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天下りあっせん問題で最終報告 文部科学省の不正行為はなぜなくならないのか

2017年04月02日 07時02分30秒 | 日記

天下りあっせん問題で最終報告 文部科学省の不正行為はなぜなくならないのか

天下りあっせん問題で最終報告 文部科学省の不正行為はなぜなくならないのか

 
文科省の天下りあっせん問題の最終報告を報じる31日付各紙。

 

《本記事のポイント》

  • 文科省の天下りあっせん問題で最終報告書が公表された。
  • 文科省は日常的に違法な天下りあっせんや情報漏洩などの「不正」を行っていた。
  • 大学設置・学校法人審議会が学長人事に口を挟むことに正当性はない。

 

文部科学省の天下りあっせん問題で、3月30日、最終報告書が公表された。2月の中間報告後、新たに35件の国家公務員法違反が判明し、違法事案は合計で62件以上に上った。

 

今回の問題で処分の対象となったのは合計43人。ひとつの問題での処分の数としては過去最多だという。

 

だが、文科省の不祥事は天下りあっせんだけではない。調査の過程では、守秘義務違反、情報漏洩も明らかになった。

 

新しい大学や学部の設置を審議する「大学設置・学校法人審議会」の審査情報が、対象の大学に伝えられる前に、設置審査とは無関係の文科省人事課に伝えられていたのだ。

 

 

日常的な不正行為

文科省の指揮の下、天下りのあっせんを行っていた人事課OBの嶋貫和男氏は、文科省退官後、学校法人滋慶学園特別顧問に就任した。

 

2014年3月、同学校法人は滋慶大学(通信教育課程)の設置認可申請を行った。その際の学長予定者が嶋貫氏だった。

 

だが、審議会は嶋貫氏を学長候補とは認められないとして「是正意見」を出した。

 

この情報がなぜか審議会とは無関係の人事課に伝わった。さらに、人事課職員と大学設置審査担当の職員は、「ほとぼりが冷めるまで、嶋貫氏には副学長に就任してもらい、当面、学長には別の適任者を当ててはどうか」ということまで話し合っていたという。

 

文科省退職者のために尽力していた嶋貫氏への配慮が垣間見えるようだが、このような情報漏洩は、国家公務員法99条(信用失墜行為の禁止)と100条(守秘義務)に違反している。

 

結局、滋慶大学の申請は取り下げられたが、これは設置審査の信頼性を大きく損なうものと言えるだろう。

 

また、同時期には学校法人幸福の科学学園も大学の設置認可申請を行ったが、この審査過程においても、文科省や審議会の不正が明るみに出ている。

 

同学校法人によれば、審議委員を務める教授から、同大学の教員候補者に「こんな大学に行ったら研究者としておしまいだ」など威圧的な言動があったという。これは、守秘義務違反であると共に、「アカデミック・ハラスメント」でもあり、言語道断の行為だ。

 

(文科省の数々の不正行為については以下を参照)

http://university.happy-science.jp/files/2014/11/x2sol2iw.pdf

 

このように文科省は、日常的に違法な天下りあっせんや情報漏洩などの「不正」を行っていた。こんな状態では、高い見識と人格で後進の者を教え導くことが求められる「教育」に携わる資格はないと言ってよいだろう。

 

 

学長人事への介入に正当性はあるか

こうした情報漏洩は論外だが、そもそも大学設置申請の制度そのものに大きな問題がある。

 

嶋貫氏を学長候補として申請した滋慶大学と同じく、幸福の科学大学にも学長候補に是正意見がついた。

だが、審議会が学長人事に口を挟むことに正当性はあるのか。

 

「大学設置基準」には、「学長となることのできる者は、人格が高潔で、学識が優れ、かつ、大学運営に関し識見を有すると認められる者とする」とある。

 

これは審査を行う人物の主観が入る余地が多く、恣意的に運用されやすいルールだ。しかも、「大学設置基準」は、文科省の内部ルールである「省令」に過ぎず、国家で民主主義的な手続きを経て定められた「法律」ですらない。

 

学長人事は、その大学が何を目指しているのかという教育理念の根幹に関わるものだ。それが審議委員の「主観」で左右されるのだとすれば、学問の自由は簡単に侵害される。

 

幸福の科学大学の学長候補者だった九鬼一氏は、グループ法人である「幸福の科学」で幹部を、幸福の科学出版で社長をそれぞれ務め、組織経営の経験が豊富な人物。さらに、学長候補となる前は、幸福の科学学園の理事長も務め、教育事業の見識を深めていた。

 

一方、尚絅(しょうけい)学院大学は、元文科省生涯学習政策局長の合田隆文氏を学長として迎えている。九鬼氏のようにひとつの組織体の責任者を務めた人物に適任かどうかの意見が付き、文科省の役人、しかも大学運営とは関係のない部署を率いた人物が学長として認められることに、合理的理由があるとは思えない。

 

また、京都精華大学の学長はマンガ家が務めている。マンガ学部を有する同大学の教授や学部長を経験した後の就任とはいえ、マンガ家が「大学運営に関し識見を有する」のかは疑問だ。

 

こうした事例を見れば、学長の基準というのはきわめてあいまいだ。こうした基準の存在は、文科省の権限を不当に拡大し、国民の自由を侵害する。それが、天下りがなくならない原因でもあろう。

 

文科省は、補助金支給や大学、学部設置の許認可などの巨大な権力を手放し、国民に学問の自由を保障すべきだ。

 

【関連記事】

2017年4月号 「天下り」と「大学認可」の深すぎる関係 - 文科省再就職口利き問題

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12634

 

2017年1月25日付本欄 善悪の基準が分からない「天下りあっせん幹部」 幸福の科学大学を不認可にしていた

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12523

 

2014年11月8日付本欄 幸福の科学大学「不可」答申に対する反論記事

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8698


台湾の与党・民進党の元職員が中国で拘束 台湾と中国の人権意識は「雲泥の差」

2017年04月02日 07時00分10秒 | 日記

台湾の与党・民進党の元職員が中国で拘束 台湾と中国の人権意識は「雲泥の差」

《本記事のポイント》

  • 台湾の与党・民進党の元職員が中国で拘束され、取り調べを受けていることが分かった。
  • 拘束された台湾人は、中国の人権侵害問題や民主化について情報を発信していた。
  • 中国当局が台湾人の人権を侵害する事態にならないよう国際社会による監視が必要。

 

中国に入国後、行方が分からなくなっていた台湾の男性が、中国政府に拘束され、取り調べを受けていることが、中国当局による会見で明らかになった。

 

拘束されたのは、台湾の与党・民進党の元職員の李明哲さん。19日にマカオから中国の広東省珠海市に入った後、連絡が途絶えていた。

 

李さんは中国の人権状況に関心を抱き、中国版LINE「微信」などを通じて中国大陸の人権問題や台湾の民主化に関する情報を長期にわたって発信していたほか、中国の知人に書籍を送るなどの活動を行っていた。

 

中国国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は29日の会見で、李さんは「国家の安全に危害を加える活動に従事した疑い」で取り調べを受けていると明かした。台湾の立法院(国会)内政委員会は中国側に対して、李さんの容疑の説明や家族への面会の許可などを求める臨時提案を決議した。

 

李さんの妻の浄瑜さんは29日、「夫の行為は文明国家の基準においては無罪だ」という声明を発表。31日に台北市内で行った記者会見では、「夫の苦痛を考えれば行動せざるをえない。政府は市民を見捨てないと信じている」と述べ、台湾の蔡英文政権に事態を打開するための対応を求めた。浄瑜さんは状況を把握するため、数日中に北京に向かうことも表明している。

 

 

台湾で議会を占拠した元学生らに無罪判決

台湾と中国は歴史的に、台湾の帰属問題で揉めている。中国は、台湾も領土の一つと考えており、台湾併合は建国以来の悲願でもある。しかし、2016年5月に台湾人の圧倒的な支持を得て発足した民進党の蔡政権は、親中派の国民党・馬英九前政権とは打って変わって、中国との統一を望まず、中国との関係を「現状維持」すると主張してきた。

 

台湾では、中国の政治的な圧力に反発する動きもみられる。3年前、中国との経済協力を深める貿易協定に対して学生たちが反発し、立法院を占拠した「ひまわり学生運動」が起きた。

 

この抗議活動で中心的な役割を果たした元学生など22人は、議会の占拠を呼びかけた罪などに問われていた。しかし台北地方裁判所は31日の判決で、「参加者は自発的に集まったもので、その訴えがもたらす利益と比べれば、損害は明らかに小さく、意見表明には正当な理由があった」などとして、全員に無罪を言い渡した。

 

 

共産主義の中国、民主主義の台湾

中国での拘束事件と、今回の台湾での判決を見比べてみると、中国と台湾の人権意識や政治体制は明らかに違うことが分かる。民主化に成功した台湾に住む人々にとって、中国への併合は「ありえない」と考えるのは当然のことだろう。

 

中国当局による台湾への政治的な圧力や人権侵害に対し、台湾人が泣き寝入りするような事態にならないためには、国際社会が中国の人権問題を監視し、必要な時には抗議する必要があるだろう。また、中国が軍事的な手段などを使って台湾の併合を強行しないよう、日米などが中心となって、中国をけん制することも必要だ。

(小林真由美)

 

【関連記事】

2017年3月28日付本欄 香港当局、「雨傘革命」主導者らを起訴へ 支配を強める中国共産党

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12790

 

2017年1月10日付本欄 香港議員、台湾帰りに暴行される 中国が恐れる香港・台湾の連携

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12443

 

2016年11月8日付本欄 香港「独立派」議員が失職 中国による香港自治への介入

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12176


幸福の科学学園の大学入試最終実績 東大2人、京大1人、早大28人など難関校に多数合格

2017年04月02日 06時58分24秒 | 日記

幸福の科学学園の大学入試最終実績 東大2人、京大1人、早大28人など難関校に多数合格

4月に入り、多くの大学が入学式を迎える中、全国の高校が合格実績を発表している。以前本欄で速報を出した幸福の科学学園についても、2017年の最終実績が出た。

 

幸福の科学学園高等学校の那須本校と関西校は、今春、合わせて東京大学2人、京都大学1人、早稲田大学28人など、難関大学に多くの合格者を出した。

 

 

那須本校は東大2人、早大24人、慶大6人

同学園の那須本校によると、最終実績は以下のとおり(3月31日時点)。

 

東京大学2人、東京工業大学1人、一橋大学1人、東北大学2(1)人、神戸大学1人、九州大学1(1)人、筑波大学1人、東京学芸大学1人、首都大学東京1人、大坂府立大学1人、宮崎大学1人、琉球大学1人(カッコ内の数字は浪人生、総数に含まれる)。

 

同校は2010年の設立以来、東大へは毎年2人以上の合格者を出し続けている。

 

このほか、私立大学の合格者も多数輩出しており、早稲田大学の合格者数はのべ24人にも上っている。主な私立大学の合格者は、以下の通り。

 

早稲田大学24人、慶應義塾大学6(1)人、上智大学5人、東京理科大学7(3)人、明治大学5人、青山学院大学3人、中央大学7(4)人、法政大学1人、関西大学2人、関西学院大学2人、同志社大学1人、立命館大学2人、津田塾大学1人、明治学院大学2人、南山大学1人、國學院大学1人、成城大学1人。

 

 

関西校は京大1人、阪大2人、早大4人、慶大1人

滋賀県にある幸福の科学学園の関西校は、開学後2度目の大学受験を迎えたが、以下の国立大学に合格者を出している。

 

京都大学1人、大阪大学2人、東京外国語大学1人、東京農工大学1人、電気通信大学1人、徳島大学1人、愛媛大学1人、兵庫県立大学1人。

 

関西校の主な私立大学の合格者は、以下の通り (カッコ内の数字は浪人生、総数に含まれる)。

 

早稲田大学4人、慶應義塾大学1人、同志社大学28(1)人、関西学院大学8(2)人、立命館大学5人、関西大学2(1)人、東京理科大学1人、明治大学3人、青山学院大学3人、中央大学2人、法政大学1人、学習院大学1人、東京農業大学6人、明治学院大学2人、國學院大学1人、日本大学7(2)人、東洋大学2人、駒沢大学7人、専修大学1人、京都産業大学1人、近畿大学9人、南山大学1人。

 

 

「徳ある英才」の輩出を目指して

幸福の科学学園は、幸福の科学の教育理念に基づき、宗教教育を基に人格の向上を求めながら実学も重視する「徳ある英才」の育成を目指し、2010年に栃木県に那須本校を、2013年に滋賀県に関西校を開校した。

 

那須本校、関西校は、いずれも開学以来、難関大学の合格者を出すなど高い実績を上げており、県内の教育関係者が視察に来るなど、地域での評判も高い。

 

また、学業のみならず、那須本校のチアダンス部はさまざまな大会で何度も優勝している。中学チームは、25日にアメリカ・ロサンゼルスで開かれた世界大会で3度目の優勝を果たし、高校生チームも28日に千葉で行われた全国大会で優勝を果たした。関西校の中学ダンス部もアメリカの世界大会で部門準優勝をしており、まさしく文武両道のモデルと言える。

 

卒業生の新たな門出を祝福するとともに、ますますの活躍を期待したい。

 

【関連記事】

2017年3月15日付本欄 【速報】幸福の科学学園 東大2人、京大1人、早大28人など難関校に多数合格

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2016年3月11日付本欄 【速報】幸福の科学学園の東大合格 那須本校5人 関西校1人

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11043

 

2015年3月25日付本欄 幸福の科学学園高校 難関大学に相次いで合格者

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9405