常化した時点で再度売却交渉を進める計画とみられています。

また基幹産業安定基金の条件において、
傘下の会社への流用ができない決まりであることから、
今後エアプサンやエアソウルなども分離売却される可能性があることが現地で報道されています。

HDCは、契約金として2,500億ウォンを既に支払っていますが、
今後はこの契約金の返還を求める訴訟の準備に入るものとみられます。
さお再三にわたり資産状況の再調査を求めた事が、
契約金の返還を求める訴訟の正当性を主張するため準備であったとの見方もされており、
新型コロナウイルス感染後の早い段階から契約解除に向けた準備を進めていたことも指摘されています。

以上

救世主は大韓航空だった・・・政府主導の救済劇か❓



一方で 
死に体のイースター航空はどうなるか?

イースター航空、存続へ向け2社と協議を開始 1社は新興エアライン

チェジュ航空との売却契約が解除となったイースター航空は
会社の存続に向け現在2社と協議を行っていることが明らかになりました

当初、売却契約が解除されたことにより会社を清算する可能性が高いとされていましたが、
現在会社の存続に向け、再度売却に向けた交渉を行っており、2社と協議を進めている模様です。
なお売却金額は大幅に減額される見通しです。

現在までに交渉先は明らかにされていませんが、1社は大企業、
もう1社は新興エアラインとされていることから、
後者に関してはフライカンウォン・エアロK・エアプレミアのいずれかであることが予想されます。
また引き続き政府からの支援金の獲得を目指しているとしており、存続に意欲を示しています。

イースター航空 Boeing 737 MAX 8 (HL8340) 


以上

韓国と日本の比較
⬇️

韓国空港